・叔父と私
私が中学生だった頃、学校帰りに急な大雨に降られたことがありました。
傘もなく、鞄の中身までびしょ濡れになりそうな酷さで、とても家まで帰りつけないと思った私はちょうど近くにあった叔父の家に寄らせてもらうことにしました。
父の弟に当たる叔父はまだ若く独身で、私の憧れの存在でもありました。
叔父はちょうど家にいて、私が雨宿りさせて欲しいと頼むと快く受け入れてくれました。
ただ、タオルを貸してくれれば大丈夫だという私に、シャワーを浴びていくことをしつこく勧めてきました。
普段は優しい叔父が、その時は妙にぎらついた目付きをしていた事を覚えています。
後から聞いた話では、叔父はその日、結婚を考えていた女性に手酷く振られたばかりだったそうで……。
とにかく私は断りきれずに、叔父の家でシャワーを浴びていくことになりました。
・密室の愛撫
バスルームに入ってしばらくすると、脱衣所に人の気配がします。
えっ、と思う内にドアが開き、裸の叔父が入って来ました。
私はとっさに自分の裸の体を両手で隠しました。
叔父は私に近づいてきて、「身体を洗ってあげる」と言いました。
私は羞恥と恐怖で立ちすくみ、逃げ出すこともできませんでした。
いいえ、本当は少しだけ、何をされるのか期待してもいたのです。
叔父はボディシャンプーを自分の手の平で泡立てると、私の身体を抱きすくめました。
大きな手がぬるぬると身体を這い回り始めます。
太ももを撫で、脇腹を辿り……やがて叔父の手は私の乳房を掴みました。
ヌルンと滑ってその拳から逃げ出した乳房を叱るように強く掴み直すと、今度は指先で逃げる乳首を執拗に追いかけてきます。
私はその感覚に、思わず声を上げていました。
「変な声を出すなよ。叔父さんはただ身体を洗ってあげてるだけだろう?」
叔父はわざとらしく言いながら内股をさすっていた方の手を不意に割れ目へと伸ばし、その端から端までをヌルルっと撫で上げました。
「ああ、ぐちょぐちょだ。念入りに洗わなきゃいけないな」
太い指が自分の中に荒っぽく滑り込んでこようとする感触に、私はたまらず「だ、だめっ」と身体を仰け反らせました。
すると叔父のヌメる指は中に潜るのをやめ、その前の方にある小さな突起をとらえました。
2本の指で突起全体を押しつぶし捏ねるように刺激され、沸き起こる快感に、私は必死に首を振って耐えました。
既にその頃そこを使った自慰を覚えていた私ですが、叔父の指がもたらす感覚は、自分でするときの比ではありませんでした。
懸命に声を殺す私を煽るように、叔父は「どうした?まさか変な気分になってきたのか?」と繰り返しながら執拗に快感を与える動きで身体を撫で回してきます。
私は恥ずかしさと気持ち良さで朦朧としながら、叔父の言葉に首を振り続けました。
けれど……プルンプルンと乳房と乳首を責める指、そして割れ目を撫で上げるようにして突起を捏ね回すヌルヌルに濡れた指が、快感に耐える私の肉体を無情にも限界へと押し上げていきます。
そんな私の様子を見て、叔父の指がとどめのように速度を上げました。
襲い来る快感の波に耐えられず、私はついに叔父の腕の中で絶頂に昇りつめてしまいました。
・シャワー責め
「どうした、そんなに息を荒くして。何だ、立ってられないのか?」
わかっているくせに含み笑いでそんなことを言い、叔父は近くにあった腰掛けを引き寄せてそこに私を座らせました。
そうしてシャワーを手にし、私の身体からボディーソープを洗い流していきます。
私はされるがままになりながら、絶頂の余韻にぼんやりと浸っていました。
私は叔父さんと、とんでもないことをしてしまっている……そんな事を考えていると、いきなり両足を開かされてギョッとしました。
「ココもたくさん洗って泡だらけだろう。流さないとな」
秘所に向かってシャワーの温かな湯が放たれました。
達したばかりで敏感になっている突起に注がれるいくつもの細い水流の刺激が、緩やかに痺れるような快感になって私の下半身に広がります。
シャワーの水圧は徐々に強められ、優しい愛撫だった水流は徐々に強引さを増し、えぐるような勢いで突起に注いで荒々しく私の性感を揺さぶり始めました。
「んあ…ああっ…ダメ…っ」
「うーん、泡が取れないな。もう少し強い方にしないとダメか」
蛇口の横のレバーをいじると、とたんにシャワーヘッド全体から注いでいた細い水流は中央から噴き出す一本の太い水流へと切り替わり、叔父はそれがピンポイントで私の突起に当ててきます。
弱点を強烈な水圧で責め立てられ、痛いくらいの快感に私はたまらず悲鳴のように声を上げました。
「ダメ!ダメ、これダメぇっ!」
「ダメ?何がだ?」
「シャワーっ…あ!ダメ、い、イク、ひあっ…イッちゃう…!」
叔父はすっとぼけ、突起をシャワーで責めるのをやめようとしません。
「ダメ、イク、イク…!ああっ!」
限界を迎え、私はビクビクと身体を引きつらせました。
絶頂に震える私の性感の突起を、しかし激しい水圧は無情な水音をたてて責め立て続けます。
「イッた、イッちゃったのっ、うあ!もうダメぇっ!」
「イッた?シャワーで感じちゃったのか?」
私はもうなりふり構わず、必死にそうだと訴えました。
これ以上されたらおかしくなっちゃう……と。
「シャワーをクリに当てられて、イくほど気持ち良くなっちゃったのか?子供のくせに……ほら、今自分がどうなってるのかよく見てみろよ」
叔父はシャワー責めに悶える私の顎を掴み、鏡を見るように促しました。
鏡の中には、大きく開いた足を押さえられ、さらけ出した秘所にシャワーを当てられ、腰を浮かすようにして体を揺らす私の姿がありました。
あまりにはしたない己の姿に羞恥で逃げたくなると同時に、何故か身体の芯に甘美な震えが走って……。
その後も私は、叔父の気が済むまで執拗にバスルームで体を責められ続けました。
挿入までには至りませんでしたが、命じられるままに叔父の性器を口に含むようなこともしました。
雨が上がり、お邪魔しました、と告げて玄関を出る私を見送ってくれた叔父は、もういつもの穏やかな叔父に戻っていました。
そんなことがあったのはそれ一度きりです。
けれど、あの硬く反り返った感触と、私を見る獣のようにぎらついた目……。
あの時若い体に覚え込まされた快感と共に、今でも頭に焼き付いて離れません。