『初めての快感』
一番最初に快感を感じたのは小学1年生でした。
休みの日になると、当時大好きだったリトルマーメイドのアリエルの真似をして、布団を足腰にきつく巻き付けて人魚ごっこをしていました。
ある日、いつものように人魚ごっこをしていた時のことです。
その日は動いて布団が落ちないように、布団を強く股に挟んでみることにしました。
そして足を閉じて小俣で歩いてみたところ、それまで経験したことのない感覚に襲われたのです。
これが何なのかその時は全くわかりませんでした。
私は人魚ごっこが上手にできた高揚感だと思い、それからも布団を股にきつく挟んでは小俣で部屋中をあるき回りました。
『快感の正体』
それから4年経ち、私も小5になりました。
そのころにはセックスという行為があることは雑誌を読んで知っていましたが、自分一人でする行為があるとは知りませんでした。
もう小学校高学年だった私は人魚ごっこはしておらず、それでもたまにあの高揚感を懐かしく思っていました。
私はその頃から塾に通うようになり、自転車で通塾していました。
ある時、友達から「サドルの先に座ってペダルを漕ぐと足痩せする」という情報をもらい、痩せたいと思い始めていた私は早速塾に向かう道中に試してみました。
サドルの先は幅が狭くて私の股間にピッタリと食い込んできました。
その状態で自転車を漕ぐとサドルが左右に動いて私の股間に擦れました。
初めは少し痛みがありましたがだんだんと快感に変わっていきました。
それは、あの人魚ごっこの時に感じた高揚感と同じ感覚でした。
不思議な気持のまま塾に着き、帰りも同じ気持ちを体験して帰りました。
こうして自転車に乗ることで快感を味わえることを知った私は、それが股間から来ているものだということを知ったのでした。
『ついに、初めての自慰』
それからまもなく、私は家で一人留守番をすることになりました。
私はその時を待っていました。
あの快感の正体がわかった今、そこを触るとどうなるのか実験してみたかったのです。
私は早速パンツ一枚になりました。
そして両足を広げ、まずはパンツの上から恐る恐る触ってみることにしました。
自分の股間をしっかりと触ることなどそれまでありませんでした。
おしっこをするためだけの場所だと思っていたので、まさか自分の体に知らない箇所があるなんて思ってもみませんでした。
私がパンツの上から優しく撫でると、小さな突起物が当たりました。
そしてそれに触れた途端にあの快感が襲ってきたのです。
「ここを触ればいいんだ。」
私は遂に自慰にたどり着きました。
正しいやり方は知りませんでした。
とにかく最初は怖かったので、優しく優しく前後に動かしてみました。
するとその快感は徐々に強くなり、頭がぐるぐるしてきました。
もっと強く押しながら前後に動かしてみると、体の奥底から快感が湧き出てくる感じがしました。
止め時がわからずそのまま指を動かしていましたが、大体10分くらい経っていたと思います。
突然頭が真っ白になり体が震えだしました。
私は怖くなって手を離しましたが体の震えはしばらく止まりませんでした。
これが私の初めての絶頂でした。
トイレに行って股間を拭いてみると、ネットリとした液体がティッシュに付きました。
パンツもシミになっていて、私は何か悪いことをした気がして急いでティッシュでシミを落としました。
その日は罪悪感に苛まれましたが、その日以来留守番中の自慰が私の日課となりました。