「SMプレイという特殊なプレイにハマったきっかけ。」
私は18歳のころからインターネットを通じてSMの愛好家の人たちと知り合い、実際に女王様やS男性から調教を受けていたことがありました。
SMプレイをやってみたいと思ったきっかけは幼少期にたまたまテレビで見たドラマで女優さんが緊縛されて苦しそうにしているのを見てなんとなく興味を持ってしまい、その後小学生時代に仲良かった友人の家に遊びに行った際に偶然友人の家族のものと思われるSMのコミックを見てしまったことで完全に性的嗜好がSMプレイになりました。
しかしSMは今でこそ風俗などでは主流のサービスになっているものの、20年前はまだまだ特殊なプレイで好む人は変態だというイメージが強いものでした。
さらに私は地元の高偏差値の大学に通学しており、周囲にいた人たちは皆SMどころか性的なものさえほど遠い場所にいるイメージが強かったです。
なので周囲にはこのような性的嗜好をオープンにすることなく、インターネット上でSMの愛好家を見つけてプレイに参加させてもらうようになりました。
「私が調教を受けた相手とは。」
私はインターネットを通じて何人かのSの人たちに調教を受けました。
さらにオフ会やサークルなどに参加したものを含めると、おそらく100人近いSの人から調教を受けていたと思われます。
メインで調教を受けていた相手は女性で、愛好家からは女王様の中の女王様と尊敬されている私よりも20歳ほど年上の女性でした。
普段は医療関係者として仕事をしながら、休日や仕事が終わってからは女王様に姿を変え、多くのMたちを調教するというものでした。
医療従事者なのでSMプレイに関しての技術も長けていて、一般の人がやると一歩間違えれば危険な状態にもなりかねない浣腸や導尿、針を使ったプレイも上手にこなしていて多くのMの人が彼女を慕っていました。
私もその女王様から浣腸や導尿をはじめとしたハードなプレイや逆さ吊りなどのリスクの高い緊縛を経験しました。
またその女王様が主催するSMプレイのサークルや愛好会では多くのSの男女と知り合い、日によっては私1人がMであとの参加者がSということもあり、常時全裸で緊縛されてSMプレイをしていることもありました。
「SMプレイをしていて特殊だと思ったこと。」
私はこのようなSMプレイを学生時代から始め、今の夫と交際するようになるまでの約6年間やっていました。
その間私は苦痛どころか痛みによって快感を得られるようになっており、特に男性器を挿入するといった性行為がなくても快感を得られるようになりました。
このSMプレイをしている中では途中で性行為をする機会はかなり少なく、女王様とはもちろん、サークルや愛好会で知り合ったS男性とも性行為をした記憶はほとんどありません。
むしろその場は私1人が全裸になっており、あとの人たちは皆コスチュームや普段着など服を着ており、その人たちが皆私の裸や性的な興奮をしている場面を見て性行為をしたくなるというのがほぼないというのがなんとも特殊だと思いました。
私の方も性行為がほぼないことで妊娠や性感染症リスクがほぼなくなるというのがとてもありがたく、それが余計にSMプレイに興じた理由かもしれません。