俺が社会人1年生の時、同僚から「今度、合コンやらないか」と誘われてしまった。
特に彼女がいない俺だったから断る理由もなく、それを快く受け入れる。
そこで同僚からもう一つ確認された。
「参加する女は熟女だけど大丈夫か?」。
俺的には20代の青い肉体から脱皮した、30代レベルの艶めかしい女性に魅力を感じる方なので「全然問題無いよ!」と笑顔で返した。
〇合コン女は高年齢の女ばかり…
合コン当日。
本来3対3で開催される予定だったが、もう一人の会社の友人が直前辞退。
その理由は未だ判らないが、いずれにしても男2人に女3人の方が俺的には有難い。
現地到着。
すると、女性3人は既に着席していた。
彼女達に近づき、まずは顔を見る…。
なんてことだ!
熟女と言うのは30代ではなく、40代以上のおばさんってことだったのか!
さすがの俺もここでゲンナリ…。
本日参加予定だった友人もいち早くこの事を察知したのかもしれない…。
俺たち2人は座席につく。
そして自己紹介が始まる。
この女3人の年齢は、47歳、48歳に56歳…且つ、ほとんどが離婚、バツ経験者らしい…。
どうやったらこんな女と知り合いになれるんだ…と、同僚の性癖が俺には理解出来なかった。
それにしても派手な化粧だ…
おまけにオッパイの割れ目が見えるほどの服装に、比較的肉体のラインもしっかり浮き出る、きつそうな衣装を3人とも身にまとっている…。
相当本日の出会いに期待していることが、俺には嫌なほど判った。
〇人生最大の過ち
こうなったら酒を呑んで時間が過ぎるのを待つしかない…と、思った俺は、ひたすらビールやハイボールをガブ飲み。
そんな俺に対し一番語り掛けてきたのが、56歳の中高年おばちゃん。
「芸能人の誰かに似ているわね…、あ、そうそうスマップの草薙君!」。
イイこと言うじゃねぇか…決して気分は悪くない。
でもこれが悪夢の始まり。
アルコールが既に回り切っている俺は、彼女のおだてに乗りながら、その後も二人で楽しくおしゃべりタイム。
そして合コンが終わるころ、周りも俺ら2人に気を遣い、俺がトイレに行っている隙にいなくなりやがった。
彼女は俺の対面から隣に座っている……
いつからこんな接近戦になったのか記憶にない。
そして「ねぇ、今日はまだ時間あるの?」と彼女に言われ、俺は絶対に了承したつもりはないが、彼女は俺の手を引っ張りお店を出ていく。
どこに歩いているのか判らない程酔っ払っている俺。
そして次に意識を取り戻した場所が、ラブホのベッドの上だった。
彼女は俺の肉体を美味しそうにリップしてくれる。
残念だが、さすが熟年女だけあってそのテクニックは素晴らしい…。
チンポを食ってきた!
それはマッタリしたフェラであり、しかも玉袋も丁寧に舐め、アナルにも舌を突っ込んでくる。
一瞬だが、本気で彼女が好きになりかける…。
彼女は俺の上に跨った。
騎乗位から腰をゆっくり振り出すと、段々猛獣のような鳴き声で激しく暴れまわる。
そしてラスト、彼女は暴れながらこう言った。
「アー、お願い、…アンアン、中にちょうだい…中に全部出して―」。
俺は、間違いなく彼女の中で全ての精子を出し尽くしたと思う…。
翌朝。
ふと隣を見ると例の彼女…嫌、化け物が眠っていた。
化粧など全く無くなり、顔の年輪が今までの人生経験を教えてくれる。
彼女がいびきをかいて寝ているなか、俺は静かに帰り支度をしてこの場を去った。
俺にとって人生最大の過ちだったことは間違いない。