<風俗>
男なら誰しも寂しくなり人肌の温もりを欲してしまうときがあるはず。
人間という生き物は一人では生きられない・・・。
時には誰でも良いので近くにいて欲しい、誰でも良いので肌をかさねたい。
そんな時が必ずあるはず。
そんな時に足が向いてしまうのが風俗店。
ヘルスやソープランド。
見ず知らずの男女が初対面で肌を合わせる。
そこに情は無いのかもしれません。
ただ、寂しさがつのり、ただただ人肌が恋しくて訪れる人も少なくないはず。
それも人間らしさのひとつなのかもしれません。
性欲を満たす為だけに訪れる人もいれば、寂しさをまぎらわす為に訪れる人もいる。
性風俗とは人のさまざまな感情によって利用されている産業であるはず。
そして、抑えられない欲望を受けとめるという大事な役割も果たしています。
もし、世の中から性風俗が無くなったら、性犯罪が間違いなく増加するのは誰も予想できるはず。
風俗嬢という時には軽い呼び方をされる従業員の女性は、ある意味世の中のバランスを保つ重要な部分をになっている事となります。
人間の基本的な欲求、抑えられない欲の解消につながる風俗という産業は、男女とい生き物がいる限り需要が無くなる事もなく、また無くなればライフスタイルのバランスが崩れてしまうほど生活の中には無くてはならないものになっているはず産業である。
<ヘルス>
俗にいう「本番」が無い性サービス。
口や手などを使い、顧客を満足、また性欲を解消させるサービスである。
男性は実質的な性交渉無に、女性のサービスを受け、欲望を解消し、対価を支払う。
店舗によってサービスの幅はさまざまで、シャワーがある店舗、またシャワーが無くおしぼり等で陰部を拭いてからサービスに入る店舗。
またソープランド特有のマットサービスをオプションや基本サービスに取り入れている店舗も存在します。
ただし基本的にルール付けされているのは、やはり「本番NG]。
男女の直接的な性交渉はNGだとされています。
最近ではマニアックなサービスを売りとする店舗もあり、肛門への愛撫やSMチックなサービスを売りとし、差別化を図ろうとする店舗も少なくない。
<デリバリーヘルス>
上述のヘルスのサービス提供が、いわゆる滞在するホテルや自宅などで受けられるサービス業態である。
基本的にはやはり「本番」はタブー。
交通費や部屋代が上乗せされ、自分の好きな場所でサービスを受ける事が出来る。
料金的にはヘルスより若干高額でしょうか。
男女が、店員のいない密室の中で二人きり。
このシチュエーションにあるはずの無い出来事を期待する顧客はとても多いはずです。
もしかしたら「本番」できるかもしれない・・。
少しチップを払えば「本番」できるはず・・。
など、基本サービス以外の部分を期待する顧客も多いはずです。
実際にチップ等をもらい、いわゆる「本番」に応じる女性も多いようです。
中にはとんでもない利用料の店舗もあり、元アイドルや現役モデルと一晩過ごせる、という魅力を前面に出して運営する店舗もあります。
実際に在籍する女性はいわゆるレベルがかなり高く、男性顧客もはまってしまうケースがしばしばのようであります。
<ソープランド>
最後にソープランドと呼ばれる店舗サービスについて記述します。
簡単に言えば、男女の性交渉、「本番」が暗黙の了解で認められている店舗型のサービスを示します。
顧客は訪れた店舗に、入浴料という風呂を利用する名目の料金を支払います。
実際のサービスルームに通された顧客は女性から性的サービスを受け、最終的には「本番」と言われる直接的な性交渉をします。
法律的に売春、いわゆる対価をもらっての性交渉は禁止されていますが、このソープランドの運営方法には少しからくりがあります。
つまり、顧客は風呂を利用しに来たという名目で「入浴料」を店に支払い、店舗ルームで行われる「本番」等の行為はあくまで男女が成り行きで行ってしまった事で店舗としては関わっていないという表状のルールがあります。
男性顧客はたまたま性交渉をしてしまったという仮定の女性に、風呂を利用した際のさまざまな手伝いに対しての御礼のような意味合いで謝礼を支払います。
つまり性的サービスについては謝礼を支払っておらず、あくまで風呂に来た際のお手伝い的なスタッフに御礼を支払った・・、というかたちにしてあるわけです。
売春が禁止されている日本で、「本番」を「ビジネス」にする為の微妙な法律とのバランスのとり方ですね。
国としても性風俗の重要性は認識しているようで、容認して運営を擁護している部分も少なからずあります。
性犯罪が多くなるよりも、多少のことには目をつぶりうまくやってほしい・・、という感じでしょうか。
この「本番」が黙認されているソープランドという運営形態については利用料金もかなり高額で、このサービスを受ける為に借金してまで訪れる男性顧客も少なくないようです。
<まとめ>
性風俗はある一部の人や、女性から厳しい目を向けられる事もしばしばですが、男女が一緒に生きていく世の中を掘り下げて考えてみると、必要なサービス業ではないかと思います。
いつかマッサージを受けるのと同じように、今よりもカジュアルに考えられる時代がくるのかもしれません。