『出会い』
大学1年生19才の頃、バイト先で恋に落ちました。
アルバイト先で働く7つ年上の社員さん(Aさん)です。
当時1年程付き合っていた彼氏と別れた事もあり、Aさんは私にとって癒しでもあり憧れの存在でもありました。
それまで学生同士の恋愛しか経験の無かった私にとって社会人の男性に惹かれるのは初めての経験でした。
落ち着いていて大人の余裕があってお金も車も持っていてるAさんは、とても魅力的でどんどん惹かれていきました。
しかしAさんには彼女がいました。
でも知った時はそれほどショックじゃ無かったです。
いるだろうなと思っていたし、私みたいな子どもを相手にする訳ない!と思っていたからです。
それほど10代の私にとって7つ年上のAさんは大人で手の届かない憧れの存在でした。
その月のシフトが配られると、Aさんの勤務時間と重なる日をチェックし、その日は思いっきりオシャレしてバイトへ向かう。
そんな日々を送っていました。
『Aさんと急接近!』
仕事中や休憩時間の他愛のない会話で仲良くなっていった私達ですが、仕事以外に会うことは1度も無かったしお互いの連絡先も知りませんでした。
しかし、ある日私にアルバイトを辞めなければいけない事情ができてしまいました。
バイト先に伝えると、Aさんの私に対する態度が明らかに変わっていきました。
『辞める前にご飯いかない?』
と初めて誘われ、仕事以外で会う約束をしました。
2人きりではなかったけど、ご飯に行ったり遊びに行ったり仕事以外で会う機会が増え、連絡先も交換しました。
バイトを辞める日が迫ってきたある夜、いつもの様に家で過ごしているとAさんから電話が…
『今から会えない?』と…
車で迎えに来てくれたAさん。
2人きりで会っている現実に心臓が飛び出そうでした。
ドライブを楽しみ夜景を観にいきました。
夜景を観てる時に手を握られ、想いを伝えられました。
幸せでした。
彼女の事が少し頭をよぎったけど、Aさんに好きって言われて舞い上がっていた私にはどうでも良くなっていました。
そのままの勢いでホテルに向かっていました。
『Aさんと初めての夜』
ホテルの部屋に入ると、ずっと憧れだったAさんとホテルにいる現実に緊張と不安で泣いてしまいそうになりました。
そんな私の気持ちを察したAさんは大人の余裕でしっかりリードしてくれました。
キスをされ服を脱がされ、Aさんの舌はどんどん下へ行きます。
幸せと恥ずかしさでどうにかなりそうでした。
Aさんは舌と指で沢山愛してくれました。
『おかしくなりそう…戻ってきて…』
その度にAさんは優しくキスしてくれました。
それまで同じ年齢の男の子としか経験の無かった私にとって初めての事だらけでした。
幸せな時間を過ごした後ベッドを見るとシーツがびしょびしょに濡れていました。
夢中で全く気が付かなかったけど、初めての経験でした。
とても恥ずかしかったです。
Aさんは何も言わずに濡れた所にタオルを被せ、朝まで一緒に過ごしました。
しばらく関係が続いた私達ですが、彼女と別れる別れると言いながらなかなか別れてくれないAさんに嫌気がさし、離れる事にしました。
今思い出してもAさんとの最初のHが人生で最高で幸せな時間だったなと思います。