お尻の穴に物を突っ込まれるのに元々抵抗があったのに
元々かなり保守的な私は、お尻の穴に物を突っ込んだり突っ込まれたりするなんて去年まで考えたことはありませんでした。
セックスするのはもう一つの穴でのみ、アナルでのプレイはAVなどで見かけたことはありましたしやったことがあると教えてくれた友達もいましたが、自分ではお尻の穴で気持ち良くなるなんて自分には縁のない話だとばかり思っていました。
でも人って何でもやってみないと分からないものです。
何がきっかけで自分の身体のことを発見するか分からないものなのです。
まだまだ発展中のことですが、最近アナルが段々開発されてきて、肛門でのセックスも楽しめるようになってきました。
まだまだですけどね。
実はきっかけは元々全然変態ちっくなことやエッチなことではなかったのです。
去年また久しぶりに痔になってしまい、なんとそれがきっかけで肛門で色々敏感に感じるようになったのです。
変態ちっくな感覚でも色々と感じるようになって行っている自分がいることも今でも不思議に感じます。
痔になり始めて肛門科の先生に器具を挿入されたときの異物感
実は痔になったのは人生で二回目で、一回目は特に病院で診てもらうことはありませんでした。
でも去年の冬になってしまった痔はかなり酷く、内痔核ができてしまい、肛門の中にイボができてしまったのです。
そのイボが度々何らかのきっかけで肛門から出て来ることが続きました。
市販の薬を外から塗っているだけでは何も効果はありませんでした。
本当は注入式の薬を入れるべきだったのですが、どうも肛門の中に物を入れることに抵抗があったため、できませんでした。
小さい頃座薬をお医者さんに入れられたときの気持ち悪さのことは少しだけ記憶にありましたが、それを自分でやるなんて抵抗が益々ありました。
でもあまりにも酷い痔だったので去年は肛門科に行って診てもらったのです。
その際、横になって壁を向き、先生にお尻の穴、つまり肛門に器具を二回に分けて突っ込まれました。
一度は小さめのカメラのようなもので、二度目はよく分かりませんが恐らく肛門がよく見えるように肛門を広げるための器具かもしれません。
とにかくそのときの違和感と気持ち悪さ、そして痛さが記憶にはっきりと残りました。
でも正直な話、カメラを入れられたときは痛くはなく、慣れない感触の違和感を感じただけでした。
痛かったのは二度目の器具の方でした。
注入式の軟膏を注入したりしているうちにアナルが開発され
肛門科の先生からはやはり注入式の軟膏をもらったので、それを何としてでも毎日朝晩入れなくてはなりませんでした。
抵抗はあったものの、鏡を自分の後ろのおき、ゆっくりと軟膏が入った小さな容器を肛門に挿入してみたら、意外と全然痛くありませんでした。
挿入して軟膏を絞り出したときにはひんやりとした成分がお尻の中に入っていき、不思議な気持ち良さに襲われてしまいました。
この感覚ですね、私のアナル開発への小さな第一歩は。
薬からやがて綿棒、綿棒からやがておもちゃに
そのうち肛門科の先生からもらった薬は全てなくなったのですが、その時点では肛門に薬の容器を挿入することにはすっかり慣れており、快感さえ感じるぐらいでした。
でもまた肛門科に行って薬をもらうのは面倒に感じた上、用はイボを肛門の中に押し込んで収めておけば痔の症状は出ないということを発見したのでした。
そこで思いついた対策は、イボを引っ込めるために、綿棒の先にワセリンを塗るのです。
そして鏡を見ながらイボに向かって綿棒を差し込んで行き、ゆっくりと挿入して行くのです。
と、そのとき、何も考えずに綿棒をそのままグリグリ肛門の中で動かしました。
イボが中にないか確かめたかったのですが、そのうちそんなのどうでも良くなっていきました。
くすぐったくて少し痒く、でも快感も混じった不思議な感覚なのですよね。
この「綿棒でイボを押し込む」ことを二週間続けた後、後には押し入れにしまってあったペニス型のおもちゃを取り出したのでした。
去年ある飲み会のゲームで当たったおもちゃでしたが、私とは縁のないものと思いながらも捨てることはできなかったので保存しておいたのです。
何日かに分け、そのおもちゃを少しずつ、どんどん奥まで挿入して行ったのです。
そう、一人でアナルプレイをしようとしていたのです。
ワセリンを塗ってからの挿入だったのでわりとスムーズでした。
そのうちそのおもちゃの電源を入れてグルグル私の肛門の中で回しまくり、気持ち良くなって行く自分がいました。
なんだか怖いですが、こういうことで今まで味わったことのない一人アナルプレイができてしまうことを発見してしまいました。
痔の症状はもうすっかり治まっていますが、週末など退屈なときには定期的にこのセルフアナルプレイをひっそりと楽しんでいます。
まさかのきっかけでこういう気持ち良さを発見してしまうとは去年以前は思ってもいませんでした。