・なかなかセックスしてくれない彼
私の彼って、かなり淡白なんです。
初めてのセックスも交際してから半年以上たった後でしたし、それからは1ヶ月に1回あるかないかです。
これって、付き合ってるの?
友達は週に1回以上はしてるって言ってたのに。
と、私は不満ばかりが募っていきました。
思いきって、セックスに誘ってみたんです。
そうしたら、すごい軽蔑の眼差しで見られてしまって。
それ以来、何も言えなくなりました。
女性からセックスに誘う事って、そんなに悪い事なのかなと思い悩みました。
でも、やっぱり私だってしたいじゃないですか。
悶々とする夜が続きました。
・彼の弱点
彼の弱点は、実はお酒なんです。
お酒に弱くて、すぐに眠っちゃうんです。
だから、普段から彼は家飲みしかしません。
私は、この日。
彼が珍しくビールを飲んでいるのでチャンスだと思いました。
言葉巧みにビールを多く飲ませて、彼をベロンベロンに酔わせました。
「もう。飲めないよぉ」
彼は、ヘラヘラ笑いながらやがて寝てしまいました。
私は、急いで服を脱ぐと彼も裸にしました。
起きている時は理性が働いて、彼はセックスを拒絶します。
ですが、酔ったら欲望が強く出ると言います。
たっぷり愛撫をしたら、もしかしたらセックスする気になるかもしれないと思いました。
私は、彼の体にピッタリと密着するとかなり長い時間キスをしました。
舌を絡めたり、唇を甘噛みしたりしました。
彼も気持ちよさそうにうっとりするので、私は作戦成功と思いました。
・愛撫に悶える彼
私は、彼の乳首を吸いながら性器を手で愛撫しました。
柔らかな感触だったのに、私が指で揉み揉みしているとだんだん固く熱くなってきました。
寝ていても、しっかりここは反応するのだと思うと、彼がたまらなくかわいく見えました。
「あ…っ、気持ちー」
彼の喘ぎ声って、けっこう色っぽいんです。
女性的ではないけれど、なんかもっと艶っぽいような気がしてきました。
私は、いつも彼が嫌がるフェラチオもしました。
なんだか、フェラチオは恥ずかしいからされたくないらしいんです。
私は、喉の奥深くまで彼を感じました。
彼は、よほど気持ちいいのか、ビクビクと何度も腰を震わせながら達しました。
彼がフェラチオを断る理由。
それは、早漏だったからのようです。
私は、その事を隠していた彼がたまらなくかわいく見えました。
私は、彼の体を隅々まで堪能しました。
・挿入しようとしたものの
そして、いよいよ挿入しようとしたものの、全然入らないんです。
なんとか性器を固定して挿入しようとするのですが、彼が寝返りを打ったりしてしまい、狙いが定まらないんです。
こんなにも難しいとは思いませんでした。
そして、ずっと刺激していないとすぐに萎えちゃうんです。
約30分ぐらい頑張りましたが、結局は諦めました。
こっちの方が疲れきってしまい、とてもではないですがセックスができる状態ではありませんでした。
目が覚めた彼は、なんだか違和感はあるらしく、しきりに何もなかったかと尋ねてきました。
私は、何もなかったよととぼけると、彼もなんとか納得してくれたみたいです。
セックスはできませんでしたが、彼を感じさせられた事はかなり嬉しかったです。