1、オナニーとの出会い
私が初めて精通したのは、中学二年生の時でした。
実は私はゲイなんですけど、学生に時代は完全にそれを隠していました。
小学生の頃に性に関する授業があり、男子達はすぐにオナニーの話で盛り上がり、出来ていなきゃ恥ずかしい感じになっていました。
学校ではいつも、「俺、昨日オナニーしてきたんだぜ」という下品な会話がされていました。
引っ込み思案な私はそんな会話に参加する事は無かったんですが、中学に入るころにはほとんどの男子がオナニーを経験していて、一応私のしている体で構えていましたが、ちょっとだけ焦りを感じていました。
2どうしたらオナニーしたくなるの?
正直興奮するというか、オナニーがしたくなる感覚が全く分からなかったんです。
敢えて言えばプロレスの番組を見ている時や、野球部の同級生が教室で上半身裸になって着替えているのを見た時に、何だか少し変な気持ちになりましたが、幼かった私はそれが興奮だという事に気が付いていなかったんです。
3オナニーの練習
変な言い方ですが、中学に入り、私はオナニーの練習を始めました。
場所は決まってお風呂でした。
自分の部屋でもいいんですが、下半身を出しているところにいきなり家族が入ってくる危険性があったので、その点お風呂は合理的に裸になれるので、練習場所としては最適でした。
まず話に聞いたように局部を上下に動かしてみたんです。
数分間続けてみても、全然気持ちよくないんです。
むしろ勃起すらしませんでした。
何度試しても一向に気持ち良くならないので、やり方も試行錯誤しました。
凄くエロい想像をして興奮している状態でお風呂に入ってみてやってみてもダメ、お風呂の中で浴槽の壁に股間を擦り付けて腰を動かしてみてもダメ、最終的には何だか肛門がエロいような気がして、鏡で見たり、少し指を入れてみたりしても全くダメでした。
猿の一つ覚えみたいに毎日続けてみましたが、私のオナニーは中々成功しませんでした。
でも、その日は突然やってきました。
4勃起した状態でオナニー
その日は学校が休みだったんですが、家族全員が朝から出かけていて、夕方まで一人で留守番をしていました。
最初は勉強したり、ラジオを聞いたり、いつも通り過ごしていたんです。
お昼過ぎでしょうか?
SMAPの番組の再放送をやっていたので、自室でなんとなくそれを観ていました。
料理を作ったり、コントがあったりといつも通り番組は進んでいきました。
そしてあるコントが始まった時です。
それは木村拓哉さんが宝塚の男役になりきり、ショウをしたり、楽屋でも会話を面白おかしく仕立てたコントでした。
それを見ている時、私の体に異変が起きたんです。
なんと勃起していたんです。
正直木村拓哉さんはタイプじゃないですし、むしろ女装しているわけですからゲイの私には全く興味のない世界のはずなんです。
でも、勃起していたんです。
家族もいないことだし、勃起した状態でやったらもしかしたら・・・と思い、私は早速ズボンを膝までおろし、オナニーを始めました。
視線はテレビの内容に夢中で、手だけは上下運動を続けました。
ほぼ事務的な作業でした。
なかなか勃起も収まらなかったので、随分長い事動かしていた記憶があります。
5初めての精通
30分位動かしていた時でしょうか、既に番組も終わっていたんですが、局部が何だか変な感じになってきたんです。
何かむず痒いというか、くすぐったいというか、その感覚は今までのオナニーには全くない感覚でした。
もしかしたらこの先に精通があるのかも・・・と私は更に上下運動を続けました。
するとそのムズムズした感覚はどんどん強くなっていき、とてもエロイ気分になってきました。
それこそ興奮していたんだと思います。
長いことやっていたので、少し息も上がっていました。
そしてその感覚は、くすぐったさから気持ち良さに変ったんです。
これがオナニーか!!とオナニーの成功に喜んだ私でしたが、気持ち良かったので、更に手を動かし続けたんです。
そしたら突然でした。何かが出そうになったんです。
出てきそうな感じ、というのが正しい表現かな?
でもそれは間違いなく尿意とは違いました。
正直出していいのかどうか戸惑いました。
でも気持ち良すぎて止めることが出来なかったんです。
そして、気持ち良さが最高点に達したときに、それは何の前触れもなく、出てきました。
ものすごい脱力感が押し寄せてきて、なんだかとてもまずい事をしたような気分になりました。
出てきたものも不気味だったんです。
もう床とかに溢してしまったんですが、両手一杯くらいの量が出てきたんです。
ほとんど半透明のドロドロしたもので、所々白味がかっていたそれ。
第一印象は巨大なスライムでした。
6後処理は大切です
とりあえず急いで片付けなきゃと大量のティッシュで拭き始めて気が付いたんです。
とても変なにおいがしたんです。
今出ているものではなく、それ以上に生臭くて、不快な印象を受けました。
とりあえず始末に困りましたが、ティッシュは匂いもしますし、バレない様にトイレに流しました。
そして部屋に漂う異様な香りを除去するために、仏壇からお線香を借りてきて、部屋で炊いた記憶があります。
あれが私の初めての精通でした。
その後も、一度出してしまうと体が覚えてくれたようで、オナニーも上手にできるようになり、ちゃんと射精も出来るようになりました。