「田舎の小学校でのひと夏の思い出」
私が小学生中学年の頃の話です。
田舎の小さな小学校に通っていました。
私の学年は1クラスのみで、男女比が1:2ほどのクラスでした。
もちろん同性の友人もいましたが、異性の友人も多くいたため休日に一緒に遊ぶことはよくありました。
「同級生S」
Sという同級生は、特に仲のいい女子児童でした。
どちらかというとおとなしい性格で、動物に例えると猫のようなつかみどころのない同級生でした。
家も近く、遊ぶときはいつもSの家まで自転車で言っていたことを覚えています。
Sの家はいわゆる和風の豪邸で敷地内に建物が数戸あるほどでした。
私たちはいつも、Sの住宅とは別のホールのような建物で遊んでいました。
「ある夏の日」
ある日、私はSを含む同級生4人でいつもの場所で遊ぶことにしました。
移動手段はみんな自転車でした。
私は家が近所ということもあり、予定の時間よりも早くSの家に行き、遊ぶことにしました。
1時間ほど早くSの家につくと、予想通り私以外はまだ誰もついていませんでした。
外にいたSのお母さんに挨拶だけして、私はそのままホールへ行きました。
Sはそこにいるはずなのですが、見当たりません。
遊び道具になるようなものは用具室にあるため、先に一人で遊ぼうと思い用具室へ近づくと人の吐息のような音がして背筋が凍りました。
心霊現象ではないことを確かめたかったのかもしれません。私はゆっくり覗き込むように用具室の中をのぞきました。
吐息は奥の方から聞こえてきて、電気のついていない薄暗い室内に下を履いていないように見える少女がうっすら見えました。
「S?」
声を出してみると、急に奥の方からドンガラガッシャンという音がして私は驚いて後ずさりしました。
怖くなってホールを出ようとすると、用具室の扉の隙間からSの顔がひょっこり。
「来てたんだ」
少し乱れた髪で彼女は私にそう言いました。
早く来すぎてしまったことを軽く謝った後、二人で遊ぼうと外に出ようとすると、外は土砂降りの雨。
警報クラスの豪雨ででした。
呆気を取られているとSの自宅の方から、傘をさしてSのお母さんが歩いてきました。
「ほかの二人は、この雨だから来られないって。〇〇君もこの雨で帰られないでしょうから、やむまで休んでいきなさい」
そんなこんなで、わたしはSの家から身動きが取れなくなりました。
「Sの秘密」
結局二人で遊ぶことになった、私とSは室内でいつも通り遊びました。
少し疲れた私たちは、休憩室のような場所でゲームなどをして休んでいました。
突然、Sは私に聞きました。
「ねぇ、用具室でのこと、みてた?」
と私は見てないと伝えましたが、「えっち」とだけいわれて、訳が分かりませんでした。
そのあと、Sは私を立たせると、勢いよく私のズボンを下げました。
私は手にゲームを持っていたため、抵抗が遅れて丸出しになってしまいました。
「私だけ見られるなんてずるいよ」
と言われ、用具室にいたのがのがSで半裸の姿を見てしまったと薄々気づいており、罪悪感があった私は
「見たいならどうぞ」
といって、抵抗をやめました。
Sは少し驚いたような表情をしましたが、すぐに私のモノに視線を向けました。
ゲームをして気にしないそぶりを見せる私でしたが、体は正直ですぐに勃起してしまいました。
当時の私は、固くなる原因が何なのか知らなかったため、そのこと自体は恥ずかしいとは感じていませんでしたが、Sは勃ってきた私のモノを触り始めました。
さすがに驚いた私は、手を振りほどいて「なにするんだ」SにいうとSは
「小さいのが好きだから、自分で治めて」
と言ってきました。
どうやったら直るのかわからなかった私は、方法を知らないことをSに伝えるとSはクスッと笑うとジェスチャーでセンズリを教えてくれた。
私は、見よう見まねでやってみるとなんとも言えない感覚に包まれました。
当時スカートを履いていたSは、たくし上げてパンツをみせながら私のセンズリを鑑賞していました。
何かがこみあげてくるのを感じ、「なんか来ちゃう」と声に出すとSは驚いた表情であたふたした後、結局なにも用意できずに小さな手でお皿をつくり、私のモノの前に構えました。
すぐに発射。
漏らしてしまったという罪悪感と何とも言えない快感の余韻に浸っていると、Sの手の上には白濁の液体が動いていました。
勢いが良かったらしく、Sの服にも数滴かかってしまっていました。
急いで謝りながら、半裸のまま別の部屋にあったティッシュを取りに行き、隅々までふいてあげました。
自分に何が起きたのかは分かりませんでしたが、とても気持ち良かったことは幼い自分でもわかりました。
手と服を汚されたSもなんとなく嬉しそうだったように感じます。
『その後』
中学校からSとは別の学校となり、疎遠状態となっていましたが、高校生の夏祭りで故郷に帰ってきていたSと再会しました。
当時のことについてSも
「鮮明には覚えていないけど、〇〇君がかわいかったことは覚えているよ。あの時は強引にヤラせちゃってごめんね。」
とのこと。
当時、高校生の私は、その時に笑ってネタにできるほど大人にはなれていませんでしたが、大人になった今となってはいい笑い話です。