『友達とAVを観た夜に』
私の初めてのオナニーは中学2年生の時のことでした。
オナニーの知識は持っていましたがそういうのは男子や自制心のない人がやることで自分には関係のないことだと思っていたのです。
だってその時はあまり自分の性欲を意識したことがありませんでしたから。
そんな私が変わってしまったのは、友達の家に遊びに行った時に、友達が自分のお兄さんが隠してたエッチなDVDを持ち出してみんなで鑑賞会をしたのが原因でした。
他人のエッチを観るのはこの時が初めての経験だったのです。
内容は特にシチュエーションがなく女優さんと男優さんが会話をしながらカメラの前で絡んでいくようなものでしたが、男優さんが緊張する女優さんを優しくリードしていたのが印象的です。
そんなAVを友達4人でワイワイ観ていたのですが、一応私も背伸びしたい年頃だったので「こんなの普通でしょ」って顔をしていましたが内心では興味津々でした。
確認してないですが、案外友達もそうだったのでははいでしょうか。
一通り鑑賞して、あとは恋バナなどをして解散となったのですが、私の頭はAVの内容でいっぱいになっていました。
今まで感じたことがないドキドキがずっと続いて勉強も何も手につかず、お風呂に入ってさっぱりしようした私なのですが、気がついたら自分の身体を触っていたのでした。
『火がついた身体は止められなくて』
自分の身体を触ってみると、今考えれば当たり前なのですがAV女優さんに比べれば貧相な身体です。
それでも大きくなりつつあるおっぱいを触ると、自分でも乳首が立ってくるのがわかります。
下半身の方もなんだかんだ湿った感じがしてきました。
自分の性欲を受け入れられないので、お湯で濡れているだけと言い聞かせて急いで身体を洗ってお風呂を出ましたが、完全にスイッチは入ってしまいました。
結局お風呂をあがっても気持ちは収まらず、ついに私は自室でオナニーを始めてしまったのでした。
最初はスウェットの上からアソコをさすっていたものが、次第と刺激がたりなくなって強く擦るようになってしまいました。
『好きな男子にされる想像で』
間接的に触るのがもどかしくなった私はいつしかパンツに手を入れて、直接触り始めていました。
最初は椅子に座っていましたが、万が一親が入ってきたら大変なので布団に潜り込むと逆に安心して下半身を丸出しにしちゃっていました。
男優さんが指でかき回していたようなことはちょっと怖くてできませんでしたが、舐めていた雰囲気を思い出して優しく指を滑らせるとそれだけでも十分気持ち良いです。
慣れてくるとAVを思い出しながらしていたものが、次第に当時好きだった男子にされる妄想に切り替わっていました。
ずっと入り口のあたりを弄っていましたが、気分も高まってきたので少し指を入れてみるとびっくりするくらい湿っています。
彼のオチンチンが入ってくることを想像しながら、勇気を持って指を少し奥まで入れていくと思わず変な声が洩れてしまいまいました。
しばらく指を出し入れしているうちにどんどん声も大きくなっていきそうになりましたし、自分の中でイクという感覚がわからなかったので、十分満足できたと思ってそこで終わりにしました。
振り返るとイッてはいなかったはずですが、満たされた気持ちになっていたのは事実です。
始めたばかりの頃は少し罪悪感はありましたが、これを機に私は頻繫にオナニーをするようになっていき、いつしかハマってしまっていくのでした。