・久しぶりに自宅に一人
女性です。
私は高校2年生の頃、母にオナニー現場を目撃されました。
死ぬほど恥ずかしかったですね、今でも思い出したくありません。
高校2年生の夏前の土曜日だったと思います。
その日は私は部活がオフで、両親と弟は、弟のサッカーの試合のために朝から隣の市へ出かけていました。
戻りは夕方になると思うと前の日に聞かされていたので、当日は昼頃まで寝ていました。
朝、両親と弟が出かけたことも知りませんでした。
昼に起床して玄関の扉を確認すると、ちゃんと外から施錠されていましたのでひと安心。
顔を洗ってテレビを観ながら一人で昼食です。
ソファーで庭をぼんやり眺めていい天気だなと思った時に、ふと「思い切りオナニーしたいな」と考えました。
私も運動部に入っていていつも帰りは遅かったですし、週末も試合や練習がびっしり詰まっていて、家の誰よりも自宅で過ごす時間が少なかったのです。
当然、オナニーは夜中にこっそりと音も立てずにしなければなりませんでした。
そんな生活の中、今日は夕方まで私一人で家にいます。
誰の気配も感じることなく清々とオナニーを楽しめるチャンスなんてほとんどありません。
カーテン越しに差し込むポカポカした太陽の光が気持ちよくて、余計にオナニーしたくてたまらなくなりました。
・誰の存在も気にせずオナニーに没頭
昼ごはんを食べ終わるとそそくさと自分の部屋に入り、スマホにヘッドフォンを差し込んで、パジャマのままベッドに横たわりながらエッチな動画を見始めました。
いつもは家に人がいるので動画を見ずに女性誌の過激なページをオカズにしてオナニーしていたのですが、今日は誰もいないので堂々と動画を見てできます。
少し見始めただけで、心臓がばくばくするほど興奮してしまいました。
女性がモザイク越しの大きなものを音を立てながらしゃぶっているのを見て、私も下着の上からそっと性器を触り始めました。
もうジンワリと蒸れ始めているがわかりました。
急いでパジャマを上下脱いで、パンツだけの姿になり、もう一度イヤホンをはめて動画を見ました。
下着の上から触っている指に明らかな濡れを感じ、下着を脱がないまま指を中に入れました。
いつもの息を殺す中でのオナニーと違って、何倍も濡れているような感じがしました。
すぐにイってしまっては勿体無いので、クリトリスをそっと撫でるように優しく優しく触って、ちょっと敏感になると手を止めて動画を見ることに専念し、少し経ってからまた触るという感じで自分を焦らしながらのオナニーを楽しんでいました。
やっぱり動画があると全然違いますね。
女性の喘ぎ声や、男性が女性を責め立てるSっぽい言葉などが、私の興奮を掻き立てました。
私もかなり興奮状態が高まって、左手にスマホを持っていたくなくなりました。
そしてベッドの頭の板の部分に枕を立てかけ、その枕にスマホを置いて私は四つん這いのような格好でオナニーしました。
左手で左の乳首をつまんで、右手で性器を撫で回したりクリトリスを突いたりして最高のオナニーを楽しんでいました。
・母、突然の帰宅
その時、突然、私の部屋のドアがバンッと開いたのです。
慌てて振り向くと、そこには母が立っていて、向こうもものすごくびっくりしたような表情をしていました。
「何!」と大きな声が自然と出てしまい、母もすぐにドアを閉めて出て行きました。
完全に見られました!しかも四つん這いになっているところを!
慌てて下着を履いて、洋服タンスから引きずり出して着ました。
時計を見るとまだ13:30でした。
私はなぜか、「夕方に帰ってくるって言ってただろ!」と無性に腹が立ちました。
もうそんなことはどうでもいいことなのに、怒れて仕方ありませんでした。
怒りながら机に座って、今後、母と顔を合わせたときになんと言えばいいのかをずっと考えました。
パニックになってパソコンで同じような経験者のアドバイスを読むと「そんなに気にすることではない」とか「いつも通りで大丈夫」とかしか書かれておらず、全く役に立たないとまた怒れてきました。
その日は、部屋から出ませんでした。
夕食の時刻になっても誰も呼びに来ませんでした。
一度、トイレのためにそっと階段を降りて1階に行きましたが、家族と会うこともなく、そのまま静かに部屋に戻りました。
「もうダメだ!死にたい!」という絶望感を抱えたまま眠りにつきました。
・絶望からの脱出
翌日も私は部活がなかったので、一日中家にいました。
朝、目が覚めてから極限までトイレを我慢しましたが、昼前に我慢の限界に達してしまいました。
部屋のドアを開けて耳を済ましたのですが、物音が全然しません。
廊下をそっと歩き階段を下りると、弟がいて「おお」と言ってきました。
私は平静を保って「昨日早かったじゃん、帰りが」というと「試合すぐ負けたから」との返事。
それで早く帰宅したのか、と知りました。
同時に、こいつが頑張っていれば次の試合もあって帰宅が遅くなっていたのに、と弟にも腹が立ちました。
トイレを済ませると、母も家にいることがわかりました。
母は目を合わせることはありませんでしたが、普通に「おはよう」と言ってきました。
私は顔から火が出るほど恥ずかしかったですが、「あ、うん」と声を振り絞って出しました。
「ご飯いらない」とボソッと告げて部屋へ逃げ込みました。
その日は部屋にあったグミだけを食べて空腹をしのぎました。
翌日からは普段通りの学校生活です。
朝早く起きてバタバタと準備して家を飛び出しました。
家では誰ともほとんど口を聞かずに、目も合わさずに過ごしました。
帰宅してからも急いでご飯をかきこみ、すぐに風呂に入って自室へ閉じこもりました。
それでも母は、いつものように「おはよう」「行ってらっしゃい」「おかえり」と私に優しく声をかけてくれました。
2週間ほどは家族と目を合わせるのが嫌でしたが、相変わらず母は普通に接してきました。
あのことは何一つ私に訪ねて来ませんでした。
まるで「何も見ていませんよ」と言わんばかりに…。
そんな母の気遣いがあってか、数ヶ月すると、私も今までのように家族と接することができるようになりました。
母とも目を見ての会話ができるまでに回復したのです。
こうして、地獄のような恥ずかしさから逃れることができたのですが、もしかしたら見られた私より見てしまった母の方が苦しんだのかなと思います。
今では、母に申し訳ないことをしたと感じます。