・重度のブラコン
私は、自他共に認めるブラコンです。
7歳離れた兄がいるのですが、妹の私の目から見てもかなりのイケメンなんです。
かなりモテているみたいで、お兄ちゃんが高校生の時には毎日のように女の子達が遊びに来ていました。
兄に彼女ができるたびにヤキモチを妬いていました。
クラスメートがアイドルに夢中になっていても、私は兄一筋でした。
友達から、「ブラコン」と言われても全然気になりませんでした。
私が高校生になった頃、兄は既に社会人になっていて更に魅力的になっていました。
兄が出張でいない時には、こっそり兄のベッドで寝ていたんです。
こんな自分は変だとずっと思っていました。
きっと、私にとって兄は初恋の相手なのだと思います。
絶対に叶う事がない初恋。
この気持ちをどうしたらいいのだろと、思春期の私は悶々と過ごしていたのです。
・初めての快感
ある日。
友人からエッチな漫画を借りました。
学校で性教育は受けましたが、具体的に男女がどのようにセックスをするのか初めて知りました。
男性の目の前で、女性が自慰行為をする場面に衝撃を受けたんです。
一人でも気持ちよくなれるなんて、考えた事もありませんでした。
兄が友人達と旅行に行った日。
私は兄のベッドに寝転んで、漫画の主人公と同じように自慰行為をしました。
下のパジャマと下着だけ脱いで、仰向けになり両足を開きます。
誰も見ていないというのに、やたらドキドキしました。
ワセリンを指に塗って、そっと穴に潜り込ませます。
思ったよりも滑りが良くて、スルッと奥まで入ってしまいました。
その時、漫画に出てくる場面が浮かびました。
恥ずかしそうに自慰行為をしている主人公。
そして、それをジッと眺める恋人。
見つめられ、余計に気持ちが高ぶる主人公。
(もし、こんな姿をお兄ちゃんに見られたら・・・)
思った瞬間。
私は、触れたところがジーンとしてくるのを感じました。
指が当たる度に、気持ちよくて止められないんです。
これが快感なんだと、私はぼんやり思いました。
初めての自慰行為に、私は少しだけ大人になった気がしたんです。
・エスカレートする行為
初めての自慰以来。
私の行為はどんどんエスカレートしていきました。
兄のTシャツを着てした時には、その匂いに興奮しました。
まるで、兄に抱かれているような気がしたんです。
最初はぎこちなかった自慰行為も、次第に慣れてくると指の本数を増やしたり、角度を変えたりとテクニックを覚えるようになりました。
いけない事とは思いましたが、兄の寝顔を見ながらした事もあります。
試験が近くなったり、学校で嫌な事があると必ず兄のベッドの上で自慰してました。
気持ちよさに、嫌な事も全て吹っ飛んでしまったんです。
ですが、指では物足りなさを感じるようになりました。
ある日、兄がいつも愛用している万年筆が目に入ったんです。
こんな物を入れて、大丈夫かと思ったのですが、もう欲望を抑える事はできませんでした。
気がつくと、四つん這いになり万年筆をアソコに入れていたんです。
指とは違う太さと感触に、たまらなく感じてしまいました。
使用した後、ちゃんと拭いてから万年筆は元の場所に戻しました。
兄が万年筆を使う姿を見る度に、アソコがキュンとしてくるんです。
ちょっとだけ罪悪感を感じながら、それでも自慰行為は止められません。