〜大学時代の私〜
大学に入ると周りの人達は友達同士で付き合ったり、サークルやバイト先で恋人をつくっており、いまだにそういった経験がない自分に劣等感を感じていました。
皆は中学生や高校生の頃には初めての恋人とかがいたのかなぁ、この歳にもなってそういう経験がない私は少数派なのかなぁといった事を気にしており、いまだに処女であるということがバレてしまうと引かれたり、バカにされたりするんじゃないかと考え、極力そういう話題にならないように気を付けていました。
そういう話題になった時は、自分に話題を振られないと、自分の見た目は恋人がいなさそうに見えるから振ってこないんじゃととにかく自信がありませんでした。
〜初めての社会人〜
大学卒業後、就職とともに初めての一人暮らしを始めました。
その頃には24歳になっていましたが、相変わらず私に男っ気はありませんでした。
年齢を重ねれば重ねるほど処女であるということが重くのしかかり、これから恋人ができたとしても、処女であるということで重いと思われたり、引かれたりして嫌われたらどうしようと思っていました。
早くなんとかしたいとは思っていたのですが、何とかする方法もわからず、ただただ時間だけが過ぎていきました。
〜悩みを聞いてくれた先輩〜
初めての会社で私はうまく馴染むことができず、毎日のように仕事ができないと怒られていました。
地元から離れた地で就職したこともあり、友達もおらず、新しい知り合いをつくることもできませんでした。
そんな時、同じ会社に勤める5歳年上の営業さんがご飯に連れて行ってくれ、話を聞いてくれました。
男慣れしていない私にとって、男の人と2人でご飯というのはとても緊張するものでした。
車の助手席に座っているときも、つまらない人間だと思われないよう必死に会話を繋ぎました。
しかしそれも何度か繰り返すうちに少しずつ慣れてきて、いつの間にか2人で夜にドライブに行くようにもなりました。
〜突然の初体験〜
ある夜、いつものように2人でドライブに行きました。
海辺の駐車場に車を停め、ぽつりぽつりと話をしていました。
そして無言の間ができた時、突然手を握られました。
いきなりのことに頭はパニックでしたが、なんでもない振りをしました。
すると次に胸を揉まれました。
こんな時にどういう反応をするのが正解なのかわからず、でも何も反応しないのもおかしいしと必死に頭で考え、もしこのままそういう行為に及んだとしても途中でバレるのならと思い、「私…初めてなんです…」と打ち明けました。
すると彼は勘違いをしたようで「車の中でするのは初めて?」と聞いてきました。
それに対して私が「こういう行為自体が初めてなんです…」というと驚いた様子を見せ、手を引っ込めました。
そして明らかに動揺している風に口元に手をやり、私から体を離して窓の外に顔を向けてしまいました。
しばらく無言が続く中、私は何もいえず、やっぱりこの歳になっても処女であるというのは引かれるのかなぁと落ち込んでいました。
それから暫くが経ち、無言に耐えきれなくなった私が「やっぱりこの歳で処女とか引きました?」と聞きました。
すると彼が「そういうんじゃなくて、その、俺が初めての相手でいいのかなと思って。ほら、初めてって女の子にとって大切なんだろ?」と言ったのです。
引かれたわけじゃなかったんと思ったら途端にホッとし、それと同時にこれまで見たこともない動揺っぷりを思い出し、笑えてきました。
そして私は「◯◯さんがいいです」と伝えました。
「本当にいいの?後悔しない?」という質問に頷くと、私の方に寄ってきてくれ、
頬に触れられました。
「キスも初めて?」と聞かれ頷くと彼の顔が寄せられました。
やり方なんて何もわからず、頭の中がいっぱいいっぱいになっていると「舌を出して」と言われました。
言われた通りにするとその舌を咥えられ、驚いて思わず声が出てしまいました。
何度かキスを繰り返し私が慣れてきた頃、服の下に手を入れられ、ブラジャーのホックを外されました。
「見ていい?」と聞かれ、恥ずかしながらに頷くと服をたくし上げられました。
私の胸を見て「可愛いね」という先輩にどう返していいかわからずにいると、先端を舐められました。
初めての行為にかるくパニックになっていると先輩の手が私のスカートの中に入ってきました。
自分でも触ったことがない場所をパンツの上から何往復か撫でられた後「いい?」と聞かれ頷きました。
先輩は助手席の前側に潜り込み、私の下着を下ろして私に三角座りをさせると私のソコを舐めてきました。
そんなところを舐められるなんて思わなかった私は、恥ずかしさと申し訳なさで慌てて彼の頭に手を置き、顔を離させようとしました。
しかし彼はそのまま舐め続け「気持ちいい?」と聞いてきました。
ただただ恥ずかしく、自分の顔を手で覆いながら「わかんないっ」と答えました。
そして「指入れていい?」と聞かれ、ついにきた!と思いながら頷きました。
初めてその場所に入れるということに対して、きっと痛いんだろうなぁと覚悟をしていましたが、意外にも痛くなく、その後本数を増やされても痛みはありませんでした。
そして彼から「もう我慢できないから入れていい?」といわれ、私でそれだけ興奮してもらえてることが嬉しく、「いいよ」といいました。
ついに私は大人になるんだと期待し、彼に任せたまま彼のモノを受け入れた途端、信じられない激痛に襲われました。
指で痛みを感じなかったから安心していたのに、それとは全く違うメリメリとした痛みに思わず涙が出てしまいました。
「大丈夫…?」と聞かれ、これで痛いなんていったらもうチャンスがないかもしれないと思い「大丈夫…っ」とは言ったものの、この痛みはいつまで続くんだろうと思いました。
そしてやっと彼から「全部入ったよ」といわれたのですが相変わらず痛みが続き、動く彼に対して思わず「早くイッて!」と言ってしまいました。
必死に耐えていると彼がモノを抜きました。
心配になって「イけた?」と聞くと「うん」と答えて頭を撫でてくれました。
私で先輩がイけたこと、そしてやっと処女でなくなったことがとても嬉しかったです。