『立ちションしたのが失敗の始まり』
人生において恥ずかしい失敗談は多くあるが、もう二度とあんな恥ずかしい思いはしたくないという過去が私にある。
時を戻すと高校1年の頃になる。
学校からの帰り道で急におしっこをしたくなって草木が茂っていた空き地で立ちションをすることになった。
スッキリしてチャックを上げて立ち去ろうとしたその時、自販機の裏側にエロ本が捨てられていたのだ。
エロ本の表紙には人妻らしき女性が自身の胸を揉みながら感じている様子で載っていた。
私は空き地から出られなくなり、周囲を何度も確認してエロ本を手にした。
エロ本は全体的に湿気ってはいたが、ページは普通にめくることができていた。
冒頭のカラーページでは表紙の人妻がベッドでオナニーをしており、少しずつ洋服を抜いでいく展開だった。
私の股間は完全に勃起していて、自販機の裏で息を荒くしていた。
「もう我慢できない!」
私は空き地でオナニーすることを決心した。
幸いなことに自販機の真横には壁があり、草木も高く伸び十分に隠れる余地があった。
私は窮屈そうにしていたペニスを解放してやりいつもよりも強く握りしめてシゴいていった。
人妻がバナナをマンコに挿入しているページを開き、私はその上に大量の精液を発射したのだった。
屋外でのオナニーがこんなにも気持ちいいのかと思った瞬間、背後から女の悲鳴が聞こえたのだ。
快感に浸っていたのもつかの間、私の背後には同じ学校に通う女子2人が立っていて、まるで化け物でも見ているかのような眼差しで私を見ていた。
その通りだと思った。
現にズボンとパンツを下ろしてエロ本を片手にペニスを慰めていたのだから。
私は急いでズボンを上げて立ち去ろうとしたのだが、今度は男子の声がしてこちらに駆け寄ってきたのだ。
どうやら女子2人の彼氏らしく、この彼氏たちを驚かそうと思って自販機の背後に隠れようとしたようだ。
痴漢と勘違いされた私は男子2人に捕まってしまい、かなり強めに詰められてしまった。
私は正直に事情を説明し、女子2人の証言もあり何とか痴漢の汚名からは抜けられた。
今後のことを考えて私は4人の前で土下座し、何とか今回のことを口外しないようにお願いした。
『あの興奮が忘れられず』
それから数日後、私は屋外でのオナニーの気持ち良さが忘れられず、再び空き地の自販機裏に来てしまった。
もうエロ本はない。
しかし、新たなオカズが脳裏に浮かんでいた。
あの時以来、女子高生2人に自分のオナニーを見られていたことを想像するだけで何度も勃起してしまう体になってしまったのだ。
私「ハア…ハア…」
私はオナニーをしながらもう一度俺のオナニーを見に来てくれと心のなかで何度も叫んだ。
その願いが叶いそうになった。
女子の声が聞こえてきたので、自販機の隙間からそっと覗いてみたのだ。
あの時の2人だった。
しかも2人は自販機でジュースを買う様子で、私は再びバレるかもしれないという怖さより興奮の方が上回っていた。
自販機の隙間から1人の女子を覗き見しながらシゴき始めた。
私「(また見に来てくれ!俺のペニスを見て悲鳴を上げてくれ!)」
そう心で叫びながら射精した。
結局高校を卒業するまでの間、私は屋外でのオナニーに没頭してしまったのだ。