「学生時代にしていた風俗のバイト。」
私は18歳でずっと第一志望だった地元では有名私立大学に合格し、進学しました。
それまでは田舎で地味な高校生をしていたのですが、大学は大都会の私立大学であった上、その大学のある地域が比較的裕福な人が多いところであったことから、同級生は皆大学生でありながら高級ブランド品を持っているような状況であり、入学当初ブランド品を1つも持っていない状態であったことに対して恥ずかしい気持ちになりました。
しかしまだ大学に入学し、自分の貯金もなく、始めたばかりの塾のアルバイトは多くても月5万円程度の収入で、高級ブランド品を買うにはとても足らない金額でした。
高級ブランドを持っていない自分はとても肩身の狭い思いをしていたのですが、大学に入って仲良くなった同級生の1人が高級ブランドを買うために風俗でバイトをしていると私にこっそり打ち明けてきたことから、私も興味を示して風俗でバイトをするようになりました。
「処女なのに内緒で風俗でバイトをしました。」
高額のお金を得られるのであれば風俗でもやってみたいと思っていたのですが、1つだけ私には不安な要素がありました。
私は18歳になっても彼氏ができたことがなく、当然処女でした。
しかし実際風俗店の面接に行ったら、店長の男性は初体験はいつとか、好きな体位はとか、エロい質問ばかりをしてきました。
友人から面接ではエッチなことばかり聞かれるとは聞いていたのですが、あまりにも細かく聞いてくるのでとても不安になってしまいました。
ちなみに風俗といってもソフトSMプレイのM女をやるというものなので、性行為は当然ながら禁止で顧客も身分証をきちんと確認するなど選ばれた客しか入れないと聞いていたので、処女の私でも働けると思いました。
面接ではとりあえず初体験は半年前に塾で知り合った他校の男子学生としたと嘘をつき、好きな体位はノーマルなものがいいと適当に答えて無事採用となりました。
「内緒で性行為を要求する顧客は多かったです。」
ソフトSMプレイのお店なので当然性行為自体は禁止、顧客も選ばれた紳士な男性ばかりだと聞いていたので安心して働けると思っていたのですが、実際には性行為を要求する顧客は少なからずいました。
私はM女役なので基本はプレイ中は両手を拘束されており、抵抗することはできません。
それをいいことに顧客の中には無理やり挿入を試みる人も少なからずいました。
無茶な行為を要求されたときは男性店員を呼ぶように言われており、基本そのようにしていて仕事中に実際に性行為をされることは一度もなかったのですが、未だ初体験を済ませていない自分としてはいくらお金のためと言えども嫌な気分になってしまいました。
「風俗勤務中は処女のままでした。」
お店の管理がしっかりしていたことから、勤務中に顧客に性行為をされることはなかったのですが、風俗嬢であった間は朝から学校に行き、夕方学校が終わったらそのまま勤務先に行っていたことから、プライベートで合コンをしたり部活動やサークルに所属することもなく、3年生で別の比較的高給な風俗以外の仕事を見つけてそちらに転職するまでは処女のままでした。
風俗勤務時は実家には夜は塾で働いていると嘘をつき通してバレることはありませんでした。
ただ風俗を紹介してくれた友人からは風俗に勤務していながら処女だったというとかなり驚かれてしまいました。
ちなみに実際に初体験をしたのは20歳で転職したバイト先で一緒になった学生の先輩とでした。
性行為自体は初めてでしたが、それまでにアブノーマルなプレイに慣れていたので、初めてなのになんだか物足りない気持ちになってしまいました。