●はじめに
最近の若い人の性の知識は、どうなっているのか気になる人は多いでしょう。
これからその若い人の性の知識や、セックスの経験率などについて話をして行きます。
ここでの若い人というのは、主に女子高校生辺りが中心になっています。
そして、若い人の性の知識についての問題点も話して行きます。
●女子高校生のセックスの経験率
2011年に統計を取ったところ、女性の高校生では、23%がセックスの経験があるとなっています。
これは女子高校生の5人に1人以上は、セックスの経験があるということです。
この数字は、多いと言えるかもしれません。
または、平均的な数字と言えるかもしれません。
一方で同じ高校生でも男性の方は、セックスの経験率は15%になっています。
日本の人口の男女比は、男性の方が少し多いという結果が出ています。
そうなると、このセックスの経験率は、女子高生の方がセックスをすることに積極的と考えてしまいます。
逆に男子高校生の方は、セックスには消極的となるでしょうか。
しかし女子高生がセックスをするのであれば、男性の相手が必要です。
そして、その相手がもし男性高校生であれば、最近の男子高校生は、セックスをする人と、しない人で人数に差があると考えられます。
構図としては、セックスに積極的な男子高校生は、複数の女子高生とセックスをしていることになります。
さらに、セックスをする男子高校生は、複数の女子高生の処女を奪っているという話になります。
しかし実際には、統計の数字しか分かりませんから、ちょっと妄想が入っている話になってしまいますね。
とりあえず、女子高生のセックスの経験率は、5人に1人以上というのは事実です。
●女子高校生の性の知識と問題点
女子高校生のセックスの経験率について考えると、いろいろ妄想が湧いてきてしまいますが、ここでは、女子高校生の性の知識に関する問題点を話して行きます。
まず、芸能人などの著名人が、できちゃった婚をすることが増えています。
これには、今の若い人たちは避妊の知識が乏しかったり、意識が低いのではないか?という意見があります。
そうなると、最近のセックスを経験している女子高生は、性の知識があまりないという可能性があります。
実際に、芸能人のできちゃった婚のニュースは、確実に増えていますから、性の知識があまりないまま、セックスを経験している女子高生が多いという問題点が考えられます。
また、セックスを経験した女子高生は、いじめにあった経験者に多いという統計もあります。
いじめにあって辛いから、セックスをすることに逃げてしまうのでしょうか?
いずれにせよ、いじめ経験者とセックス経験者の統計が正しければ、これも今の女子高生の問題点となります。
しかし、男子高校生のセックス経験率の低さを考えると、女子高生のセックスの相手は、高校を卒業している年齢の男性が多いと考えられます。
それぐらいの年齢の男性であれば、正しい性の知識を持っている人が多いはずですから、女子高生としては安心してセックスの相手ができると言えます。
ただ、日本の学校教育では、セックスのやり方を教える授業はありません。
妊娠の仕組みなどは、授業でしっかり教えますが、コンドームの実物を持ってきて、授業で使い方を教えるということは、日本ではないです。
そうなると、女子高生の性の知識の問題だけではなくて、日本の学校での性教育に問題があるという話になってきます。
実は国レベルの教育問題と言えるかもしれません。
女子高校生の性の知識がどうこうという話だけでは、ないのかもしれません。
●海外での性の知識とその授業と日本の状況
海外のある国では、小学生にコンドームの実物を持たせて、使い方を教えるそうです。
小学生にそこまでやらせるのかと考えてしまいますが、最近の芸能人のデキ婚ニュースの多さを考えると、正しい性教育にも思えてきます。
何故ならば、日本の多くの若い人は、アダルトビデオや動画を見て、性の知識を身につけるからです。
女子高生に限ると、年上のセックスの相手をする男性から、性の知識を教わることが多いかもしれません。
そしてアダルトビデオや動画では、性の知識をオブラートに包まずに、直接のプレイで教えてくれます。
これはこれで大きな効果がありますが、成人向けのアダルトビデオや動画で、セックスなどを学ぶのであれば、学校で習った方が良さそうに思えます。
成人向けというのは、その名の通り子供は見ることができません。
しかし実際には、多くの子供は隠れてこっそり、アダルトビデオなどを見ています。
特に最近は、パソコンやスマホを使用して、簡単にインターネットのアダルト動画を見ることができます。
性教育は大事なことなのに、これは何やら歪で変な状況になっていますね。
●最近のアダルトビデオはコンドームを使わない
実はこれが一番大きな問題かもしれないですが、最近のアダルトビデオでは、コンドームを使わないセックスをすることが多いです。
コンドームを使わない演出にした方が、視聴者からの反応が良いからです。
そして、コンドームを使わないセックスをしている、アダルトビデオを見た、女子高生や若い人たちは、避妊などのためにコンドームを使わなくても良いのかという、間違った性の知識を身につける危険があります。
アダルトビデオの製作者は、性教育の作品を制作しているのではありませんから、視聴者が間違った性の知識を身につけることよりも、ビデオが売れるか売れないかを考えています。
そう考えると、学校で正しい性の知識を教えることが必要に思えます。
特にセックスと避妊のやり方については、しっかり教える必要がありそうです。
最近のコンドームを使わないアダルトビデオは、演出だと教えなくてはならないでしょう。
●おわりに
女子高生の性の知識や、セックスの経験率という話から始まりましたが、最終的に、日本の学校の性教育の問題の話になりました。
女子高生のセックスの経験率は、なかなか高いですから、特に学校の性教育は重要になるでしょう。