・高校生まで処女だった私。
私は高校生までは恋愛に関心こそあったものの、進学校で勉強に忙しかったことから男女交際をすることはありませんでした。
一方で友達は皆学校内外に彼氏を作り、ほとんどが初体験を済ませていました。
友達と会えば恋愛や彼氏の話、そしてエッチな話になることも多かったのですが、そのような経験が一切なかった私は会話に加わることができませんでした。
それについては多少劣等感を持ったこともあったのですが、とにかく大学に行ってから思いきり恋愛を楽しみ、エッチな経験もしてみようと思っていました。
なので大学合格後は入学までに男性に気に入られようとしてメイクやおしゃれの研究をして、大学入学時に男性の気を惹けるように頑張りました。
・大学内でいきなりナンパされました。
大学に入学すると、1年生と思わしき学生には多くの先輩学生から部活やサークルの勧誘を受け、普通に学内を歩いていてもビラを渡されることが多かったです。
入学して1週間後くらいにスポーツ系のサークルにいるという2年生と3年生の男子学生の先輩から声をかけられたのですが、そのうちの2年生の先輩からはいきなり連絡先を聞かれてしまいました。
最初は何かよくないものの勧誘かもしれないと思ってお断りしたのですが、決して怪しい者ではなく、一度連絡をして嫌ならその場で消してもらっても構わないと言われたので、入手したばかりの携帯電話の番号を教えました。
その手法は完全にナンパでした。
・先輩から熱烈なアプローチをされました。
連絡先を教えたら、その日の夜に先輩から連絡が来ました。
連絡先を聞いたのは一目ぼれをしたからです、と唐突に告白されました。
私はこれまで男子が多い環境にあっても相手から話される経験が一度もなく、当然告白されることもありませんでした。
もちろん部活にも入ってほしいけれども、実際にはお友達からでもいいのでゆくゆくお付き合いしたいと言われました。
いきなりの展開に私は戸惑いましたが、受験生時代描いていた大学生活が送れるかもしれないと思って、お付き合いをOKし、同時にその部活にも入部することにしました。
・一人暮らしの先輩の家に行って初体験しました。
先輩は一人暮らしでした。
なので先輩と会う時は、ほぼ先輩の家に行っていました。
初体験は付き合うようになってから1か月後のことでした。
先輩は雰囲気はモテそうな感じだったのですが、実際には高校生で彼女にフラれて以降大学に入ってからは彼女がおらず、童貞だということがわかりました。
その上当時はまだインターネットも発達しておらず、どちらも予備知識があまりないままに初体験をしてしまいました。
一応お互い服を脱がせ、先輩の家でシャワーを浴びてから裸でベッドにてお互いを舐め合い、ちょっとしたところで挿入に踏み切るといった典型的なセックスです。
友達からは最初はうまくいかず、できないまま終わることもあるよとは言われたのですが、なぜか先輩はローションやコンドームといった挿入に必要なものはきちんと用意されており、特に痛がって入らないといったこともなく終わりました。
・先輩とは別れたけれどもいい思い出です。
初体験は無難に終わったのですが、先輩は前もってAVなど当時予備知識を付けられそうな数少ない媒体さえもあまり見ていなかったようで、挿入時に肛門辺りを狙っていたのは今でも笑える思い出です。
その先輩とは大学卒業後お別れしましたが、今でも一度お目にかかってみたいと思う人です。