・はじめに
あれは数年前の夏のこと。
陰キャで年齢=彼女いない歴=童貞だった僕は、会社の仲間の悪ノリを断りきれず、「地元だろお前、なら案内しろよ」と酒の席で言われ游水海岸を案内することに。
運転手というより実際はパシリで荷物持ちや買い出しなどを当日させられていました。
「せっかくの休みの日なのに。もう帰りたい」などと思いながらテントで見張りをしていると陽キャの同僚や先輩らが戻ってきました。
女子大生くらいの若い子とOLのお姉さんらしき人を連れてイチャイチャしています。
酒に酔っているのかバカンス気分で羽目を外しているのか黄色い声が鳴り響きます。
「チャラいな」などと呆れながら見ていたのですが「ねぇ、君は?なんかつまんなそうじゃん。どしたの?」などと声をかけられました
・イマドキの子ってこんなにも軽いのか?
「いや、僕は別に…」
などと言っていると、
「空気読めよ」と先輩。
話を聞いていると医療関係に勤めているという女性から「ねぇ、名前はなんていうの?」などと言われます。
そこから普段の仕事の話をしたり、趣味はなになどと会話がどんどん進んでいきます。
テントにあったお酒や食べ物を女性らとともに食べる先輩ら。
「僕が全部買ってきたんだよ」などと思いながら静かに飲んでいると「このあと一緒できない?」などと先輩の1人が誘います。
「えー、ナンパー?」などとはじめは難色を示していた彼女らもまんざらではない様子。
「じゃあさー」などと言いながら
1組また1組と浜辺へと歩いていきます。
陰キャな僕は黙っていましたが「ねぇ、私、君に興味あるかも」などと茶髪ロングなおねえさんに言われました。
・人目のつかないところで…
「ね、ちょっと一緒に歩かない?」
などと言われ炎天下の中、テントを出ます。
「あっつー、冷たいシャワー浴びたいね」
などとまぶしそうにしている彼女。
大きく柔らかそうな胸の張りに目を奪われていると、
「見てるのバレバレなんだけど」
「あっー、やっぱ興味あるんだ」
などとからかわれました。
「可愛い。ねぇ、きみ、童貞でしょ?いいよ。こっちにおいで」
とすだれの垂れた空きスペースへ手を引かれました。
「ほんとはシャワー浴びてからがいいんだけど混んでるしね」
「な、何するんですか?」と引き気味に言うと
「触ってみたくないの?」などと言ってきます。
「いいんですか」と言えば
「そういうの冷めるから。いいよ。乱暴しないのなら。たまには童貞相手がいいっていう人もいるんだよ~。私、女なんだって実感するもん」
・海辺のホテルでセックス
聞けば最近、立て続けに彼にフラレたとのこと。
自分を魅力的に思ってもらえる体験がしたかったと語っていました。
最初はエスコートしていた彼女でしたが乳首やクリトリスを攻められ、バックで挿入されると童貞の僕なんかでも彼女の喘ぎ声を聞くことができました。
乱れた髪の毛と口元のホクロが色っぽかったです。
甘い吐息が今でも耳元でするような最高のセックスでした。
あんなに元気だった彼女もセックス後は大人しくなり快楽の余韻を感じているようでした。
今でも忘れられない夏の思い出です。