『楽しい屋外調理実習』
あれは確か小学6年生の時のことです。
私の小学校では、調理実習とちょっとした遠足を兼ねたイベントがありました。
近くの山に登って、そこのキャンプ場で豚汁を作るのです。
とはいえ山はまったく険しくありませんし、お手伝いの母親たちもたくさん来るので難しいことは何一つありません。
男子が多いグループの一部は豚汁作りそっちのけで山遊びに夢中になり、教師に怒られたりしていました。
そんな中、私のグループはと言うと豚汁作りは非常に順調でした。
お手伝いに来た友達の母親が手際良く材料をカットしてくれたおかげで、子供たちのやることは火を守ることだけ。
とはいえ焚き火ではなくかまどで作っていたので火はめったなことでは消えません。
私たちは余裕でおしゃべりを楽しんだり、じゃれ合ったりしていました。
『ただしトイレは大混雑』
しかしこのキャンプ場には問題が1つありました。
施設が古いせいかトイレがあまり多くなく、しかもその1つ1つが小規模だったのです。
とはいえ普通にキャンプをする分にはあまり問題はないでしょう。
ところがこういうイベントの場合、大人数が一か所に固まることになり、その分トイレに対する需要も集中してしまうことになります。
これでも男子トイレはそんなに待たずに入れましたが、女子トイレは長蛇の列。
これを見ていた同じグループのある女子は、ずっとトイレを我慢していたようでした。
ところが列は待てど暮らせど短くなりません。
そうこうしているうちに彼女はどうしても我慢できないと遠くのトイレへ行こうとしましたが、もうすでに膀胱は限界だったようです。
大勢の生徒の前で、彼女はおもらしをしてしまいました。
彼女はなんとかそれを隠そうと急いでスカートで前を隠しますが逆効果。
後ろからはパンツがモロに見える状態になっていました。
しかも、かなり我慢をしていたのでしょう。
パンツの下からはものすごい勢いでおしっこが漏れているのが見えました。
慌てふためく彼女。
無情にも足を伝っていくおしっこ。
これを見て周りの母親たちは慌てて彼女に駆け寄り、彼女をどこかへと連れて行き、その場はそれでおさまりました。
『夜、偶然にも……』
ところが性の知識どころか女の子のパンツすらほとんど見たことがない小学生にとって、これはとんでもない刺激になってしまいました。
それはあの後豚汁をどうしたか、豚汁がどんな味だったかあまり思い出せないくらいのもので、夜布団で横になっても寝るどころかアソコがパンパンに勃起してしまって痛くて眠れないという状態になっていました。
私はこの状態をおさめるため、本能的にアソコの中身を身体の中に戻そうとしました。
しかし、それは自慰で息子をしごく時の動きと同じ。
偶然、私はとても気持ち良くなってしまいました。
そして、これまた本能的にその動きを繰り返すと……ものすごい気持ち良さとともに、見たこともないような、白いおしっこのようなものがどろりと。
保健の授業のおかげか、私はこれが精子だということは知っていましたが、実物を見たのは初めてでした。
ちなみにその後のお泊り学習で、あのアクシデントで抜いた男子が他にも結構いることを知りました。