真面目な彼女だからこその悩み
僕の彼女は普段は誰もが認める真面目な女の子、仕事でも頑張り屋で会社からも評価が高いし後輩からも結構慕われていて、同性からも憧れる存在なんだそうです。
確かに頭がいいのは一緒にいてもわかるんですが正直物足りないことが一つありました。
セックスが奥手なんですね。
まあ真面目だから仕方ないのかもしれませんが、でも時々本当は結構ムッツリなんじゃないかなと思ったりして、その素顔の部分を一度でいいから見てみたい願望が僕にはありました。
僕自身も仕事は真面目な方ですが自他共に認める根っからのエロ気質、酔っ払うと下ネタ全開ですので古い友人たちはいろいろ失態を見ているはずです。
彼女と出会う前は暇さえあればAV借りては一日中観てたぐらいですから、本当は彼女とも少しぐらいアブノーマルなエッチがしてみたいなと密かに思ったりしていました。
ノーマルだけだと刺激が足りない
彼女と付き合い始めてから多少は彼女も気を許したのか、最初の頃に比べればエッチもリラックスしてくれるようになりました。
別に彼女にとって僕が初めての男性というわけではなかったですから、前彼の影響なんかは少しぐらいはあるはず。
これまで何人か女性とエッチした経験からですが、やっぱり男遍歴ってどこかしら出るものですね。
どんな対位じゃなければ感じないとか、どんな順序じゃないと気分が高まらないとか、最後はどんな終わり方が好きだとか、まあ人それぞれ経験から来る違いがあるものです。
でも彼女はおそらくプライドが高いからかノーマルなセックスしかしてこなかったんでしょう。
少しでもアブノーマルな方向に持って行こうとするとどうもためらって拒絶しているのがわかりました。
それを強引に持っていく勇気のない僕はいつも彼女が嫌がらないように気を使いながらセックスしていたんです。
たまにはAVみたいにSMっぽいこともしてみたい、そんな妄想だけが一人歩きしていました。
ある休日の企み
頭の中はエロばかりの僕ですから休みの日なんかは風俗情報なんかもよく見ていました。
特に性感マッサージ系は彼女と付き合う前に行ったこともあって、とても興味がある分野でした。
もし嫌われないのなら一度でいいから彼女を性感マッサージさせてみたい、そんな願望があったんですね。
しばらくしたある日、そんな願望が実現する日がやってきました。
彼女と銀座で夕食をとった後、そのまま上野までタクシーで移動、その晩は湯島のラブホテルに泊まることにしました。
実は性感マッサージのお店に問い合わせて彼女向けに一人呼んでありました。
そのお店は普段は男性向けに女性が施術してくれるのが基本なのですが、カップル向けのコースが設けてあります。
女性のマッサージ師さんが相手してくれるコースらしいのですが、男性マッサージ師さんはいないかと問い合わせると、いないけれどどうしてもと言うなら提携している先生がいるので時間が合えば可能ですとのこと。
もちろん時間を合わせることにして予約を取りました。
これぞAVで夢見た寝取られマッサージですね。
でも本番はなしとのことであくまで性感マッサージのみの内容です。
マッサージ師登場
彼女がお風呂に入っている最中お店に電話、1時間ほどで先生が向かいますとの返事でした。
彼女はお酒が好きな割に酔うタイプ、気持ちに隙があるとすればそこしかありません。
お風呂から出た彼女にはホテルのマッサージを呼んだと偽ってあります。
計画した僕は企んだのがバレないかヒヤヒヤしながらも冷静を装います。
しばらくして先生が到着、聞いていた通り30代後半ぐらいの落ち着いた方です。
ちなみに僕が32で彼女は27、先生が年上なので変に安心感があります。
お酒が入って気が緩んでる彼女、先にやってもらえばと促すと全く疑う様子もなくベッドの横たわりました。
うつ伏せからゆっくりほぐして行く先生、僕はドキドキしながらソファーから見守ります。
気持ち良くなってきたのか眠そうになる彼女、彼女にバレないように先生と僕がアイコンタクトで会話します。
じっくり全身施術し終わった頃には彼女も完全に快感に酔いしれてきたみたいです。
そろそろ始めてください、と目で合図を送ると先生は脚を入念にマッサージし始めました。
戸惑う彼女の潤んだ瞳
リラックスしきった彼女も太ももあたりは敏感なのか何気に声が出そうなのを我慢しているみたいです。
先生は執拗に足の付け根から膝あたりまでを流すようにマッサージ、見ているだけで興奮しましたから受けている彼女はきっと気持ちよかったでしょうね。
そこで先生が彼女に一言、「軽く性感も刺激しましょうか?」
無言で僕を見る彼女、急な展開に戸惑っています。
シラフならまず激怒しそうですがお酒が入っているぶん彼女もどうしていいのか迷ってる様子、僕が彼女のそばに行き、手を取って安心させます。
彼女が恥ずかしくないようにと照明をさらに暗くして施術再開、オイルを使って改めて太ももをほぐします。
明らかにさっきより快感が増した彼女、強い力で僕の手を握り返してきます。
付け根からショーツの際を撫でるように刺激された瞬間彼女の体がピクッと反応しました。
刺激してほしいけど見られてる恥ずかしさから拒んでしまうんですね。
緊張を解すように僕が彼女にキス、頭が混乱している彼女は潤んだ瞳で僕にすがります。
先生はそのままショーツをずらして彼女の感じる部分を探り当てます。
もう彼女は諦めたように拒むことをやめました。
クリを優しく愛撫すると彼女の体は正直に反応、僕とのセックスではけして見せないメスの姿でした。
最後は二人だけの世界へ
十分に愛撫された彼女の体、もうセックスしないと終われない、そんな状況でした。
準備が整ったのを確認して先生が退室、僕と彼女のセックスの時間です。
普段と違うシチュエーションに濡れ濡れの彼女、それを見せつけられてAVそのままに興奮しきった僕、まるでその日だけは違う二人のように快楽を貪るようなセックスに没頭しました。
いつもよりはるかに大きな声で喘ぐ彼女、さらに興奮して責める僕、普段ではありえないぐらい情熱的なキスで舌を絡めたまま絶頂に達しました。
罪悪感から彼女をずっと抱きしめてしまいましたが、もしかしたら彼女は本当の姿をさらけ出したことで気が楽になったかもしれませんね。
その日以来、彼女がセックスに対してオープンになってくれたような気がします。
またマッサージを呼ぶかと聞かれると流石に同じことはしないと思いますが、でもいずれは彼女が刺激が欲しくなるかもしれませんね。
僕だけじゃ物足りないと思われるのが正直怖い気もします。