・マッチングアプリで知り合った彼
私がマッチングアプリに登録したのは、彼以外の人と遊んでみたかったからです。
彼は、セックスにはあんまり興味がないみたいで、月に1回。
まるで行事のようにセックスをするんです。
彼のことは嫌いじゃないけど、私はもっと求めてほしいんです。
そんな解消されない欲望から、私はマッチングアプリで好みの男性と遊ぼうと思ったんです。
そして、1人の男性と出会いました。
その人は、既婚者だそうで、私と同じように遊ぶ相手を探していました。
意気投合した私たちは、早速ホテルで待ち合わせをしたんです。
見た目は、優しそうな人で、なかなかの美形でした。
年齢は、私よりも6歳年上の34歳で、脱いだらかなりの筋肉質。
私は、期待に膨らむ胸を押さえて、まずはシャワーを浴びてくると言いました。
すると、男性は変なことを言うんです。
「シャワーは浴びないで」
なぜかと聞こうとしたのですが、なぜか聞くのを躊躇ってしまったんです。
・告白
促されるままベッドに座ると、男性は私のストッキングと下着を脱がしてきました。
そして、自分の性癖について話し出したんです。
「僕ね、スッゴいMなんだ。あなたは、すごく理想の女王様に似てるんだ。あ、挿入はしたくないんだ。僕のことは、舐め犬って呼んで命令して」
あまりにもすごいことをサラサラ言われて、私は唖然としました。
M?女王様に似てる?挿入はしない?舐め犬?もう、訳がわかりませんでした。
でも、舐め犬には興味があったんです。
これまでの彼氏でクンニしてくる人はいませんでしたし、リクエストするというのも恥ずかしかったです。
「舐めさせてください。女王様」
彼は私の足の指を一本一本舐めると、うっとりと囁きました。
チラッと見える舌。
あの舌に舐められたら、どんな気持ちがするのだろうと考えた瞬間。
私のアソコがキュンとしました。
期待が、止められませんでした。
「舐めて、ください」
私が言うと、彼は嬉しそうにニッコリ笑いました。
私は、これから未知の領域に自分から踏み込むことになると、ギュツと唇を噛み締めました。
帰るなら今しかないと思いながらも、私は自らスカートをたくしあげ、アソコを彼に見せました。
・ルール
彼には、いくつかのルールがありました。
まずは、敬語を使わないことです。
彼は、命令されると燃えるタイプらしく、私には上から目線で接してほしいといってきました。
正直、苦手だと思いました。
私は、彼にさえ強く言えないタイプなんです。
そんな私が命令なんてと思ったのですが、彼はぜひお願いしますと頼んできました。
そして、服は脱がないようにというのも彼のルールです。
彼は、クンニだけしたいらしくて、胸には興味がなく、スカートを捲ることにもかなり興奮するらしいのです。
私は、本当にそれで満たされるのかと不安になりました。
・新たな快感
「さっさと舐めなさいっ。あんたには舐めることしかできないんだからっ」
私は、命令することの楽しさを知りました。
私の言葉を聞いた彼は、まるで尻尾を振る犬のように喜び、そして私のスカートをめくり、ペロペロと舐め始めました。
「あっ、すごいつ」
高速に動く舌に、私は腰をくねらせました。
彼の舌は、まるで挿入された時と同じぐらいの快感が広がりました。
「あっ、もっと激しくしてっ、こののろまっ」
私が言えば、ますます彼は喜び舌を激しく動かしました。
驚くことに、彼は本当に舌だけで私を感じさせたんです。
舌は、まるで指のように様々な動きをしました。
ゆっくり動いてみたり、回転させてみたり、舌は生き物のように動きました。
「ああっ、ダメぇ」
ビクビクと身体を震わせて私がイクと、彼は私を四つん這いにして、後ろから更に舐めてきました。
「あっ、んっ、あっ、気持ちいい」
奥の奥まで入った舌は、豆の部分を集中的に舐めてきました。
もう、耐えられなくて、私はまたイッてしまいました。
「はぁ、すごい美味しいね。僕の好きな臭いだ」
彼は、私のアソコに唇を押し当てると、わざと音を立ててジュルジュルと吸いだしました。
私は、こんなにも気持ちいいことがあるのかと感じながら、何度もイッてしまったんです。
・オマケ
彼はかなり満足したようなのですが、私としては不完全燃焼でした。
確かに、何度もイッちゃいましたが、やっぱり最後までしないと気持ちよくないです。
すると、彼はオマケだと言って、私の中に挿入してくれました。
「これ、オマケね」
そう言って、乱暴に突き上げられ、私は声を上げ続けるしかありませんでした。
「ねぇ。また舐めさせてよ」
下半身だけ裸にされ、自分が放ったものでドロドロになったシーツの上で、まるで獣のようなことをしたと、今更ながら思いました。
その男性とは、それっきり会ってはいません。
連絡をとろうとしたら、携帯電話はすでに使われてなくて、マッチングアプリもやめたみたいです。
今でも、彼の舌の感触が忘れられなくて、私は次の舐め犬君を探しています。