自慰行為に目覚めるまでの悶々として過ごした幼少期
私は自他共に認めるほど性欲の強い人間で、それは物心を付いた時にすでに始まっていました。
幼稚園に入る頃にはすでに今の人格は形成されていて、友人と外で遊んだりゲームをするよりも同じ幼稚園に通っている女子のスカートを捲って下着を見ることの方が好きだったくらいです。
もちろん子供だけでなくターゲットは大人にも向けられていて、叔母の着替えを覗いたり、子供だから許されるであろうスカートの中を下から覗くという行為は自分にとっての日課にもなっていました。
小学校に入ってさらに性欲に対しての意識が強くなっていきましたが、さすがに低学年の頃は性についての知識も全くないので、女性の下着を見て股間を熱くさせるだけで満足をする日々を送っていました。
それから数年後の小学校4年生になった時に転機が訪れたのです。
自慰行為とは認識をしないで無意識に感じた快感
相変わらず同級生や女性教師の下着を覗き見る変態行為を続けていた私は、体の成長と共にそれまでのように股間を熱くするだけでは満足できなくなってきてしまい、この興奮している状態で何かをしたい!きっと何かあるはずだ!と考えるようになったのです。
この時点ではまだ自慰行為は知らなかったのにそういった考えに至るのは根っからのスケベ体質による本能のなせる業だったのかもしれません。
私の家は両親と兄の4人家族でその当時は両親は共働きで帰宅は夜、年が離れている兄もアルバイトをしているのでこちらも夜にならないと帰ってこないという環境で、学校から家に帰ると夜までは毎日一人で留守番だったので好き勝手に過ごしていました。
そんなある日、いつものように家の中で適当に遊んでいると洋服ダンスの裏に一冊の本が紙袋に包まれて置いてるのを見つけました。
普通こんな所に本なんか入れないよな~と何気なく引っ張り出して紙袋から本を取り出してみたら、中に入っていたのはおそらく父親が買ったであろうエロ本だったのです。
それまでの人生で生の女性の下着は見たことはあっても(見たというより覗きですが)エロ本は見たことがなかった私は、人生初のエロ本との出会いに一気に性欲が湧き出しました。
それがエロ本だと認識した時点で、いけない物を見つけてしまった罪悪感と見てみたい欲求で股間が熱くなり、リビングに寝転がってエロ本を読み始めました。
その時点で股間は硬くなっていたので寝転がると自然とそこに体重が掛かるような形となり、その時に一瞬気持ちいいと感じたのです。
人生初の自慰行為となった床オナ
股間に体重がかかり気持ちいいとは感じましたが、さすがに人生で初めて味わった快感だったので気持ち良さよりも驚きが勝って飛び起きてしまいました。
一瞬頭の中が混乱しましたが、すぐさま頭の中に思い浮かんだことが「もしかしたらこれを続けたら自分が求めていた気持ちよさを味わえる」です。
そこですぐさま寝転がってエロ本を読みながら硬くなった股間をこすりつけ始めました。
この通称床オナと呼ばれるやり方が私の人生最初のオナニーとなったのです。
思った通り股間を擦り付けていると徐々に気持ちよくなっていき腰のグラインドが止まらなくなりました。
しかし、ズボンを履いた状態では思うように股間を擦り付けることができない上にズボンのファスナー部分が当たって快感の途中で痛みを感じることに気付いた私はズボンとパンツを脱ぐことにしました。
上は洋服を着たままで下はフルチンという見た目に情けない状態となり下半身に毛布を掛けて床オナの再開です。
なぜ毛布を掛けたかというと、万が一親や兄が帰ってきた時に下半身だけ真っ裸では言い訳ができないと子供心に保険をかけたつもりでした。
初めて味わった射精感
下半身真っ裸んで床への擦り付けはズボンとは比べ物にならないほどの快感でした。
床といってもフローリングではなくカーペットだったため、そのザラザラ感が亀頭を絶妙に刺激してくれたことがより気持ち良くなったと思われます。
ちなみに私は仮性包茎でこの時から既に皮は剥けていました。
そしてカーペットのザラザラと亀頭に掛かる自分の体重で快楽はどんどん増していったのですが、どうしてもある程度まで達すると腰が止まってしまいます。
子供心にこれ以上先に行くのは何か怖いという感覚があったのかもしれません。
今思うとこの時点で無意識により多くの快感を味わえると言われている寸止めオナも行なっていたように思えます。
先に進むのは怖いとは言ってもこのまま不完全燃焼のままで終わってはそれこそモヤモヤするだけで気持ちが悪いので、意を決して最後までやってみることにしました。
再び股間に体重を乗せてカーペットのザラザラ間を味わいながら最初はゆっくりと、徐々にスピードを上げてリズミカルに股間を擦り続けること数分、ついにその時が来ました。
徐々に太ももから爪先に掛けてジンジンと痺れるような感覚と同時に頭がボーっとし始めて快楽が高まっていき頂点に達した時にそれまでの人生で一度も経験したことのない気持ち良さが体中を駆け巡ったのです。
射精後の快感の余韻とその後
あまりの気持ち良さに腰のグラインドも止まらずしばらく必死に股間を擦り付けていたのを覚えています。
まだ精通していなかったので射精感はあっても精子は出ませんでした。
人生最高の快楽を味わった私は放心状態となってそのまま数分間は何もできずに床に倒れこんだままです。
まるで今までの10年間の性欲の全てを吐き出した気分でした。
しばらく余韻に浸った後に冷静になった私は射精時に何かが出たような感覚だったので慌てて毛布を剥いでカーペットを確認しましたが精通はしていないので何もなく、ホッと一安心した私はすぐさま先ほどの快感を求めて2回目の自慰行為を行なったのは言うまでもありません。