私の初体験は中学3年生のときです。
いまどきの子にとってはどうかはわかりませんが、当時はたぶん早かったと思います。
あまりいなかったのですが、まわりで早熟な子がもうやったらしい、なんていううわさが流れようものなら大事件になる時代でした。
というか、今私には中学1年生の息子がいるのですが、非常に小柄なこともありますがあと2年くらいのうちにこの子が女の子とエッチするなんて、とても想像できないですね。
その初体験のお相手も同級生だったからです。
そして、私も彼も非常におとなしくて、そんなこととてもしそうになかったからです。
・きっかけは私から、 エッチに対する憧れ
さて、その彼と付き合い始めたのは中学2年生の夏でした。
野球部の子で、同じクラスだったことから宿泊学習で仲良くなり、夏休み前に付き合いだした、というよくあるパターンです。
夏休みに一緒に映画に行ったり、たまに一緒に帰ったりする程度で、非常にかわいらしい付き合いでした。
キスはおろか、手をつなぐこともなかったです。
今であれば、たぶんラインやなんかでまめに連絡も取れるのでしょうが、その当時はそんなものはなく、会うか家の電話を使うかしか方法はありません。
今思えば、間違いなくそのころのほうが会いたさが募ると思います。
その時期特有なのでしょうが、私のほうが間違いなく早熟でした。
知識もあったし、エッチやキスに対する憧れも私のほうが強かったです。
性欲からエッチやキスがしたいというよりも、本や漫画で読むような、そういうことをしてみたい、という思いのほうが強かったです。
ですので、中学3年生になってから、私のほうから積極的に手をつなぐようになり、キスも迫りました。
主に場所は私の家です。
親が共働きだったので、基本的に家には誰もいないことが多かったです。
そういう誰もいない密室で二人きりでいると、やはり彼もむらむらとしてくるもの。
だんだんキスだけではすまないような、そんな雰囲気が増えてきました。
・だんだん身体に触れる回数が増えてきたけど…
さて、こうして触れ合ったりキスをする回数が増えて、少しづつ触ったり触られたりする回数が増えてきました。
当時のエッチに対する知識は本当に漫画ぐらいしかなかったので、なんというかきれいなイメージが大きかったのですが、彼の欲望がそういうものではない感じがして少し面食らったことを覚えています。
なんかそんな素敵なものじゃないなと。
私はなんとなく冷めてきたのですが、もちろんむこうはそうもいきません。
彼は彼でいろいろ情報を収集していたのではないでしょうか。
はじめは服の上から胸を触る程度。
だんだん下のほうにも手が伸びてきます。
ちなみに私自身は中学に入ったころからオナニーはしていました。
触られると気持ちがいい、そういう気持ちもありましたが、はっきりいって自分でしてたほうが気持ちよかったです。
でも、彼のことは大好きだったのと、だんだんむこうも私も慣れてきます。
気持ちよくて声が出るようにもなりました。
そしたら、今度は彼が自分のも触ってくれというようになり、少し服を脱いだ状態でお互いをさわり合うことが増えてきました。
射精するまで触ってあげることもしましたが、いわゆるBの状態で終わることが半年くらい続いたのです。
・とうとう初エッチ。でもうまくいかない
そんなことを繰り返していたある日、彼がコンドームを持ってきたのです。
中学生男子ながら、コンビニかなにかで勇気を出して買ってきたのでしょう。
もうこれはするしかない。
私も覚悟を決めました。
そのころには私も充分性欲があって、そろそろいいかなと思っていたのです。
今までは着ていた服をお互いにすべて脱ぎ、布団もないままですがエッチすることに。
いつものようにキスをして、身体は充分触りあってからです。
でも、いざしようとするとき、入れる前に彼が射精してしまいました。
えー、です。
しかも、その後はいくら触ってももうたちませんでした。
かなりむこうもショックを受けていましたが、まあ仕方がないのかな、と思いその日は終了。
別の日に改めてすることになりました。
今日はするんだろうなという前の日、彼は自分でしっかり抜いてきたそうです。
そしてトライ。
今度は大丈夫だったのですが、お互い初めてだから、まさかの入れる場所がはっきりわからない。
その前にコンドームをつけるときにも時間がかかり、ただでさえ私はちょっと冷めていました。
おしりのほうに入れそうになり、違う違う!といってみたり、手で添えたり入れるところまでは結構時間がかかりました。
なんかムードもくそもなく、スポーツをしている感覚だったことを覚えています。
ようやく入れたとき、よく聞くような激痛とかはなかったのですが、やっぱり痛かったです。
しかも入れた瞬間に彼はいってしまいました。
開始数秒で終了、という感じです。
でも、二人とも達成感はありました。
次はいけるぞ、と。
・そこからは毎日エッチ
年頃だったので彼のほうが味を占めてしまい、そこからほぼ毎日会ってエッチしてました。
何回かするうちにお互い慣れて、気持ちよくもなりましたし。
今思えば、ムードとかなくて、さあするぞという感じのエッチばかりでしたし、私がいくこともなくてあっさりしたものでしたが、かわいかったなと思います。
今はもう、あんな初々しいエッチはできないですね。