僕には妹がいる。
もともと一人っ子だったけれど、両親が離婚して母親と暮らすようになり、母親が再婚したことで妹ができた。
大人しくてかわいい女の子。
でも最初は、いきなり兄ができたなんて言われても困るだろうなと思って、少し距離を置くようにしていた。
でも少しずつ、妹から僕に近づいてきた。
お母さんを早くに亡くしてお父さんと二人暮らしをしていた妹は、一人きりでも泣き言を言わず、頑張っていたって聞いている。
でも少しずつ僕と話すようになり、「あの時は寂しかった」などというネガティブな感情を見せてくれるようになっていた。
気付いたら、妹は毎晩のように僕の部屋に来て、一緒にいろいろ話す間柄になった。
僕は大学生、妹は高校生。
そんな二人が毎晩一緒に家で話をしているなんて、おかしいかもしれない。
でも妹はその時間を楽しみにしているようだったし、僕もその時間が嫌いではなかった。
ある日、いつもと同じようにお風呂に入り、妹がカフェオレを持って僕の部屋にやってきた。
ベッドに座り、レポートを書いてる僕の背中に向かって話しかける。
僕は妹の話に耳を傾けながらパソコンに向かっていたが、気付いたら妹が僕の椅子の後ろに立ち、僕の首に両腕を回してきた。
「え…」
「お兄ちゃん、抱きしめて…」
妹の腕の暖かさを感じ、そんなこと何も期待していなかった僕はびっくりしてしまった。
妹のお風呂上がりのシャンプーの香りが鼻をくすぐる。
でも、胸がドキドキして、僕は固まっていた。
そんな僕にお構いなく、妹は僕の頬に唇を寄せた。
気付いたら僕は立ち上がり、妹を抱き上げてベッドに押し倒してしまっていた。
「んっ」
妹が可愛い声を上げながら、僕のTシャツを掴んだ。
僕は仰向けになった妹の唇を塞ぐようにキスをして、妹の体に覆いかぶさる。
いけないことをしている自覚はあった。
でも、毎晩毎晩語り明かした妹、血のつながらない妹、そんなことを考えながら、僕の頭は沸騰していた。
もう止まらない。
妹のTシャツをゆっくりめくりあげていく。
ブラをしていない妹の柔らかそうな胸が姿を現した。
妹は顔を赤くしながら、僕の手を自分の胸に導いていく。
僕は妹の胸に手をかぶせながら、妹の首筋にキスをし、その唇を胸に這わせていった。
最も敏感なピンク色の部分に唇が触れると、妹の口から熱い吐息が漏れた。
大きめのTシャツを着ていた妹は、ズボンを履いていなかった。
妹は僕の手を自分の下着の中に入れていく。
そこはすっかり濡れて、暖かく湿っていた。
僕はゆっくりと指を動かしながら妹の胸に舌を這わせ、今度はゆっくり妹の下着を脱がせていった。
妹の足を開いていくと、そこはすっかり湿っている。
僕は顔を近づけてキスをしながら、敏感な部分を中心に舌を這わせ、吸い上げていった。
妹の口から声が漏れてきた時は、僕のそれも限界だった。
そのまま妹の足をゆっくりと持ち上げ、妹の中に侵入していった。
改めて、いけないことはわかっていた。
でも「妹を犯している」という非日常的な事実が、僕のコントロールを不能にした。
妹の中でイってしまい、そのまま二人で抱き合って、まるで何事もなかったかのようにたわいない話をしながら、妹は幸せそうに笑った。
それ以降も、さすがに毎日ではないが、妹と体を重ねる日が続いている。