・2人の先輩
大学2年生の時に、高校時代の先輩2人(志保さんと、絵里さん)が遊びに来ることになりました。
2人とも専門学校を卒業し、すでに社会人となっているのですが、しばらく会わないうちに、ものすごく大人な雰囲気になっていました。
髪型とか、メイクとか服装とか。
社会人になると、こんなにも変わるのかと、ちょっと驚きでしたね。
女子高生が大学生になるときも、がらりと変わりますが、いかんせん、まだまだ学生気分。
社会人のそれとは、レベルが違います。
さて、そんな大人な2人の先輩ですが、実は僕は高校時代から志保さんに恋をしていました。
しかし、志保さんは、男子生徒からものすごい人気で、僕がどうこうできるような存在ではありませんでした。
そんな彼女がなぜ僕の家に?
実は、実家が近かったのと、中学、高校と同じスポーツをしていたので仲が良く、普通に話せる存在ではあったんですよね。
絵里さんとも仲が良く、なんというか、2人とは姉妹のような関係性だったというのが、一番わかりやすいかな。
ともかく、そういう経緯があって、今回僕の家に遊びに来ることになったというわけ。
・ワルノリ全開
やって来た2人は、かなりノリノリで、ビールとかおつまみとかを大量に持参していました。
すでに、お店で一杯やっていたようで、ちょっと出来上がっています。
序盤からワルノリ全開で、「エッチな本どこに隠してんの~」と、ベッドの下やクローゼットの中をあさり始めます。
あっけなく、エロ本を発見されると、明らかに折り目の強いページがあることに気付く二人。
そのページでは、2人の女性が1人の男性のペニスを弄んでいるシーンが収められています。
「ふむふむ。ここが○○のお気に入りってわけね」、と鋭い絵里さん。
続けて「やってあげよっか。そういえばさあ、○○ってさあ、志保のこと好きだったよね。目隠しした状態で、どっちがどっちか当てれる?」と、謎のゲームに発展。
おもむろにパンツを脱がされ、アイマスクで目隠し状態に。
昨日、今日とお風呂に入っていなかったので、ちょっと恥ずかしい気持ちもありましたが、流れに身を任せることにしました。
・世紀の大失敗
さて、2人が、くすくすと笑いながら、僕のペニスをランダムに弄んでいますが、目隠ししているからなのでしょうか、感覚が研ぎ澄まされています。
やたら気持ちが良くて、「あ、う」と、柄にもなく声が漏れてしまいます。
そんなことより問題なのは、志保さんを当てること。
頭の中でイメージし、どちらの手なのか、はたまた口なのかを、推理する僕。
そして、明らかに気持ちのいい「手」と「口」があることに気付きました。
とても細く長い指で、これは志保さんのそれに合致します。
口に関しても、どこかお上品で、ペロペロと品のあるしゃぶり方をしています。
かたや、雑な手コキと、下品なフェラ。
間違いない、前者が志保さんだ!そうこうしていると、「どう?どっちがどっちか分かった?」と尋ねてくる2人。
コクリとうなずく僕。
志保さんと思しき手コキを指名すると、そこからは、同一人物が一心不乱に手コキとフェラを施してくれました。
頭の中では、志保さんが懸命に処理してくれていて、イク瞬間も「志保さんっ」と、心の中で叫びました。
アイマスクを取ると、目の前にいたのは・・、残念、ハズレ、絵里さんでした。
「違うんです、志保さん、これは・・」わけのわからない言い訳をする僕。
何も違うことはありません。
気持ちがよかったのは、間違いなく絵里さんで、彼女の手コキ・フェラでイキたいと心から願いました。
人間の目というのは、なんというか、あてにならないというか・・。
ちなみに、この後、いろいろあって、絵里さんと付き合うことになりました。
世紀の大失敗を犯した僕ですが、結果的に最愛の人をゲットすることになったのでした。