『ファーストコンタクト』
自分自身が女性というものに対して、性の対象としての関心が目覚めたのは小学校6年生のころだった。
当時、小6の私は、近所の児童館に放課後毎日通い、図書コーナーの本を読み漁る日々を送っていた。
ちょうど、その図書コーナーに雑誌・マンガなども少量ながら置かれていた。
そこで、出逢ってしまったのです。
当時の週刊少年サンデーだったと思いますが、「スぺオペ宙学」という、エロい永井豪作品が掲載されていたのです。
宇宙を舞台にしたスペースオペラ風のエロマンガでした。
少年漫画の限界にチャレンジするような作品で、小6の自分には相当に刺激的な作品でした。
生まれてはじめて見た永井豪作品でした。
その連載されていた漫画は「ウヒョヒョの透明人間薬の巻」という話で、ある科学者が発明した透明人間になる薬を使って、主人公たちがお姉ちゃんにイタズラをしかけて、お姉ちゃんのストリップからのフルヌードまでを見てしまうという内容でした。
永井豪作品特有の女の子の美形キャラ&きれいなカーブを描くおっぱい&大きめのお尻にやられました。
あまりに同じページばかり、じっくり読んでいると、まわりの人に注意されそうだったので、こっそりと児童館のトイレに持ちこんで、相当な時間ながめていたと思います。
あれが、まちがいなく女性への目覚めだったと思います。
トイレの中で、そうとう股間をふくらましていたと思います。
『友人宅での作品との再会、そして初めての自慰』
時が少し流れて中1ぐらいの頃、友達の家に遊びに行った時のこと。
友人宅の本棚に「スぺオペ宙学」の単行本を発見したのです。
表情には出しませんでしたが、心が躍っていたのは、言うまでもありません。
大変な量のマンガを所有する友人だったので、漫画を数冊借りて帰りました。
当然、メインは「スぺオペ宙学」なのですが、それだけ借りて帰るとあからさまなので、その他のマンガに混ぜるようにして、借りて帰りました。
児童館のトイレではなく、自分の部屋でじっくり読むことができるチャンスが巡ってきたのです。
急いで家に帰りました。
興奮のあまり、読む前から股間がふくらんでいました。
部屋に帰り着いて、自分のコックを外に出してやると、すでにビンビンの状態でした。
手でこすってやると、形容しがたい気持ち良さが這い上がってくるようでした。
勉強机の椅子にすわり、マンガを左手に右手はコックを刺激しながら、空想と興奮の中をしばらくさまよっていました。
チンポの先の方に熱いものが集まっていくようなそんな感じがありました。
何かが飛び出してくるようなそんな感覚を予想できていましたが、あまりの気持ちよさに手を止めることができませんでした。
そして、例のお姉ちゃんのストリップからフルヌードへの流れの中で、絶頂をむかえてしまい、勉強机の下のほうで、スペルマをぶちまけてしまいました。
友人のマンガをよごしてしまうわけにもいきませんし、放出を止めることもできずに、ただただ机の下にむかって思いのたけを吐き出していました。
こんなに白いものを体の外に放出してしまって、自分は死んでしまうのではないかと心配になるほどでした。
あとで、机の下をティッシュや雑巾などできれいにふきあげたのは言うまでもありません。
これが自慰というもので、こんなに気持ちいいものなのかと知った初体験でした。
『そして、巡り合い』
その後、永井豪作品では、「けっこう仮面」「まぼろしパンティ」「花平バズーカ」にはまり、何度、オカズにして楽しんだかわからないぐらいでした。
ここまで、永井豪作品を、自慰に関して擦り切れるまで愛用しているファンも少ないのではないでしょうか。
私にとって、自慰と永井豪作品は、切っても切れない関係性があるのです。
それは、小6のときの強烈な永井豪作品との出会いが、脳内の奥底に刷り込まれているからだと思う今日この頃です。