『同僚のマミ』
会社の同僚は24歳の女性である。
名前はマミとしておく。
お互い独身で酒好きなので、しょっちゅう二人で飲みに行く。
しかし、安月給のため大抵行くのは会社近くの立ち飲みである。
そんな、お互い気を使わない程度の関係の女性の話。
男女とも、基本はスーツ着用が多いわが社。
その子は大体パンツスーツのため、色気も何もない。
イベントの際は頑張ったのか、時々ひざ丈のスカートを履いているが、それでも所詮スーツはスーツである。
スカートになったところで色気がないのは大して変わらない。
しかし、あるイベントの時は違っていた。
その日は百貨店のホールを使ったイベントで、それなりの百貨店ということで会社として費用もかなりかけ、参加者全員気合いが入っていた。
連休初日ということもあり混雑が予想され、当日の朝礼から緊張感が漂っていた。
『いつもと違う服装』
その日マミを最初に見たのは、その朝礼の時である。
スーツ着用が多いものの、よほど派手な私服でなければ許容されるわが社。
イベントの際は華やかな格好の社員もいる。
しかしそんなイベントの日であっても普段はスーツばかりのマミだが、その日は女性らしい格好をしていた。
体型が出るぴったりとフィットしたニット。
ひざが少し出るくらいのスカート。
ジャケット着用のためきっちりとした格好には見えるが、それでも普段と比べると大違いである。
そして普段は意識してなかったが、胸がでかい。
ニットで強調されてエロい。
そんなこっちの視線を感じてか、朝礼が終わると声をかけてくるマミ。
「何かみんかやる気満々って感じですねー!」
お前もだろ!
とツッコミたくなるのを抑え、軽く世間話をするが、どうしてもちらちらと胸を見てしまう。
やはりでかい。
今まで気にしたことがなかった訳ではないが、体型が出やすい服を着たことで、その下の、脱いだ時のラインを考えてしまう。
いかんいかん。
まずはイベントだ。
おっぱいのことは忘れなくては。
『イベント中』
予想通りオープン時間を迎えると会場はすぐに人でいっぱいになった。
次から次へと途切れない来場客を相手し、控え室に戻る暇どころか、飲み物を飲む時間すらない。
しかし、昼前から急激に客足が落ち、2時頃になるとぱったり客が途絶えてしまった。
どうやら別の場所でイベントが始まったようで、食事してからそっちに流れた人が多いようだ。
そっちのイベントが終わり次第、また混雑が予想できる。
今のうちにと食事に行き、会場を回って備品の補充をし、休憩しようと控え室に戻るとそこにはマミの姿。
一足先に食事に行って戻ってきたようだ。
パイプ椅子に座ってスマホをいじっているマミに「お疲れー」と声をかける。
「お疲れさまですー」と顔をあげるものの、目が開いていない。
「おーい。寝てんの?」
「寝てますー」
寝てたら返事できないはずだが。
「いやー、朝からバタバタで疲れきったところにお昼が美味しくて控え室がポカポカで…」
起きてはいるが、眠くてたまらないようだ。
「忙しかったですねー疲れました…」
そう言いながら俯いていくマミ。
ダメだこれは。
ほっとこう。
とりあえずマミが座っている机の対面側に座る。
しばらくすると、すーすーと寝息が聞こえてきた。
本格的に寝たらしい。
『寝ているマミにいたずら』
まあどうせしばらくは客足も落ち着いてるだろう。
こちらもスマホをいじりながらちらちらとおっぱいでも盗み見ることにしよう。
そう思ってスマホを見ながらこっそりとおっぱいを眺め、しばらく経った頃。
どこからか「カツン」と音がした。
この部屋には自分とマミしかいない。
となると、マミが何か落としたのか?
周囲を見回しても何も見えない。
机の下だろうか?
椅子をずらして机の下を見てみると、マミの足元にスマホが落ちていた。
どうやら手に持っていたスマホを、本格的に寝た拍子に落としたらしい。
「おーい、スマホ落ちたよ」
とりあえず声をかけるも、起きる様子がない。
「おーい」
起きない。
そういえば以前、珍しく立ち飲みじゃない店で飲んでいた時も、妙に疲れていたのか途中で寝始め、起こそうとしても全く起きなかった。
しょうがないのでとりあえず拾ってやろうかと、机の下に潜り込む。
スマホはマミの足元に落ちているため、どうしても足に近づくことになる。
スマホを拾い、顔を起こした時に気づいた。
これ、パンツ見えるんじゃね?
『パンツを盗み見』
いったん冷静になり、机の下から自分の椅子に戻る。
マミの様子を伺うと、やはり起きる様子はない。
「スマホ落ちてるぞー」
念のため声をかけるが、やはり起きない。
こっそり机の下を覗くと、足が少しだけ開いているので角度的には見えそうだ。
しかし暗いのでそのままでは見えない。
照明がいる!
そこで、スマホのカメラモードでライトを常時オンにし、机の下に滑り込ませる。
マミの反応がないことを確認し、再び机の下を覗く。
見えた!
先ほどは暗くて見えなかったスカートの奥がよく見える。
パンスト越しなのではっきりはわからないが、色はピンクっぽい。
とりあえず満足して顔を戻す。
マミは相変わらず起きる様子はない。
『パンツを盗撮』
いったん満足した自分だが、せっかくなら記憶だけではなく記録にも残したいという欲求が出てきた。
「さすがに盗撮はまずくないか?」
そう囁く自分の声。
しかしこんな機会二度とないだろう。
そしてバレてもマミなら何とか誤魔化せるかもしれない!
意を決して再度机の下を覗く。
再びカメラ起動し、照明は常時オン。
撮るとなると撮影音は鳴るが、何とか乗り切れるはず!
スカートの中にピントを合わせ、手はそのままで顔だけ机の上に出す。
起きる様子はない。
いける!
カシャッと、思ったより大きな音がしてヒヤヒヤするも、マミに反応はなかった。
ドキドキしながらスマホを見る。
バッチリ撮れている!!
ミッションをやり遂げた感で、椅子に座り直し、マミの様子を眺める。
せっかくなのでと寝ているマミの様子も撮ってみた。
パンツもいいが、やはりおっぱいもいい。
柔らかそうだ。
そう思って眺めていると、また別の思いが出てきた。
おっぱい触っても起きないんじゃね?
『こっそりとおっぱいを揉む』
とりあえずまだ持ったままのマミのスマホを持って、マミの横に行く。
「スマホ落としたぞー」
拾って持ってきてあげたていで声をかける。
起きないのを見て、念のため肩を軽く叩く。
しかし起きる気配はない。
これはチャンス!
俯いているマミの横から、手を胸に近づける。
そーっと、そーっと近づけていき、手にニットの感触を感じる。
もう少し力をこめると、ブラの固さがわかった。
「もうちょっと…」
ブラに当たった手の平はそのままに、指を折り曲げていくと…、柔らかい感触が来た。
おっぱい!
そのまま2回、3回とおっぱいを揉む。
「ん…」と声を漏らすマミ。
ヤバい!
慌てて手を離し、「スマホ落ちたぞ!」と声をかける。
「あ…、寝てました?」とマミ。
危ないところだった…。
「寝てたよ。そろそろ客来そうだから起きておきなよー」
そう声をかけ、スマホをマミに渡す。
「あ。ありがとうございます」
心臓がバクバクしている。
これはいかん。
とっととこの場から去らねば。
逃げるように控え室から出てトイレに入り、画像と手に残る感触をネタに一度抜く。
イベント会場に戻ると、思った通り客足が戻りつつあった。
「充実したイベントになりそうだ…」