・超美人だった姉の事が俺は好きだった
俺には5つ、歳が離れた姉がいた。
今でもそう思うのだけれど、姉はとにかく美人だった。
幼い俺でも、この世に姉以上の美人はいないと思っていたくらいだ。
「おねえちゃん!」
幼い頃の俺がそう言って姉に抱きつくと、姉はいつも俺を受け止めてくれた。
時には俺に口と口でキスをしてくれた事すらあったんだ。
もっとも、それは俺が3歳とか4歳の頃までの事。
姉が小学校の高学年になると、少し様子が違って来た。
俺が口をとんがらせて姉にキスをせがむと、なぜか姉は俺を避けた。
そして、気が付くと姉は俺と一緒に風呂に入ってくれなくなった。
「女の子はね、そういうものなの。」
俺が姉への不満を母親に漏らすと、笑いながらそう言われた。
もちろん、その時は母親が言ったその言葉の意味なんて全く分からなかったのだけれど・・・。
・高校生になった姉はさらに美人になった
テレビでアイドルとか女優を見ても、俺は今でもなんとも思わない。
それは姉の方が全然、美人だったからだ。
中学、高校へと上がるにつれて、姉はもっともっとキレイになって行った。
小学校高学年になった俺は、姉と弟という関係ではあったけれど、異性でもある姉がどんどん美人になっていくのを見て、それはドキドキとしたものだ。
姉の身体は、俺がその裸体を知っている頃のものじゃなくなっている。
胸は膨らみ、完全に女のそれになっていた。
家の中で、前に屈んだ拍子に姉のオッパイの谷間を見て、俺はどうしようもなくなってしまった。
幼いながらも姉と弟はそういう関係になってはいけないという事は知っていた。
けれど、出来れば姉の身体を自分の思う通りにしてみたい、そんな風に俺は思うようになっていた・・・。
・父親に犯される姉!姉の身体がいいようにされて・・・
あの日の事を俺は今でも忘れる事が出来ない。
俺は同級生たちと近所の広場で遊んで、夕方になって家に帰って来た。
母親はパートに出かけていないはずだった。
玄関を開けて家に入ると、そこには父親と姉の靴が並んでいる。
「ふ〜ん、もう帰って来てるんだ。」
少し訝しく思いながら、俺は家の中に入って行く。
「いや・・・、お願い、だからヤメて、お・うさん・・・」
何か、声にならないような声がリビングから聞こえてくる。
なんだろうと思いながら俺はリビングの方に行った。
するとそれまでかすかに聞こえていたその声はハッキリと聞こえるようになった。
「ダメェ、本当にヤメてぇ、いやぁ!いやぁぁ・・・」
それは姉の声だった。
そんな姉の声に驚き、俺は恐る恐るリビングを覗いた。
そしたらそこには信じられない光景が広がっていた。
「あぁぁ、んはぁっ、あっ、お願いだから、やめてぇ、お父さん!」
父親がソファに横たわる姉の上に乗っかっていたんだ。
しかも姉は制服のほとんどのボタンを引きちぎられていて、ブラジャーは完全にずり上げられていた。
露わになった姉の乳房を父親は、夢中になって手で揉んだり舐め回している。
姉は必死でもがき、そして時折、声を出して抵抗していた。
幼いながらも、俺は目の前で父親がしている事、そして姉がされているのがいけない事だと理解した。
けれども父親はやめようとしない。
「あっ、あっ、それはダメぇ、それだけはダメェ!」
急に姉の声が大きくなった。
その途端、父親は姉の両足を抱え込んで、自分のモノを姉のオマンコに挿入したようだった。
「・・・!!、んんっ、んぐぅ〜!!」
父親が腰を動かすたびに、姉がそんな言葉を発する。
俺は何とかしなくちゃと思いながらも何も出来なかった。
その時だ。
姉がこっちを見ている事に俺は気が付いた。
姉と目が合った。
その目は涙で濡れていた。
俺と目が合った姉は、それまで以上に彼女の顔は苦痛に満ちた表情になった。
けれどもそんな姉をまるで気にもせず、父親は彼女の身体を楽しみ続けていた。
・近親相姦の後。姉はどうしているのだろう?
姉は実の父親に犯されていたんだ。
俺は大好きな姉が目の前でそんな事をされているのに、何も出来なかった。
俺は気が付いたら家を飛び出していた。
正直に言うと俺はその日の、その後の事をよく覚えていない。
けれど、我が家ではまるで何事もなかったかのような日がしばらく続いたのは確かだ。
俺はその日以来、それまでと同じように姉に甘える事は出来なくなってしまった。
そして高校卒業と同時に、姉は家を出て行った。
何度か姉とは電話で話をした事がある。
けれど俺が大学を出て、社会人になった今でも、姉に会う事はなかった。