『夏の海水浴場での思い出』
「ねえ、この水着どう? 高かったのよこれ」
「うん、とってもよく似合ってるよ」
「ふふ。あと100回は褒めてね」
真夏のまぶしい太陽。
キラキラと光る海。
風に乗って運ばれてくる潮の香りに砂浜ではしゃぎ回る子供たち。
そんな夏らしい光景が広がる中、俺たちカップルは海水浴場で普段とは違うレジャーを存分に楽しんでいた。
彼女はガチめの運動部ということもあり少し筋肉質だったが、ポジティブで無邪気で快活なところがかわいい。
それに毎日のカロリー消費は日々の鍛錬でとんでもないことになっているだろうことは想像に難くないにも関わらず、お胸はしっかりとボインとしていた。
「ほーら、オッパイばっかり見てないでボール見なさいな」
「あーっ!?」
彼女の放ったスイカのビーチボールを取り損ねてしまい、俺は急いでボールを取りに行った。
俺だってこれでも運動部のはしくれであったわけで、運動神経抜群とは言わないまでも悪くはない自信がある。
しかし、その日の俺は何もかもてんでダメだった。
「もしかして試合の疲れが残ってるのかしらー?」
「お前が可愛すぎるのが悪いんだー!」
「なら仕方ないわねまったくー!」
スイカのビーチボールをあらぬ方向へ返してしまったため、俺はまたまた急いでボールを取りに行った。
普段の試合でこんなことをしていたら完全に戦犯であることは間違いないが、俺はこんな戦犯なら悪くはないと思った。
『俺の自宅での思い出』
海水浴の後、俺たちは着替えて俺の家で昼食を食べた。
その日のメニューは冷や麦と天ぷら。
俺が冷や麦をゆでて薬味を切っている横で、彼女がかぼちゃやなす、ししとうの天ぷらを揚げてくれた。
あんなに思い切り遊んだ後がっつり料理だなんて若かったなぁ……
とそれはさておき、彼女の揚げた天ぷらはサックリしていてとても美味しかった。
部活に、勉学にとただでさえ忙しいのに高校生にしてこんな料理の腕を持っているなんてすごい、裏でとんでもない努力をしているんだろうなぁとその時彼女を改めて尊敬した。
「すげえじゃん。これどうやって揚げたの? 俺がやるとべチャっとなるんだけど」
「温度が一番大事ね。あとは丁寧な下ごしらえ。スポーツと同じで準備も大事なのよ」
ちなみに彼女は他にもカレーや肉じゃがを作ってくれたことがあったが、そのどちらも絶品だった。
俺は正直お店で出てきても何の問題もないようなクオリティだと思った。
これらはポピュラーな家庭料理ではあるけれど、美味しく作るとなると難しいんだけどなぁ。
ともあれそうして昼食を楽しみ、しばしお昼寝をした後はまったりと室内でゲームをして楽しんだ。
ゲームの世界では超有名なヒゲのオッサンとその愉快な仲間たちがパーティーゲームでワイワイガヤガヤやる中、俺は画面に夢中な彼女にも目を向けた。
うーん、頭のてっぺんから足の先までえろい。
『おぱんつの思い出』
頭に血が上り過ぎて、どういう流れでそうなったのかはよく覚えていない。
しかし、俺が彼女にパンツを見せてと頼んだのは確かだ。
「おぱんつ? まあ、いいけど」
「いいの!?」
「今日だけだからね……」
彼女は立ち上がって俺にお尻を向けると、ワンピースの裾をめくってみせた……白だ。
「どう?」
「とっても……眼福です……」
「男の子ってさ、こういうのも好きなのよね」
おまけに彼女はおもむろにこちらに寄ると、座っていた俺の顔にお尻を押し付けた。
目の前がおぱんつでいっぱいになり、また彼女の匂いが、彼女のおぱんつの香りが肺の中を満たした。
これに我慢できなくなった俺は思わず……
ドピュ、ドピュ、ドピュッ……
彼女の目の前で射精した。
しかも恥ずかしい、ヤヴァイと感じている中、彼女は精液をやさしくティッシュで拭きとってくれた。
だからそれもえちえち過ぎるんだって……!
なお、その日は12時間も寝込むくらいに消耗したことはナイショ。