・ネットのコミュニティで痴女に出会う
これはとあるSNSが、まだ招待制で自由に登録できなかった頃の話。
自分の好きなこと、願望のあることを集めた趣味のコミュニティを作る人たちがいて、中には表に出せないようなアダルトな集まりを作ってたりしたわけです。
当時はまだサービスが開始されたばかりで、R18の規制もゆるゆる。
流石にR18画像の投稿は厳しくても、文章ならOKってことで結構ヤバい願望書き込んでる人とかいたんですよね。
で、その中に『本当は〇〇です』って、性癖を暴露するコミュニティがあったわけです。
その中に露出願望があって、人に見られたいってこと書いてる女性がいたんですよ。
プロフ画像はぼかしてましたけど、たぶんかわいい子、書き込み辿ってプロフィール見たら割と近くに住んでることが発覚。
コミュニティ参加は他人に見せないことも出来るようになってたんですが、普通に日記とかは書いてたのでまずはコミュニケーションとってみました。
で、なるべく話題を合わせて距離感が近づいてきたなーと思ってから、メッセージに切り替えて、会ってみたいって話と、隠れて参加してるコミュニティと書かれてた内容を伝えたわけです。
まぁ、ぶっちゃけ、アカウントは使い捨ててもいいかと思ってたので通報上等な感じだったのですが……
なんと、実際に会うことになったわけです。
ただし、会う条件がかなり特殊で……それが、電車の中での視姦プレイのお誘いだったわけです。
・痴女が電車にやってきた
詳しいことあんまり書くとあれなんで伏せますが、内容的には『見られると興奮するので、電車の中で私を視姦して欲しい』という返信と、エロ自撮りが一緒に送られてきたんですよね。
色白巨乳の人が服めくってってブラ見せてる姿で、もうそれで会うことは確定しました。
釣りだったら釣りでいいやーって感じ。
で、詳しい内容を詰めていったんですが、お互い詮索はなしで、会話もしない。
『電車の車両の何両目にいるので、私を見て欲しい』と、やること自体はシンプルです。
まぁ、どうせならヤりたいし、お近づきになりたい気持ちもあったんですが、印象良ければその後続くかもしれないって感じの下心で全部条件飲みました。
その日が来るまでは割と早かったですね。
で、待ち合わせの日の朝、彼女から「こんな服着てます」って、顔見えない感じの自撮り送られてきたのですが、胸元ざっくりあいた感じの白いワンピース着てました。
夏だから服装的には不自然ではないんですが、明らかに前かがみになったらブラとかもっといけないもの見えるだろってやつです。
後、白い服って透けやすいですし。
「似合ってますね。会えるの楽しみにしてます」って返信して、後は電車にGO。
地方のローカル線で、昼過ぎくらいの電車で待ち合わせたので客はまばらにいる程度。
みんな席に座れる状態ですね。
目的に車両に行くと、彼女は普通に座ってました。
会話はしないって約束だったので、会釈だけして彼女に近づきました。
彼女も会釈返してくれましたが、それだけ。
ただ……近づいただけでわかったんですよね。
上から見下ろすと、電車の揺れに合わせて、ブラがちらちら見えるんですよ。
ああ、そういう意味かって察して、座るスペースたくさんあるのに彼女の前に立ってしまいました。
彼女は全く気付かないふりしてましたけど、耳は結構赤くなってたんで興奮してたんでしょうね。
で、彼女のリアクション待ってたんですけど……
彼女が少し前かがみになって、ヒールに触った瞬間、見えたんです。
ブラちら通り越して、ピンク色の突起が。
自分に合わないサイズのブラ付けて屈んだ結果、たまに乳首ちらする人っているんですよね。
人で混んだ電車で、露出多い女の子の前に立つと見えたりすることあるんですが……
まさに眼福です。
その後、彼女は姿勢なおしたんですが、心なしか私の股間に視線が集中しているように感じました。
いや、わかんないですけどね。
で、彼女が下りるって前もって言ってた、少し大きめの駅まで、またブラちらタイムが続いたわけです。
・痴女とのその後
で、この後ですが、メッセージで「めちゃくちゃエロかった」「興奮した」とか送ったら、彼女もまんざらでもなかったのか「うれしいです」「また見られたくなったらメッセージします」と返ってきました。
もう、期待しますよね。
ところが、この後にSNS自体が大幅に変わってしまうことになりました。
多くの人に知ってもらうために、招待制を廃止してオープンにしていくことを発表。
ついでにアダルト関連のコミュニティの閉鎖などが決まり、過激な書き込みとか、規約に触れる画像を投稿してた人が次々と凍結されました。
大変だなーと思いつつ、今後のことを彼女に話してみようと思ったら、彼女のアカウントも凍結されていました。
……いや、露出願望があるなら、他にもアダルトコミュニティに所属して、何か画像投稿してた可能性とかもあるわけですが。
あまりにもあっけない幕切れに、ちょっと泣きました。
連絡先交換とかもできなかったので、再会はちょっと望み薄です。
ただ、「世の中には釣りではない痴女がいる」ってわかったのは大きな収穫ですね。