・お酒に弱い彼女
長く付き合っていると、彼女のいろんな習性が見えてきます。
例えば、かなりの偏食で好き嫌いが激しい事とか、意外と運動神経がいい事、実は両利きだった事、とか、付き合ってみて、いろんなことが見えてきました。
挙げていけばきりがありませんが、中でも驚かされた習性があります。
それは、お酒にやたらと弱い、ということです。
お酒に弱いけれど、お酒はものすごく好きで、翌日が休みの日は、仕事から帰ってくるなり宴会が開かれます。
で、すぐに酔っぱらうわけですが、決して悪酔いすることはありません。
ほら、いるじゃないですか、急に暴力的になったり、口が悪くなったり、目つきが鋭くなったり、態度が(悪い方に)豹変する人。
彼女はああいうのではなくて、むしろ逆。
めちゃくちゃ笑い上戸になって、常にニコニコしています。
口調も柔らかくて、彼女と一緒にお酒を飲むとすごく幸せな気持ちになるんですよね。
で、宴会がひと段落ついて眠りに入ると、翌日の夕方3時くらいまで、ノンストップで眠り続けます。
この間、一切起きることがありません。
爆睡というのはまさにこのことで、もう本当に泥のように眠り続けるのです。
何度か、寝返りを打ってベッドから落ちたことがありますが、それでも起きません。
ベッドに戻すために、体をゆすったり、軽くほっぺをたたいたりして起こそうとしても全く起きません。
仕方がないので、抱きかかえて、ベッドに戻しますが、この一連の動作の中でも起きることがありません。
スヤスヤと眠り続けています。
睡眠中のセックス
とまあ、それくらい爆睡中の彼女ですが、個人的にひそかな楽しみがあります。
それは彼女が爆睡している最中に、彼女とセックスをすることです。
結論から言いますと、寝ている間は、キスをしても、胸を揉んでも、お尻を揉んでも、クリトリスを擦っても、アソコやアナルに指を入れても、一切起きません。
また、体位を変えても起きません。
もうなすがまま、されるがまま状態。
アソコにペニスを挿入して、一心不乱にピストンしても、穏やかな寝息を立てています。
不思議なもので、そんな状態でもアソコはしっかりと濡れています。
自分の意思とは関係なく、体がきちんと状況に対応しているということでしょうか。
時々寝言を言うこともあります。
何を言っているのかはわかりませんが、ゲラゲラと笑いながら、ムニャムニャと理解不能な言葉を発するのです。
もしかして起きてる?と思って、声をかけても、やっぱり寝ています。
寝息やいびきを立てていて、それが演技でないことは一目瞭然です。
それにしても、ノーリアクションのセックスって、意外と満足できますよ。
普通は、そういうのをマグロとか言って、男性は毛嫌いする傾向にありますがね。
自分自身も、女性がセクシーに喘ぎ声をあげながら感じてくれている方が、テンションが上がりますし、興奮もします。
でも、ノーリアクションもたまにはいいですよ。
ま、今回のような睡眠中のセックスが、ノーリアクションにあたるかと言われれば、ちょっと違う気もしますが。
これからも伝えない
ところで、起床後の彼女はというと・・。
当たり前ですが、セックスをした記憶は全くありません。
でも、明らかにセックスをした形跡があるので、それとなく尋ねてきますが、「酔っぱらっていて記憶がないんだろ?」って言えば、全て丸く収まります。
多分、彼女は睡眠中にあれこれされている事に気付いても、怒らないとは思うんですけどね。
とはいえ、無駄なトラブルに発展しても嫌なので、これからも伝えるつもりはありません。
あと、お酒に弱すぎるので、飲み会の類に参加するときは、たとえ女性だけの会だとしても、必ず迎えに行くようにしています。
じゃなきゃ、都会の狼どもに何されるか分かったものじゃありませんからね。