・お姉ちゃんと、あったかおこた
「そこだっ!」
僕とハルナさんは、コタツでゲームをしていた。
ハルナさんは僕の友達のお姉さんだ。
高2と小6で学校は重ならないけど、本当のお姉ちゃんぐらいには付き合いが長い。
今は友達が買い物に出ているので、相手をして貰ってる最中だ。
「あっ、やられちゃう!」
普段は大人っぽくて優しいハルナさんだけど、はしゃぐと可愛い。
制服越しの胸の膨らみが、前よりも大きくなった気がするし、眉毛の形も前より綺麗に整っている。
最近ハルナさんを見ると、そんな事ばかり考えてしまう。
「トシ君? ひょっとして眠くなった?」
ハルナさんが少し心配そうに声をかける。
「そんな事……」
「少し寝てて良いよ。学校で疲れてるでしょ」
ハルナさんは、コタツから少し身体を離して、自分の腿をたたく。
もうそんな歳じゃない、と、言おうと思いながらも、僕は断る事が出来なかった。
・膝枕じゃあ眠れない
僕はハルナさんの腿に頭を乗せる。
スカート越しでも分かる柔らかな感触が頬に伝わり、ボディーソープと制汗剤の向こうにハルナさん自身の匂いがする。
「気持ち良いです」
「好きだよね、膝枕」
ハルナさんの手が僕の頭を軽く撫でる。
「ハルナさん、だからです」
思わずそう言っていた。
「……私も、トシ君大好きだよ」
自分がそういう意味で言ってた事に、今さら気付いた。
自覚した途端、股間が熱くなって、ズボンの中で押し潰される窮屈な感覚があった。
「女の子に興味、出て来たんだね」
何となく、自分の身体が何に反応しているのかは、分かっていた。
「良いよ、トシ君なら」
ハルナさんは、僕の頬にキスした。
「教えたげる」
・乾燥機付きの洗濯機
僕達はハルナさんの部屋に来た。
自分の服を脱ぎ終わるのを待てず、僕はハルナさんに抱きついてキスをする。
身長差の分、顔の高さを合わせてくれた。
唇と唇が触れると、股間が一層ギンギンに勃ってくる。
「もっとえっちで、いいよ」
唇が塞がれたと思うと、舌がねじ込まれてくる。
驚いて下がりかけたが、舌を舐め吸われ溶け合う感触に、瞬時に抵抗する気がなくなる。
ハルナさんは僕のズボンに手をかけ、ボタンを丁寧に外して引き下げる。
パンツが持ち上がり、ぬとぬとした滴が布越しに浮き上がっていた。
「カウパー、こんなに」
パンツ越しに僕のものにキスをする。
「あとでお洗濯したげるね」
ハルナさんは僕のパンツもおろす。
いつも以上に勃起したものが、反り返って下腹にくっつく。
「やっぱり可愛いっ」
ハルナさんはそれをすかさずくわえ、しゃぶり始める。
「あ、ああっ、なんか出ちゃ、離れ……」
言い終わる間もなく僕は初めての射精をしていた。
ハルナさんは、少し口を開いて、中になみなみと溜まった精子を見せ、ゆっくりと呑み込んだ。
ほんの少し涙目になりながら、ハルナさんは笑う。
僕はハルナさんがどんどん綺麗に見えて来て、たまらない気分になり、また抱きついて胸と言わず、首と言わず、唇と言わず、キスをしたり舐め回したりする。
それから、股間を舐め始める。
「ん、無理しないで、良いよ?」
ハルナさんの声が上ずる。
初めてハルナさんの気持ちが良い部分を見つけられた、そう確信して僕は舐め続ける。
割れ目の奥はぬとぬとして一ヶ所硬い。
それをしゃぶりながら、舌先が入りそうな部分にはねじ込む。
舐めるうちに、また射精感が押し寄せて来る。
・子供が出来ること
「また、準備出来たみたいね」
ハルナさんが僕を優しく引き離し、僕のものを掴み、自分の中に導いていく。
断片的な知識で、それが子供を作るためのものだと思い出した。
「ハルナさん……結婚しよう」
「うん」
そのやり取りは、とても当たり前にように思えた。
肉が僕に絡みながら吸い付く感触は、ここが精液を搾り取る為の器官だという事を思い知らされる。
「大きく動かさないで良いんだよ」
ハルナさんはまた僕のを入れて、小刻みに腰を振動させる。
それだけでうねうねと動く中は、僕をしごき上げていく。
「気持ちいいです、ハルナさん……」
「全部出しちゃっていいんだよ。お嫁さんなんだから」
キスしながら腰を練り合わせる感触。
ハルナさんの中に蕩けていくような、快感と安心感の中で、次の射精は訪れた。
・バレバレでした
その後、友達に聞いたところによると、あの日何かあった事はすぐ分かったんだそうだ。
座る距離や、スキンシップの量、話す時の声などなど、完全に恋人のそれだったとの事だ。
だったらずっと堂々とイチャイチャしてれば良かった。
でもまあ良いか、これからも先は長い。