・告白成功
中学2年の頃、片想いしていたクラスメイトのマナに告白した。
彼女の返事は、意外なものだった。
「ありがとう……私も好き」
頬を染めて続けた。
「だけど、子供は結婚してからじゃないと作っちゃ駄目だと思うから、セックスは舐めるだけって約束して?」
正直唖然とした。
付き合うという事が、セックスに直結する事だとは、あまり思っていなかった。
・彼女のお家で
付き合い始めた週末、僕はマナの家に招かれた。
彼女の自宅は、高級そうなマンションだった。
「ようこそ」
彼女は僕の手を取って部屋に案内する。
告白して以来、スキンシップに遠慮がない。
「家の人は?」
「仕事だよ」
彼女の髪は少し濡れていて、強いシャンプーの匂いがした。
彼女の部屋は、綺麗に片付いていた。
ぬいぐるみが本棚に2つ置いてある他は、飾り気もない。
ベッドの上も、綺麗なシーツが敷かれ、よく整えられている。
椅子が見当たらずとりあえず、ベッドの端に腰掛けた。
「あ、良いの?」
彼女は言って、僕に抱きつきキスをしてから、スカートを下ろし始めた。
ベッド=行為の開始。
彼女はひょっとして淫乱というヤツなのでは?
・ナチュラルボーン舐められ子ちゃん
スカートを脱ぎ、パンツを下ろすと、マナはベッドの上に横たわる。
「舐めて?」
ややがに股気味に開いた足の付け根は、まだ毛はほとんど生えておらず、割れ目は一本のスジに近い。
僕は異様な興奮を覚えながら、そこに顔を寄せた。
僅かな毛から、先ほど嗅いだシャンプーと同じ香りがする。
肌にやや汗ばんだ湿り気があり、直前にシャワーを浴びた事が伺えた。
ネットのエロ記事で読むような悪臭は全くなく、むしろ僅かな彼女の肌の匂いと、シャンプー、同系列のボディーソープの香りが相まって、艶めかしい芳香とさえ思えた。
僕はスジを舌でなぞる。
「ふぁあああ!」
彼女が突然大きな声を上げる。
「痛かった?」
口をつけたまま、彼女に視線を向ける。
「……ううん」
彼女の手が僕の頭を撫でる。
「思ったよりも……何百倍も、気持ちよくて」
彼女が僕の方を向いて微笑む。
土手越しに、潤んだ瞳が見えた。
この表情を見られるなら、100万回でも舐めよう、むしろ舐めたい。
多分、僕が舐め犬の性癖に目覚めた瞬間だった。
・絶頂は舌だけで
僕は熱心に彼女のものを舐め始めた。
元々奥に溜まっていたように愛液が溢れ出す。
愛液を口に含みつつ、唾液と混ぜたもので彼女の肉を練り回す。
彼女のそれは、どこまでもふわふわと柔らかく、唇で食むとまた愛液が溢れた。
「もっとぉ……」
学校にいる時からは想像も出来ない甘い声を洩らしつつ、彼女の足が時折僕の頭を抱き込む。
僕は隅々までをドロドロになるまで舐め尽くす。
彼女の呼吸が高ぶるのに耳を澄ませ、クリトリスや中、際など、ポイントを探していく。
そして。
「んぁああ、ぁああ……」
くたり、と、彼女の身体から力が抜けた。
イカせることができた。
その嬉しさと共に口を離すと、ひくひく痙攣するそこから、じょろじょろとおしっこが溢れ出した。
・求道家はどのジャンルにも
その後、僕が舐め、彼女が乱れるという関係は続いている。
失禁するほどの絶頂は、それほど頻繁にはない。
当時よりはテクニックも上がっていると思うのだが、彼女としてもあの時が一番良かった、と言う。
芸術家の初期作が、最高傑作として残るようなものかな、と冗談にしてみたが、真顔で「上を目指してね」と言われた。
もちろん、そのつもりだ。
僕はまだ、この果てしなく続く舐め犬坂の道半ばに過ぎないのだから。