『悶々と過ごした中学生時代』
中学生になったころから人並みに女体に興味を持つようになった。
テレビでアイドルの水着やドラマのお色気シーンに興奮し、怒張する男根を太ももに包んで抑え込み、隣にいる親や妹に悟られないように頑張る日々だった。
土曜日に学校が終わると帰宅部の僕は一目散に家に帰り、土曜サスペンス劇場を見るのが楽しみだった。
活動的な妹は学校が終わってもすぐに家にかえることはまずなかった。
この番組は毎回ではないがセックスシーンがあった。
その場面に出くわすとテレビ画面から30センチほどの距離で釘付けになったものだった。
このころの僕は性に関する知識が同年代の男子に比べて乏しかった。
女体を見ると男根が膨らみ硬度が増すということは自分の体に起こることなのでわかることだが、いきり立ったエネルギーをなだめる方法と放出する方法を知らなかった。
「オナニー」という言葉はなんとなく知っていたが具体的に何なのかは知らず、気持ちいいものではあるという程度の認識だった。
内向的な性格で友達も少なく、そのようなことを聞いたり話したりする機会もなかった。
『行き場のない性欲』
ただ自分が周りの男子にくらべて性に対する欲望が強く、異常者なのではないかと子供ながらに悩んでいた。
学年が進むにつれて、日々の生活で接する女性に年齢関係なく男根が反応するようになっていった。
同級生の女の子はもちろん学校の先生や職員、女性店員、街ですれ違うおばさんなど、対象はとても幅広く、常に勃起していると言っても過言ではなかった。
今だから言えることだが、個人でやっている本屋でエロ本を万引きしたこともあった。
自治会による古紙回収があれば近くの公民館の倉庫のようなところに一旦集められて数日放置される。
田舎なのでセキュリティーには無頓着で、夜中に忍び込めばエロ本が盗み放題だった。
性犯罪者になる可能性もあったと思う。
『ティーンエージャーを悩ます主婦のエミさん』
その中で特に僕を悩ませていたのが近所に住む主婦のエミさんだった。
母親とエミさんは下の名前で呼び合う仲で、よく道端で立ち止まってあれこれ世間話をしていたが、僕も横に立ち黙って聞いていることがよくあった。
30代半ばの女性で小さな赤ん坊を抱いていたのを覚えている。
中肉中背で、同級生の女の子とは明らかに違う体付きに僕は激しく戸惑った。
10代前半の男子にとってこれくらいの女性は途方もなく大人に感じるが、明らかにエロスを体から発していた。
中学生の僕に対して警戒することはなく、暑い季節にはおっぱいの谷間や太ももを見せつけているように思えた。
目のやり場に困りつつも全力でチラ見した。
そんなことはつゆ知らないエミさんは「○○君背が伸びたね~」と無邪気に僕に話しかけるのだった。
子供ながらにエミさんに触りたいと狂おしく思った。
今思えば生殖本能をエミさんに呼び起こされていたのだと思う。
『僕を大人への階段に導いたエミさんのパンティー』
中学3年の夏休みに夜自分の部屋から抜け出して近所を徘徊するのが日課になった。
漁師町で自転車で5分走ると港に行くことができ、停泊している無人の漁船に乗り込み無線や漁具をいじったりした。
ある日も自宅を抜け出しひそかな楽しみを終え、自宅に戻ろうと自転車をこいでいた。
帰り道にエミさんの家の前を通る。
ふと見るとベランダに洗濯物が干したままになっている。
無意識に自転車を止めて音をたてないように忍び込み、エミさんの衣類を探した。
エミさんの家は3世代家族で、女性はエミさんの他は旦那さんのお母さんだけだからエミさんのものだったらすぐにわかる。
エミさんのパンティーを見つけた。
つるされているパンティーをつかんで洗濯バサミから剝ぎ取り、鼻と口に押し当てた。
パンツをおろし、お腹に張り付き天に向かっていきり立っている肉棒を握りしめた。
無意識に手を上下に激しく動かした。
誰に教わったのでもない、本能の行動だった。
どれほどの時間が経ったかわからないが肉棒の先から白いものが飛翔した。
ギリギリのところでエミさんのパンティーに液がかかるのを避けた。
パンティーを元に戻し、証拠を隠滅して自分の部屋に戻った。
心臓が激しく脈を打っている。
エミさんが僕に性のエネルギーの発散方法を教えてくれたのだった。
18歳に経験した初エッチよりはるかに鮮烈な思い出です。