オレには年の離れた兄がいる。
きっちり一回り上になるか。
こうなると兄弟っていうより大人と子供だ。
ケンカもないし逆らうなんてことも、ほとんどなかったか。
いや支配されてたと言ってもいいかも知れない(笑)。
そんな兄はどうやらモテるようだ。
彼女と付き合うとまずは自宅に連れて来て泊まらせるのである。
子供心に、いい加減一人暮らししろとは思っていたが、恩恵がない訳じゃないのだ。
それは毎回連れてくる彼女がエロいオンナばかりだからだ。
美人かどうかは置いておこうかウン。
小学校高学年から中学生の頃になると、エロいオンナを連れてくるのが心無しか密かな楽しみになっていた。
格好のオカズが向こうからやってくる気分、カモがネギを背負ってくるあれ。
<兄と彼女はセックスをする>
兄のルーティーンは連れて来た彼女を家族に紹介する。
親も慣れたもので彼女のエロさに遠慮なくツッコむ強者だ。
その辺は結構オープンな家庭だったのかも知れない。
そして兄と彼女は部屋へ行き籠るのだ。
しばらくすると大音量でロックが鳴り始める。
いつの頃からだろうか、子供心にエロいことが始まったとワクワクするようになったのは。
オレはすかさず壁に耳を当て隣の様子を伺う。
微かに聞こえてくるオンナの声に合わせてチンコをギターのネックに見立てて激しくプレイする。
生えかけの陰毛を弾いてビンビンとスプラッシュだぁーっ。
その後から「アン、アン、アン」と聞こえてきた時の今からかよ感に悔しがるオレ。
まぁそんな時もあるさ。
<衝撃のシーンを拝む>
ある日のオレは冴えていた。
あの音量だと足音も気づかれることがないのではないかと。
忍び足で向かいドアの隙間からチラ。
まず見えたのは兄の汚い尻だ。
まぁ見たくないわな。
ケツ毛ボーボーじゃねえかと。
その奥に見えるのが裸の彼女。
すっかり脱がされており仁王立ちの兄の前に座らされてる。
その頃のオレにはイマイチ理解できない位置関係ではあった。
しかし見て驚愕、彼女は兄の珍ポコをお口で咥え込んでいたのだ。
ヤバかった、信じられなかった。
生々しき現場に腰が抜けそうだった。
もっとファンタジーとして捉えてたからな。
<兄の彼女がイタズラを仕掛けてきた>
オレも中学生。
セックスのイロハは一応知ってるつもり。
何せ隣の部屋で常に学んでいるからだ。
その時の彼女はギャル。
ムチムチのギャル。
明るく気さくな人柄で歴代の家族の中でも人気ナンバーワンの彼女だ。
オレも一番話をしたし可愛がってもらったんじゃないかな。
兄とギャルは夜中に盛んになる。
その日は2発で済んだらしい。
ギャルから「もう終わり、もう一回ダメ?」と兄にオネダリしてるようだ。
兄はムリだったようで、聞こえてきたのは「弟にやらせてもらえよ」「アイツ、お前で毎晩コイてるんだぜ」。「アハハ、うっそー」。
オレ、それを聞いて内心ドキドキ。
ギャルが来るって布団の中で朝までギンギンだぜ。
結局ギャルが夜這いを仕掛けてくることは無かった。
しかし次の朝、起こしに来たのはギャルだった。
オレ、ギンギンだったからさ中々寝付けなかったワケよ。
強制的に起こされたオレ。
だけどギャルの様子がおかしい。
オレを見る目がはにかんでるようなんだ。
理由はカンタン。
ギンギンの場所が珍ポコに移動してたから。
分かりやすいくらい絵にかいたような朝勃ちにギャルもビックリ。
昨夜の不満も重なってかギャルがおかしい。
そしてギャル。
何を思ったか布団と一緒にオレに被さってきて珍ポコをパクリ。
猛烈な刺激を受けた珍ポコは見るも無残に朝精子を撒き散らかすのである。
欲求不満ってスゴイエネルギーだな。