『昔の姉との関係性』
自慢ではありませんが、僕の姉はとても美人でした。
芸能人並みとまでは言いませんが、授業参観の日に教室に来たら、「あの美人な女の人は誰の姉だ」と騒めく程度には顔が整っていました。
それなのに性格も優しく、弟である僕に対してもいじめたりからかったりといった面を見せなかったので、自慢の姉でした。
教室でも頻繁に姉のことを自慢して、シスコンだとからかわれたことが何度もあります。
ですが、当時の教室では「美人の姉を持っている」というのが立派なステータスにもなっていて、羨ましいだとか俺の姉と交換してくれだとか、そういった言葉も言われました。
そういった言葉を言われる度に、僕は姉の存在を誇るようになって、シスコン度合いが加速していったのだと思います。
姉自身も、中学生になったばかりの僕のことをかなり可愛がってくれて、まさに絵に描いたような仲睦まじい姉弟でした。
そして、今思えば、こういった環境が僕たち姉弟の関係性を変化させた一因だったように思います。
『関係が変わったきっかけ』
ただ仲の良い姉弟だった関係が一変したのは、僕のとある失態からでした。
中学生になったばかりの僕は、授業にトイレに行くという行為が恥ずかしすぎて、我慢したまま帰路に就くことになりました。
しかし、なかなか限界状態だった僕は、家の玄関でお漏らしをしてしまったのです。
家に誰もいないならこの失態を隠すことができたのですが、残念なことに姉が家に居る状態でした。
玄関に駆け込んできたのに一向に入ってこない僕の様子に姉も気づいてしまい、隠す間もなく姉にすべて見られてしまいました。
姉は、お漏らししてぐすぐす泣き続ける僕を優しく風呂場へ誘導してくれました。
ここがきっかけでした。
なんと、僕は自慢の姉に情けない姿を晒してしまったという羞恥からか、勃起してしまったのです。
風呂場で勃起したままぐずる僕と、困惑する姉。
当時の僕は恥ずかしさのあまり、どうやったら死ねるかと本気で考え始めていました。
とりあえず尿を流そうと、下半身を綺麗にしたところで姉が呟きました。
「それ、ちゃんと処理できる?」と。その瞬間、僕は「できないといったら、どうするんだろう」と思いました。
正直なところ、姉と弟という間柄ではありましたが、僕としては姉に性欲を向けそうになることは多々ありました。
そのため、「もしかしたら」という期待に引き寄せられてしまい、無意識のうちに「できない」と答えてしまっていました。
それを聞いた姉は、困り眉のまま僕の陰部を触り、「じゃあお姉ちゃんがやるから、見て覚えて」と言いました。
それを聞いた僕は期待通りになったことや、姉が僕の陰部を触っている事実などで早々に射精しそうになりながらも、何度も頷いたことを覚えています。
後に聞いた話だと、姉自身も性欲に対する関心が強くなっていたことから手を出したらしいです。
そんなことを知らずに、僕はこの後訴えられないかどうかを心配しつつ、姉に処理されている快感に浸りました。
もともと溜まっていたこともあってか、直ぐに姉の手のひらに出してしまい、二度目の情けなさに泣きそうになったことが思い出深いです。
『一変した生活』
それからというもの、「姉=気持ちよくしてくれる存在」と脳が認識したらしく、姉と二人っきりになってしまうと簡単に勃起してしまう身体になってしまいました。
勃起したとしても僕自身で処理すれば良いのですが、姉が直接処理してくれた快感が忘れられず、「やり方忘れちゃった」と姉におねだりをするようになりました。
僕としては、いつひっぱたかれるかと内心冷や冷やものでしたが、有難いことに姉は毎度優しく処理してくれました。
姉も僕の体で一種の実験のようなものをしていたらしく、どうすればより気持ち良いのか、どこが弱点なのかを探るようになっていました。
それも相まってこの関係が深まっていき、今となっては自分自身で処理することなんてできそうにありません。
『今の姉との関係性』
今は僕も高校生になり、帰宅部としてのんびりしています。
姉も大学生として勉学に取り組んでいて、尊敬の念しかありません。
ですが、そんな新たなステージに立っても、僕が姉に性処理してもらう行為は今も変わりません。
詳しく話すと、二度ほど「こんな関係はやめよう」という話になったのですが、それもぐだぐだ話がなくなってしまい、また性処理してもらう関係に戻ることになりました。
僕としては有難いことこの上ない話ではありますが、姉としては何のメリットがあるんだろうと一度聞いてみたところ、「癖になってしまった」と言われてしまい、まだ勃起してしまったことが記憶に新しいです。
その時も姉は苦笑いしながら性処理してくれて、僕も興奮が止まりませんでした。
とりあえず今の目標は、僕が姉の性処理をできるようにすることです。
どんどん元には戻れない関係になっていると僕も感じていますが、この関係性が終わる日までじっくり楽しみたいなと思っています。