・一人暮らし
大学生の時にできた彼女と、人生で初めてセックスをすることになりました。
それまでにも、中学や高校で彼女はいましたが、キスとか、ちょっと体を触る程度にとどまっていたんですよね。
なかなか、セックスをするようなタイミングがなくて、若い欲望を持て余していたような状況です。
そんな中やっと手に入れた自由。
大学生になり、一人暮らしを始めたので、一人の時間と空間が劇的に増えたのです。
幸先よく、すぐに彼女もでき、夢にまで見たセックスがもう目の前。
順調に関係性を深めていき、やっとその時が来ました。
・いつにもましてセクシー
付き合い始めて1か月くらいだったかな。
このころには、もうお互い、セックスを完全に意識するようになっていて、どうやってそこに向かうかを、探っているような状況です。
でもまあ、なんだかんだ言ってもこういうのは、男性の方から誘うのがスマートです(男女平等とか、LGBTとか、今の時代にはそぐわない発言かもしれませんが・・)。
というわけで、次に彼女が自宅にやってきたときに、行動に移すことにしました。
彼女もそのことを予感していたのか、いつにもまして甘いムードが漂っています。
気のせいか、メイクとか服装とかもやたらセクシーです。
ホルモンが前面に出ているというか、女性のそういうタイミング(排卵)だったのかもしれません。
男性の場合、年がら年中発情していますからね、女性のそういうタイミングやシグナルを決して見逃してはいけないのです。
とまあ、当時女性経験のない私が、そんなことを考えられるわけもなく、ただただ目の前にいる彼女にメロメロになっていただけなんですが・・。
・イケず
で、キスとかボディタッチとかで、甘いムードがさらに醸成されていきます。
ベッドに移動して服を脱ぎ、抱き合ったり、キスをしたり、先ほどの延長線上のようなことを続けていきます。
この時は緊張感が半端ではなく、手とか足とか、少し震えていたように思います。
それなのに彼女はなんだか堂々としています。
僕の緊張感をほぐすかのように、優しく接してくれるんですよね。
背中をさすったり、頭をなでてくれたり・・。
ちなみに彼女もこの時が初めてだったのですが、なんなんですかね、この余裕たっぷりの対応は。
私なんて、コンドームを付けるときも、手間取ってしまって、緊張していることがバレバレでした。
で、なんとか、無事に彼女の膣に挿入する段階が来たのですが・・。
結論から言いますと、彼女の膣でイクことはできませんでした。
緊張感のせいか、気持ちがいいと感じる余裕がなく、うまく快感を得ることができません。
何とか射精しようと、頑張りましたが、焦りの感情がますます高まっていって、どうにもイケそうにありません。
そんな僕の焦った顔を見て彼女は、「今日でなくてもいいからね。また、次頑張ろう」といって、笑顔で応えてくれました。
結局その日は、彼女が手コキでイカせてくれました。
不思議なことに、手コキだとあっさりとイクことができました。
とまあ、理想とは程遠い初体験となりましたが、彼女の優しさをふんだんに感じることになり、ますます彼女のことが好きになったのでした。
それから2日後に再度セックスに挑戦し、その時は無事に彼女の膣でイクことができました。