・運悪く
ツーリング中、突然、トイレに行きたいと言い出した彼女。
コンビニでもあればいいのですが、かなりの田舎道だったため、なかなかありません。
もうかれこれ1時間ほど探しましたが、全くないのです。
途中途中で、個人でやってるようなお店がいくつかありましたが、やってるのかやってないのか、わからないような、閑散とした気配。
そもそも、トイレなんて設置してないでしょうし・・。
最悪民家でトイレを借りることも提案しましたが、それは彼女が嫌がりました。
まあねえ、年頃の女の子が、他所の人の家でおしっこなんてできませんよね。
そうこうしていると、自販機がたくさん設置されている、ちょっとした休憩所を発見しました。
トイレもあるようですが・・。
最悪なことに、ヤンチャな男の子たちが、トイレの前でたむろしていて、非常に入りにくいです。
彼女も、嫌がったためスルー。
で、次に発見したのが、公衆トイレ。
が、ものすごく衛生的に問題のあるトイレでした。
匂いがすごいですし、床には、よくわからない虫が、ニョロニョロと這っています。
彼女は大の虫嫌いだったので、ここも却下。
しかし、もう我慢の限界だったので、トイレのすぐ横の、草むらで用を足すことにしました。
・我慢できない
パンツをずらして、しゃがみこみ、やっと出せる、というところで、今度は「キャッ!」という悲鳴が聞こえてきました。
どうしたのかと近づくと、指をさしながら、「ト、トカゲ・・こんな太っといの・・。」と、見てみると、丸々太ったトカゲが、こちらを凝視しています。
その辺にあった枝で追い払いましたが、彼女はもう完全に腰が砕けていて、自力でしゃがみ態勢を維持することができません。
仕方がないので、彼女の足を抱えて持ち上げて、その状態でおしっこをさせることにしました。
・羞恥心に耐えながら
こう、彼女の膝裏を抱えて、アソコ丸出しの状態になる格好。
かなり恥ずかしがっていましたが、もうこれしか手段がないことに彼女も気づいているのでしょう。
顔を真っ赤にしながら、羞恥心に耐えていました。
そうこうしていると、ザザっという音とともに、おしっこが草むらに放たれました。
普通なら、十数秒で終わるところですが、かなり我慢していたため、異常に長い。
こちとら、腕も疲れてきているというのに・・。
「もう終わりそう?」と聞くと、「まだ、もうちょっと」と、曖昧な返答。
1秒がやたら長く感じられる中、ふと地面に視線を落とすと、先ほどのトカゲが、舌を出しながら、こちらを凝視していました。
そちらに向かって、彼女の放出するおしっこを向けると・・。
逃げることはなく、体全身に彼女のおしっこを受けていました。
この間も舌をペロペロとしています。
水分と塩分の両方を補給している感じでしょうか。
彼女もトカゲの存在に気付き、「また、トカゲっ!てか何?ちょっと、おしっこ掛かってんじゃん。なんかいやなんですけど」と、すっごい微妙なリアクションをしていました。
そんなこんなで、おしっこを出し切った彼女ですが、今度はぷ~~っという、長いオナラが出てきました。
いや、おしっこを出した後のオナラ、めっちゃ分かるけど・・。
彼女のオナラをこんな間近でしかもこんな長いの聞いたことがなかったので、なんかちょっとショックでした。
その後、彼女を地面に降ろすと「テヘペロ」みたいなリアクション。
とにもかくにも、たかがおしっこで、いろんなことがあった1日でした。