・自由
両親が三泊四日の旅行に行くことになりました。
この時自分はまだ高校生でしたが、まあ、四日分の食事代なんかも置いていってくれてたし、四日くらいでしたら、別に問題ありません。
問題ないというか、むしろワクワクしている自分がいました。
思い返してみると、両親がいない日なんて一度もありませんでしたからね。
実家で自分一人が過ごせることに何とも言えない自由を感じたってわけ。
この期間中に、交際中の彼女を連れてきて、関係性を一歩深めれたらいいなあ、なんてことも計画していました。
が、まさかの姉が帰省するというハプニングが発生。
仕事の関係で、地元に帰ってくるので、この期間、実家で泊まるというのです。
最悪、せっかくの自由が・・。
・二日目
さて、三泊四日の二日目。
これから姉が友人を連れて帰宅する、と連絡がありました。
地元の友人で、何度か話をしたこともある、面識のある人です。
なので、ちょっと楽しみにしている自分がいました。
すごく優しい人で、容姿もきれいな人だったんですよね。
あれから、ずいぶん経ちましたが、どんな感じになってるのか興味津々。
で、久しぶりに再会したわけですが、ますますキレイさに磨きがかかっていました。
僕のこともよく覚えてくれていて、いろいろと思い出話をしてくれました。
その日は、姉と友人は、リビングで朝まで飲み明かしていたのですが、ちょっと輪に入りたくて、用もないのに、部屋とリビングを何度も往復してました(笑)。
・三日目
三日目の昼(日曜)。
昼から飲んでいた姉の電話が鳴り、急遽仕事に行かなければならなくなりました。
「ごめん。仕事入っちゃった。○○ちゃん、ゆっくりしていってね。じゃあ、あと、あんた任せたから」と、言って、出ていきました。
残された二人。
まさかの姉の友人と二人っきりになるなんて。
ここで、意外な展開に。
恋愛の話から、恋人の有無を聞かれて、素直に応える僕。
彼女がいて、関係性を深めたい、といったようなことを相談しました。
それと、本当は両親の旅行中に、彼女を家に誘うつもりだったことも伝えました。
すると、「そっかあ、初体験かあ。緊張するよね。女の子は優しくしないとだめだよ」と、言ってきたので、「どうすればいいんですか」と、たずねると。
「じゃあ、教えてあげる。こっち来て。いい?おっぱいはこう、優しく揉むんだよ」と、僕の手を取って、Tシャツ・ノーブラの小ぶりなオッパイに手をあてがいました。
小ぶりですが、乳首がものすごい尖っていてエロい。
「あ、おっぱい、小さいと思ったでしょ。ムカつくぅ」と、何やら自虐的。
「じゃあ、こっちは?」といって、今度はパンツを脱ぎ始めました。
「女の子の穴、どこかわかる?」と聞いてきましたが、ぶっちゃけよくわかりません。
女の子の穴?いわゆるマ〇コのことだよな。
どこって、股間にあるんじゃないの?
などと、高速で自問自答していると、オーバーヒートになりかけました。
多分相当テンパってたんでしょうね。
「あはは、ごめん、初めてだもんね。わからないよね。」といいながら、「女の子の穴は、ここよ」とお股を全開にしました。
それでもよくわからない僕。
毛が生えていて、その中央に魚介類のような(アワビのような)形状のものがあります。
その下に、ピンク色の穴がありますが、あれはアナルだ。
それは分かる。
じゃあ、女の子の穴は?
先ほどの魚介類のような部位を広げると、ありました。
吸い込まれるように近づいていくと、「ダメよ。ここから先は、彼女さんで。」といって、身支度を整えて、返っていきました。
女の人ってこういうところありますよね。
この切り替えの早さ、いったい何なの?酔いがさめた?
数日後、彼女と初体験をすることになりましたが、ぶっちゃけ、セックスの最中ずっと、姉の友人のことが頭から離れませんでした。
僕の初体験の相手は、まぎれもなく彼女(恋人)ですが、頭の中は姉の友人で一杯でした。