・活発な女の子
小学校の時から仲が良かった女友達がいます。
その子はかなり活発的な子なのですが、兄弟(上に二人の兄がいる)の影響をモロに受けているようでした。
小学生の時は男子に交じって、地元のサッカークラブに所属していましたが、ポジションはフォワードを務めていたんですよね。
ここからだけでも、いかに彼女が活発的な女の子かがわかると思います。
で、その子と仲が良かったわけですが、もうはっきり言って、彼女のことを女性として見ることは全くありませんでした。
男友達と同じような感覚で接することができるのです。
中学生くらいになれば、異性とうまくコミュニケーションが図れなくなって、自意識過剰になったりした経験、誰でもあると思います。
気になる異性ともなれば、緊張して、目も合わせられないみたいな。
そういうのが全くなかったんですよね。
家にもしょっちゅう遊びに来ていましたし、異性の「い」の字も感じさせない、そんな存在だったのです。
・高校デビュー
それが、一変したのは、高校1年生の時でした。
別々の高校に進学したのですが、いわゆる高校デビューを果たすことになったのです。
中学3年の中ごろから、「高校生になったら、恋愛とかバイトとか、そういう活動に力を入れる」、みたいなことをよく言ってましたしね。
実際、高校生になると、今までのショートカットから、ロングヘアーへと変え、うっすらとメイクをするようになりました。
筋肉質だった体格も、その辺の女子高生らしい体格になって・・、つまり、女性っぽくなっているのです。
そうなると、ちょっと今までのように接することができません。
その日も、彼女が家にゲームをしに遊びに来ていたのですが・・。
ロングヘアー、つるつるのお肌、香水の香り、などなど異性丸出しの要素がそこにはあります。
更には、スカートからちらちら見える太ももとか、パンチラとか。
しかも、そういうのが見えそうになると、手で押さえたりして、女性っぽい仕草をするんです。
今までなら、あっけらかんと、おっぴろげ状態だったので、逆に何とも思いませんでしたが、あんなふうに押さえたり、隠すようなしぐさをされるとね。
男心を刺激されるってもんです。
・目の前にいる彼女
で、ちょっと、腕相撲をする展開になったのですが・・。
目の前に彼女がいて、その状態で毛を握ると、平常心でいられない自分がいます。
レディーゴー、と掛け声をかける彼女ですが、全く聞こえておらず、あっけなく負けてしまいました。
「どうしたの?熱でもあるの?」なんて、言いながら、おでことおでこをくっつける彼女。
ここで完全にタガが外れてしまいました。
目の前にいる彼女を抱きしめてキスをすると、全く抵抗しない彼女。
彼女を抱きしめ続けていると、当然股間が大きくなっていって、それが彼女の太もものあたりにあたっています。
彼女も、僕の変化を感じ取ったのでしょう。
無抵抗だった彼女ですが、優しく触れるか触れないかくらいの感覚で、僕の股間に手をあてがいました。
そのソフトな触り心地が異常に気持ちが良くて、しかもこの間キスをしているわけで、感極まった結果、射精してしまいました。
この時、ハーフパンツ姿のラフな格好でしたが、下着も付けた状態で、射精。
あの時、あの射精を抑えることは不可能でした。
下着を穿いているとか、精液が付着するとか、そんなことどうでもよかったんですよね。
とにかくあのまま、射精をしたかったのです。
その後、彼女がきれいにティッシュで拭いてくれました。
下着は、軽く水洗いして、分からないように洗濯機に入れておきました。
彼女とは、後日セックスをすることになりましたが、付き合うようなことはありませんでした。
通っている高校の先輩に猛アタックを受けて、「彼氏ができた」と、報告があったんですよね。
不思議と嫉妬心みたいなものはなく、あの出来事が嘘だったかのように、今まで通りの関係性に戻ったのでした。