・童貞の期間が長かった
僕が童貞を捨てたのは大学に通うために地元を離れて東京に下宿した時だった。
高校生の時はバイトをよくしていたから彼女を作る暇はなかったし、僕はイケメンじゃなくてオタクっぽい雰囲気の高校生だったからまったくモテなかった。
女性にどのようにアプローチしたらいいか知らなかったけれど、誰かとヤリたいという気持ちはもちろんあった。
いつかセックスをする日のためにキスや挿入をする方法をエロ動画で学習していた。
友人たちは誰かとエッチしたいとよく言っていたけれど、僕は恥ずかしくて自分が童貞のことは秘密にしていた。
僕の友人の5割ぐらいは性体験があったから、まだセックスをできていないことがコンプレックスだったんだ。
好きな人はいたけれど告白ができるほどの度胸はなかった。
断られるかもしれないのに告白する勇気のある男性は凄いなと思っていた。
高校時代に恋愛することは諦めていたので、大学生になってからセックスができる彼女を作ろうと考えていた。
・東京で知り合った女性
東京の大学に行くことになって初めて一人暮らしをした。
大学にしばらく通っていたら友人が何人かできた。
ある日、友人が合コンをしようと言ってきた。
大学生になったら合コンをしたいと思っていたので参加することにした。
居酒屋で合コンをしたんだけれど、男が3人で女が3人で全員が大学一年生だった。
まだお酒を飲める年齢ではなかったからジュースで乾杯した。
自己紹介をしたり世間話をして盛り上がった。
この時はまだ気になる子はいなかった。
そして、カラオケにみんなで行って楽しい時間を過ごした。
歌が上手い子が一人いてすごく気になった。
僕は声が良い女性に惹かれるところがあるんだ。
彼女の隣りに座って歌が上手いことを褒めたら、彼女は嬉しそうにしていた。
僕は彼女と親しくなりたかったけれど、しつこく迫られると引いてしまう女性もいると思ったので、ラインの交換をしただけで帰った。
それから彼女とちょくちょく連絡をするようになって二人だけでランチをすることもあった。
やっぱり高校生の時に交際できなくても、大学生になったら素敵な出会いがあるんだなと実感した。
・初体験だったのですぐにイッてしまった
彼女と仲良くなって一ヶ月ぐらい経ってから彼女が僕のマンションに来てくれるようになった。
彼女とはまだキスをしていないし告白もまだなので付き合っている状態ではなかった。
ただ、彼女が僕のことを好きなことは何となく分かっていたし、僕も交際を望んでいた。
僕は彼女にきちんと告白をしてセックスをすることに決めた。
女性がどういうセックスを理想としているのかをネットで調べて、セックスに持ち込むまでの流れを覚えた、強引にセックスをすることは望んでいなかったので、彼女が喜んでくれるような状況が理想だった。
童貞だったからセックステクニックなんてまったくないから彼女に快感を与えることができるか不安だった。
少しでも彼女が気持ちよくなってくれるように雰囲気作りを頑張ろうと思った。
日曜日に彼女を僕の部屋に呼んでしばらく談笑してから彼女に付き合ってほしいと告白した。
彼女は承諾してくれたので軽く抱いてスキンシップをとった。
そして、キスをしたらいい感じの雰囲気になったからセックスに移行した。
彼女はムチムチしていて抱き心地が最高だった。
僕は無我夢中だったのですぐに射精をしてしまい彼女に申し訳なかった。