・気の合う同僚
学生時代に、バイト先で凄く気の合う同僚(女性)がいました。
その子も自分と同い年の大学生で、シフトが同じ日は、バイトに行くのがちょっと楽しみだったのを覚えています。
普段なら「早く仕事が終わらないかな」なんて、時間がやたら長く感じますが、その子がいる日は、「あ、もうこんな時間」みたいな感じで、時間が過ぎるのがやたら早く感じていたんですよね。
ただ、ひとつ断っておくと、異性としては全くと言っていいほど興味はなく、個人的には男友達と同じような感覚でした。
上にお兄さんが2人いるそうで、好きな漫画とかアニメとか、音楽とか、お笑いとか、お兄さんの影響なのか、ものすごく気が合うんですよね。
あと、羞恥心みたいなものが全くなくて、変顔や、モノマネ、あとは、下ネタとか、同年代の女性がちょっと抵抗するようなことも普通にこなしていました。
そういうところが、楽しくて、面白くて、居心地がよかったのです。
・店長や同僚が
そんな彼女ですが、夜のバイトをしていると公言していました。
そして、「もしよかった来てね」なんて、冗談とも本気とも取れない発言をよくしていました。
先ほど、異性としては全く興味はないと言いましたが、さすがにこういうことを言われると、ちょっと心がざわついてしまいます。
何せこの段階で僕はまだ女性経験がなく、そのあたりのことに免疫がなかったからです。
とはいえ、さすがにサービスを受けるつもりは毛頭ありませんでした。
が、あることがきっかけで気持ちが180度変わりました。
それは、バイト先の店長やほかの同僚が、彼女のサービスを受けているという事が判明したからです。
ある日、同僚の一人に「店長、昨日も彼女の店に行ったんだってよ」なんて言われて・・。
詳しく聞くと、数人がそういうことになっていたのです。
・彼女のサービスを受けて
彼女に問い詰めると・・。
「え?知らなかったの?言ってなかったっけ?」と、軽ーく返されてしまいました。
確かに、公言していましたが、まさか同僚や店長が通っているとは知りませんでした。
すると、「今日このあと、入ってるけど、来ちゃう?」なんて誘われて・・。
うろたえていると、「あ、こういうところ初めて?もしよかったら、プライベートで相手しようか。」と。
なんかよくわからないけど、そういう展開になって、翌日本当に彼女が自宅にやってきました。
そこで、自分がまだ女性経験がないという事を告白すると、「そっか、じゃあ、今日は大サービス。」ということで、筆おろしをしてくれることになりました。
彼女のテクニックはものすごく、さすがはプロといった感じ。
無事に初体験を終えた僕ですが、なんだか物足りません。
すぐさま、2回目のセックスに突入しようとすると・・。
「ここからはギブアンドテイクよ♡」なんてビジネスライクなことを言われてしまいました。
とまあ、この日をきっかけにして彼女と関係を持つようになった僕ですが、少しずつ彼女にメロメロになってしまっていました。
が、ある日突然、「お金がたまったから留学する」という事で、オーストラリアに行ってしまった彼女。
心にぽっかりと穴が開き、当面は何も手につきませんでした。