『舐め犬とは?』
「舐め犬」って世間ではあんまり知られていないみたいね。
でも、字面からだいたい想像はできるでしょう?
これはひたすらクンニ(アソコを舐めるプレイ)でご奉仕してくれる男のコト。
そう、何時間でもね!
ちなみに舐めて舐めまくって濡れに濡れた後はがっつり挿入してセックスするなんて考えは大間違い。
女側が特別にそう求めれば別だろうけど、基本的には舐め犬はその名の通り舐めることに徹しなきゃいけないし、飼い主様の命令とあらばつま先でも何でも舐めるもの。
でも、ドMな男にはこれがたまらないみたいね。
『舐め犬の飼い方』
舐め犬を飼うのはそう難しいことじゃないはず。
SNSやその手の掲示板で見つけるのが一般的で、最近ではそれ専用のまとめサイトまであるみたいね。
年齢層や体型、職業も様々。
中にはハイステータス・ハイスペックな男もいるんだけど、飼い主様の前では一匹の忠実な犬。
ただしごくまれに10分くらいしか舐めやせずすぐに挿入を求めてくる奴や、忠犬になり切れない暴れ犬もいるから気を付けて。
じっくり慌てず、自分と相性の良いわんちゃんを見つけるのがいいわね。
おっと、くれぐれも「良い飼い主」としての責任も忘れないでね。
このわんちゃんを幸せにできるかどうかという視点が抜け落ちちゃうと、いくらドMでもいつか壊れちゃうから。
『舐め犬との一夜』
舐め犬と飼い主様は例えばどんな一夜を過ごすのかって?
まあそれは人それぞれだろうけれど、ワタシの場合はわんちゃんと会う前からちゃんと準備をするわね。
ちょっぴりファンタジーに寄ったプレイを長時間やるわけだから、アソコの入念な手入れは必須。
ほとんどのわんちゃんは強い匂いが出ても嫌じゃないとは思うけど、気持ち良く舐めてもらった方がわんちゃん側もテクに集中できるでしょうしね。
それから場所はほとんどの場合ホテル。
お金はかかっちゃうけど雰囲気が大事なプレイだし、自宅なんかで長時間ヤってると何かしらのハプニングが起こるものだからやっぱりお金をかけるところにはかけた方がいいと思う。
後の流れはプレイの内容以外は他とそう変わらないんじゃないかしらね。
シャワーを浴びて、雰囲気を高め維持しつつ舐めて舐めて舐めさせる。
もちろん、挿入なんてしたことはないわ。
これを寂しいだとかどうしてだとか言う人もいるけれど、別に男女が出会ったら挿入、子作りというパターンだけが正しいってわけじゃないと思うの。
私たちは文明的な人間であって盲目的に繁殖するだけの動物ではないし、女が主体的に性的快楽を求めるってコトも今までのようにタブー視されるべきでないとも思う。
もっと性は自由であっていいと思うのよ……
とそれはさておき。
舐め犬の強みは何といっても持続性よね。
明確なフィニッシュがない分長時間快感を得られるし、慣れれば何度もイクことだってできちゃう。
激しくガシガシってこともないし、他と比べると比較的安心できるものではあるわね。
一方、長丁場になるってことは相手との相性の良し悪しが大きく出るってことでもあるし、相手がどうしたら喜ぶのか、何をして欲しくないのかということをちゃんと考えなきゃってことでもあるからコミュニケーションはホントに大事。
女にしろ男にしろ、雰囲気を盛り上げるちょっとした工夫や心遣いができる子がモテる印象があるわね。
まあ、これは別にこういうプレイに限った話じゃないと思うけど。
ともあれ技術や経験は必要になってくるけど、こういう世界もあるわよってことで。
あるいはたまにはこういうプレイをしてみるっていうのもいいかもしれないわね。
ハマって戻ってこれなくなっちゃうかもしれないけど。