・初オナホ
20歳の時に付き合っていた彼女が、ちょっと変わったものを持って帰ってきました。
何かというと、オナホです。
なぜ彼女がそんなものを持っているかというと・・。
彼女は、DVDショップでバイトをしていたのですが、中にはアダルトコーナーも設置されていまして、その関係で、メーカーからアダルトなおもちゃも入荷しているんだとか。
そんななか、何かのキャンペーンで、プレゼントとして用意されていたおもちゃが大量に余りまして・・。
バイト先の同僚に「彼氏のために持って帰ってあげなよ」的なことを言われたそうなんです。
なんともまあ、余計なおせっかいというか、そもそも、そういうのってセクハラになるんじゃないの?
とにもかくにも、余ったおもちゃの処分がてら、彼女がオナホを持って帰ってきたわけですが・・。
つくりは、非常にシンプルなもので、いかにも付録(おまけ)みたいなちゃちな感じ。
それにローションを垂らして、使うそうなのですが・・。
実はこの時僕はオナホを使ったことが一度もなく、これが人生で初めてのオナホ体験。
彼女の目の前で、さっそく使ってみると・・。
身をよじるような快感が訪れました。
それまではオナホなんて、絶対に気持ちいいはずがないと、勝手に思い込んでいましたが、いやはや食わず嫌いはダメですね。
いつもと違う快感に、顔が真っ赤になってきました。
それは、中学時代に初めてした自慰行為と同じような感覚で、気持ちよさと、恥ずかしさと、焦燥感とが入り混じったような感覚。
そんな感覚の中、すぐ横には彼女がいるわけで・・。
・どっかに行ってほしい
ぶっちゃけ、この瞬間は、彼女にどこかに行ってほしかったですね。
一人でこの瞬間を楽しみたいというか、いろいろとエロい素材を見ながら、理想的な妄想にふけりたかったんですけどね。
でも、そんなことを彼女に言うのはさすがにね。
「オナニーするから、どっか行っててよ」なんて、言えるわけないじゃないですか。
そんな僕の、奥ゆかしい気持ちを察したのか、ある種の嫉妬の感情を表し始めた彼女。
「それ気持ちいいの?ねえ、そんなのやめて、私とエッチしようよ」とか、言って誘惑してきます。
もう本当に、この瞬間は放っておいてほしかったですし、さっきも言ったように、少し一人にしてほしかったんですけどね。
そんな気持ちが表情に現れたのでしょうか。
彼女が突然、怒り始めました。
・オナホに大量射精
「ねえって!言ってるでしょ!こんなのどこがいいのよ」と、チンコに装着したオナホに手を伸ばす彼女。
そして、「そんなに気持ちよくなりたいんなら、そうしてあげるわよ」と、高速でオナホを動かし始めました。
「いや、ちょっ・・ちょっと待てよっ」乱暴な動かし方なので、気持ちよさの合間に、ビクッとくるような衝撃がきます。
快感、快感、快感、ときて、ちょっ!、みたいな、予測不可能な、強さがやってきます。
その予測不可能な強さが、何回か訪れた時に、ついにイッてしまいました。
オナホに大量射精。
あまりの気持ちよさに、もう一度この快感を味わいと、すぐに思ったほどです。
ただまあ、これがあってからというもの、彼女はオナホの話をすることはなくなりました。
とはいえ、あの快感が忘れられなかった僕は、彼女に隠れてオナホを購入し、一人で楽しんでいるのでした。