・初めての彼氏
幼いころから私は、男の人と二人で何か作業をすることはもちろん、話すのも挙動不審になってしまい得意じゃない、といった、男の人に対して苦手意識を持っていました。
また、容姿もどちらかといえばあまりきれいとは言えないと自分で思っているため、自信が持てなかったこともあり、私は20歳を超えるまで男の人と付き合ったことがありませんでした。
そんな私が彼を作ったきっかけが出会い系ではない某メッセージアプリでした。
悩みを聞いてくれ、打ち解けながら話を続けること2か月間。
彼のほうからあってみたいといわれ、実際に会うことにしました。
遠距離だったため、お互いの住んでいるところの中心の地点でいざあってみると、思っていたよりも親しみやすい人で、今まで感じていた男性への拒否感を感じることなく話すことができました。
そして、別れの時間に告白。
私も即okを出しました。
そのままの流れでもしかして今日”初めて”を卒業しちゃうのかな…と思っていましたが、その日は私が止まっていたホテルで添い寝だけで終わることになりました。
・2回目のお泊りデート、そして夜
初回のデートから半年後、お互いのスケジュールがあったため2回目のデートになりました。
今度は私の希望で彼の住んでいるところでのデートです。
ご飯を食べ、街を歩き、一通りデートして彼の家へ。
初めて入る男の人の部屋にドキドキしました。
お互いにまだぎこちないながらも雑談を交わし、お風呂に入り、夜も深くなってきたし、あとは寝るだけかな…と油断していました。
眠いね、なんて言って布団に入ろうとしたら、彼に思い切り抱きしめられて、「…もう少しこのまま」といわれ、背中から強く抱きしめられました。
その時背中に当たる何か熱くて硬いもの。
知識はあれど初めてだったため、声が出ませんでした。
ぐりぐりと押し付けられる感覚が強くなり、いつのまにか彼の腕が私の胸をまさぐり始めました。
そして彼が一言。「ごめん、我慢できない…しよ?」
・初めての愛撫
彼からの言葉に私の極度の緊張も解け、ぎこちないながらも振り返って「いいよ」と返事。
返事を聞いて緊張が解けた顔をした彼が笑顔になり、濃厚なディープキス。
息がうまくできなくて苦しい…と思っていると彼が離れて、くすっと笑いました。
息継ぎがうまくできてないのを少しからかわれて、ちょっぴり恥ずかしかったです。
何度も離れてはディープキス、を繰り返しているうちに体が熱くなり、乳首がとがり、下が濡れてきてるのがわかりました。
彼もそれを察して、布団にゆっくり押し倒しながら胸をもんだり、吸ったりし始めました。
それまで自慰行為をしていないわけではなかったので、ある程度感覚はわかっているつもりでしたが、自分でするのとは全然違い、まるで胸の先からかすかな電流が流れている感じでした。
気が付くと小さくあえいでる自分。
恥ずかしくなって声を我慢すると気が付いた彼が「声、聞かせて?」といい、強く乳首を刺激されていきました。
胸だけでこんなに気持ちいいなんて…と思っていると、下半身の濡れ具合に気が付いた彼が意地悪そうににやりと笑って、「期待してたの?こんなにぐしょぐしょだよ」と言いながら今まで太ももの内側を触っていた手がするりと大事な部分に触れていきました。
気が付いたら私も彼も裸になっており、恥ずかしさはマックス。
さらに恥ずかしさが手伝ったのか、自慰行為をしている時以上に濡れてる自分がいました。
恥ずかしくてやだやだ、とずっと言っていましたが、彼にクリトリスを触られた瞬間、喘いでしまいました。
クリトリスを触られ、いきなり挿れるのは痛いだろうからと手マンをされ、クンニをされ…。
部屋の中に響くいやらしい水音と、今まで知らなかった快感に脳が焼けきるかと思いました。
・いよいよ処女卒業
快感でわけがわからなくなっている私に彼が「ごめん、そろそろ挿れてもいい…?」と聞くので、怖いという思いはありましたが、いいよ、優しくしてね、と返事をしました。
彼は童貞ではなかったため、なるべく痛くないようにするね、と気遣ってくれました。
いよいよ処女喪失の時。
ゴムを付けて、彼のものを私にあてがって…。
その行動一つ一つに心臓がはじけ飛ぶかと思いました。
そして、挿入。彼のものが太かったのと、処女だったことが手伝って、先が入った時点で正直かなり痛かったです。
「痛い…ッ」と小さくうめいてしまいました。
彼はごめんね、と言いながら一回抜き、最後まで一気に挿れてしまったほうがいたくないから、といってもう一度挿入。
今度は一気に貫かれました。
「ああっ」、と大きい声が出た後、痛みが襲ってきたため、彼に動かないようにお願い。
暫く、もしかしたらたった数分だったかもしれないですが、痛みが引くまでそのままの姿勢でいてもらいました。
「ごめんね、今日はここまでにしておこっか?」と聞く彼。
私は痛かったけど、痛みが引いてきたのと彼とつながれたことがとてもうれしくて、最後までしよ、とお願いしました。
彼が強いハグをした後、ゆっくりピストン、痛みを紛らわせてくれるようにディープキス、リズミカルな腰の動きにだんだん気持ちよさを感じ、私も自然と気持ちよさから喘いでいました。
そして、彼が我慢できなくなり、絶頂。
彼のものを抜き、お互い、息が切れていました。
事後、彼は強く抱きしめてくれ、私の体をいたわってくれました。
私は私で、彼のものを受け入れられた達成感と感動で彼をいとおしく思い、強く抱きしめました。
その彼とは今もまだお付き合いを続けています。