・女っ気のなかった中学、高校
思い返してみると、高校を卒業するまでは全く女っ気のない生活を送ってきました。
親の教育方針もあって、部活動なんかには所属せず、大学受験のためにとにかく必死に勉強してきた形です。
なので、恋愛をするような暇もなければチャンスもありませんでした。
だって、そうでしょ。
学校の授業が終われば、次は塾や家庭教師。
で、休日はというと、仲の良い友人がいなかったもんだから、自宅で本を読んだり、映画を見たり、とまあ、そんなようなライフスタイルだったんですよね。
これはこれで一つの生き方なのかもしれませんが・・。
今になって思うと、これは正直あまり、推奨できませんね。
ここまで徹底しなくても、いい気がします。
というか、部活動もし、恋愛もし、たまには悪ふざけもし、それで第一志望の大学に合格した同級生はかなりの数に上りますからね。
要は、要領さえ良ければ大丈夫なんですよ。
まあ、その要領の良さが私には欠けていて、それを親も把握していたからこそ、あそこまで徹底してたのかもしれませんけどね。
とまあ、とにかく、こんな感じで、女っ気のない学生生活を送ってきた私。
努力の甲斐あって、何とか大学に合格することができました。
第一志望ではありませんでしたが、それでも十分納得のいく大学に入学できましたよ。
・初めての彼女
さて、無事に大学に合格した私ですが、今までいろんなものを犠牲にしてきた分、そろそろ、はっちゃけてもいいころです。
というわけで、ひとまずサークルに所属することに。
華やかな世界に憧れていたので、テニスサークルに入ってみることにしました。
そこで、運命の女性と出会うこととなったのです!
全くの素人だった私に、優しく教えてくれる女性がいまして、何を隠そうその女性こそが、私の初めての彼女になる人だったのです。
その人は私よりも1つ上の先輩で、すごい面倒見のいいひとです。
そんな先輩となぜいい関係になったかというとですね。
なんだか、私のことが”放っとけない弟”みたいな感じに映ったそうです。
彼女には、3つ年下の弟がいるらしく、何やら、雰囲気が彼に似ているそうなんですよね。
具体的には、口下手で内気で、コミュニケーション力に欠けている部分が似ているそうです。
普通なら、こんな性格の男性は女性に好かれないと思うんですが・・。
前述したように、放っとけない弟みたいに映ったようで、奇跡的に彼女と付き合う運びとなったのでした。
ちなみに、正式な告白は、私の方からしました。
さすがにそれくらいはね。
男の私がやらなければなりません。
・準備は万端!
ちなみにですが、付き合い始めてから3か月、何のコンタクトもありませんでした。
いやもちろん、映画を見に行ったり、ドライブに行ったり、ちょっとリッチなレストランに行ったり・・、こういったデートには行ってましたよ。
コンタクトが無かった、というのはずばり、性交渉のことです。
前述したように、これまで全く女っ気のない生活を送ってきた私。
当然のことながら、性交渉もしたことが無く、なんならキスもしたことがありませんでした。
なので、どうやって、コンタクトをとればいいのかイマイチわからずにいたんですよね。
そんなある日、ついにチャンスが訪れました。
私ののらりくらりとした態度に彼女がついにしびれを切らした形です。
彼女の両親が旅行に行くため、実家に泊まりに来てもいいということになったのです。
ここで勝負に出なければ男が腐る、というわけで、この日は準備万端で臨むことにしたのですが・・。
・悲しいエンディング
諸々の過程を経てついに、その瞬間がやってきました。
彼女の裸体はそれはそれはきれいで、見た瞬間に興奮度はピークに。
ココから、あんなことやこんなことをして、女性の身体を満喫したかったのですが・・。
前述したように、興奮度がピークに達していた私。
あそこはビックリするくらいギンギンで、20年間溜まりに溜まった精を早く放出したいと、怒っているように見えます。
そんなスパーク直前の私のあそこですが・・。
エンディングは突然やってきました。
前述したように、色々と女性の身体を堪能しようとしたその瞬間、布団のシーツがあそこに触れまして。
あの、フワッとした、優しい肌触りが、妙に気持ちよくて、悲しいことに、これで射精してしまいました(恥)。
ヤバいと思うも、一度放たれた精子は、停めようがありません。
次から次へとドクンドクン発射されて・・。
また、その勢いのすごいこと。
一番最初に放たれた精子は、2メートルほど先の、カーテンに付着しました。
とまあ、これが私の初体験であり、この日は、布団のシーツにイカされた形です。
ということで、私の初体験の相手は、(自慰行為以外では)シーツということになるわけでして・・。
でもまあ、そんな不甲斐ない発射をした私に対して、彼女は、「すごいね、元気いっぱいだね」みたいな感じで、優しくお掃除してくれたのでした。
ちなみに後日、正式に彼女と性交渉をすることができ、とても幸せな時間を過ごすことができました。