・ナンパビーチ
20歳の夏、彼女がいなくて悶々とした毎日を送っておりました。
恋人を作りたくてたまらないときって、どういうわけか全くできないんですよね。
で、特に寂しくもなく、気ままに生活していると、突然出会いがあったりするんです。
自然体でいることが結局はいいのかもしれませんね。
でも、20歳の夏は本当に悶々としていて、本当につらい毎日でした。
それを地元の先輩に相談したところ、ナンパに連れて行ってくれることになったのでした。
現場は地元で有名な海水浴場で、通称ナンパビーチ。
ここには何度か来たことがありますが、あちこちで、何やら男女の交渉(ナンパ)が展開されています。
女性側も、ナンパされることを目的にやってきています。
で、しばらく観察していると、同じ人が、数打ちゃ当たるとばかりに、次から次へと別の女性に声をかけています。
やがて交渉が成立し、二人でビーチを後にしていきます。
そんな光景が、あちこちで見られるのです。
・早めのゲット
さて、ついに自分もナンパビーチでナンパデビューをする運びとなったのですが・・。
先輩のナンパスキルが非常に高く、あっという間に(3グループ目の声掛けで)2人組の女性をゲットすることができました。
この時は先輩任せではなく、自分も積極的にナンパに加担し、何とか成功させようと頑張りました。
理由は、そのうちの一人(Aさん)がものすごい好みだったからです。
年齢は自分よりも2つ上で、大人っぽいセクシーな感じ。
肌は小麦色に焼けていて、髪の毛は、かなり明るめの茶髪。
ピアスも結構開けていて、舌やオヘソにもつけていました。
もう一人のBさんは、黒髪で色白で、清楚な感じ。
先輩はBさんのほうを気に入ったらしく、お互いの利害が完全に一致したのでした。
・Aさんに恋して
で、ナンパの後は、そのまま先輩の車(ワゴン)に直行し、少し離れたひと気のない松林に移動。
そこで、車内で4人でセックスをすることに。
先輩は運転席で、自分たちは後部座席。
先輩は、運転席でのセックスが好きなようで、あんな狭い空間なのに、上手に腰を振っています。
自分はいつもと違う環境でのセックスに、不自由を強いられ、なかなか思うように動けません。
そうこうしていると、先に先輩ペアが終了します。
先に終わった先輩ですが、どういうわけか、今まさにセックスをしている僕たちに普通に話しかけてきます。
Aさんも、それに対して普通に返しています。
「地元どこだっけ?」「えーと○○、アンッ」「あ、俺の友達も同じ学校出てるよ」「ほんと?アンっ、なんて人?ウンッ、もしかすると知ってるかも、ヤンッ」
繰り返しますが、この時、僕は一生懸命に腰を振っています。
そして、この時にはAさんのことが完全に好きになっています。
それなのに、セックスに集中せずに先輩と普通に会話。
なんだかねえ・・。
で、なんやかんやで、フィニッシュし、大量の精子が小麦色に焼けたAさんの胸に放出されます。
白い精子とのコントラストがいやらしい・・。
・Bさんに恋して
ちなみに、このすぐ後に、お互いのペアを替えて2回戦に突入。
数分前にAさんのことが好きだった僕ですが・・。
Bさんがこれまた魅力的な人で・・。
すぐにBさんのことが好きになってしまいました。
気持ちは完全にBさんに移り、Bさんと付き合いたいと思うようになっています。
なんというか、人を好きになるのって、やっぱり性欲が根底のあるのかな、なんて思った瞬間です。