『初めては16歳の夏』
私は普通という言葉がしっくり当てはまる一般的な女子高生でした。
部活ばかりしていて、恋愛経験もほとんどありません。
そんな私でしたが、16歳の夏、忘れられない体験をします。
当時、週2ペースでコンビニでアルバイトをしていました。
学業に部活にと忙しい日々を送っていたのですが、新しいことにチャレンジすることが好きな私はバイトを追加しても全く苦にはなりませんでした。
そのバイト先で一目惚れをしてしまうほどの男性に出会いました。
大学3年生の彼は私にとって大人の雰囲気が溢れ、一緒に働いていても緊張して赤面してしまう、そんな存在でした。
手の届かない存在の彼と思っていましたが、彼の方から「今度、デートしない?」と声をかけてくれました。
まさか、そのデートで初体験をしてしまうなんて当時の私は想像もつきません。
16歳の夏、彼のアパートでの初体験は私の人生を180度変えてしまいました。
『痛みと快感』
初デートではカフェでランチをした後、彼のアパートでDVDを観ることになりました。
緊張でカチカチの私でしたが、さりげない彼のスキンシップで徐々に慣れていきます。
キスもしたことがない私に対し、「これから色々教えてあげる」と言葉をこぼし、初めてのキスから舌を絡ませてきました。
驚きつつも憧れの彼とのキスです。
気持ちよくて、すぐに力が抜けてしまいます。
そのまま、私の胸へと手を伸ばし、簡単に下着姿にされてしまいました。
初めてということも考えてくれていたのか、前戯を丁寧にしてくれたことを覚えています。
身体中を舐め回され、恥ずかしさと気持ちよさで頭が真っ白です。
彼も興奮していたのかズボンの上からでも形がわかるほど、大きくなっていました。
身体がフワフワした状態に急に痛みが走りました。
あまりにも大きい彼がゆっくりですが入ってきました。
今まで自慰行為すらしたことがない私は悲鳴を上げてしまうほどに痛かったのです。
「ゆっくり深呼吸して、俺の顔ちゃんと見て」優しい彼の言葉が入り、彼の指示に従うことに集中しました。
徐々に快感も得れるようになり、痛みと快感が同時に襲ってくるような感覚でした。
『初体験で私が得たもの』
彼との初体験は1回だけでは収まらず、私が失神してしまうまで行為は行われました。
彼は性欲モンスターと呼べるほど、ずっと元気なままでした。
途中から「もうやめて」と泣き出した私に対し、余計に興奮してしまい、「可愛い、可愛い」と連呼しながら私を抱きました。
初体験にしてはかなり刺激の強い体験をしたのではないかと思います。
しかし、私にとって初体験は彼とで本当に良かったと思えます。
その日を境に身体が変わってしまったのか、自慰行為に目覚め、彼とのエッチも刺激的なことを求めるようになりました。
今まで、何も知らない普通の女子高生でしたが、彼との出会いで自分磨きもストイックに始めました。
綺麗な身体を見てほしい、触ってほしいという感情から向上心も強くなり、自信が持てる生き方ができるようになりました。
痛みとともに快感をくれた彼の優しさに今でも感謝しています。
彼とは高校卒業と同時に自然消滅してしまいましたが、彼との経験で今では大好きな旦那を喜ばすことができています。
恐らく、初体験をきっかけに私もすっかり性欲モンスターになってしまったようです。