神経系の、少し変わった病気になってしまった事がありました。
手術をしなければいけない病気でしたが、人間の頭にメスを入れる手術になるので、もし失敗したら取り返しがつかないと思い、いい病院をさがしました。
ネットで調べると、ある病院が、その病気の治療で有名な所らしいのがわかりました。
病院は駅からバスで30分ほど掛かる所にあり、病院のまわりには何もない山の中にありました。
大きな病院で、個室の密閉性がすごかった
とても大きな病院で、ロビーにはグランドピアノまで置いてあって、驚きました。
また、病院以外には何もないところだからか、病院の中には何でもあって、すごいなと思いました。
理容室、スターバックス、コンビニ、本屋など、ほんとうに何でもあって、この病院自体がひとつの町という感じでした。
そして、そこに入院して手術することになったのですが、大部屋がいっぱいで、個室の入院になりました。
入院の経験はなかったのですが、他の人の見舞いに行った事は何度もあったので、すこしは病院の事は分かっているつもりでした。
でも、この病院は最先端なのか、僕が知っている病院とは少し勝手が違いました。
僕が入院した病棟の一角は、入り口がロックされていて、普通の人は入ることが出来ないのです。
見舞いの人も、ロビーで受付をした後にこの一角の入り口のインターホンでナースさんに照会しないと、扉を開けてもらえないのです。
この一角がまた広く、僕の入る事になった個室は、いちばん奥の部屋でした。
よく来てくれるナースさんと打ち解けた
僕がかかった神経痛は、痛み始めると激痛なのですが、それは数十秒で治まって、痛くない時はなんでもないのです。
ガンみたいに、放っておくと死んでしまう病気でもないので、いたみがない時は優雅なものでした。
僕は、数日後の手術を待ちました。
僕の部屋には、ある若いナースさんが来ることが多かったです。
世話に手間がかかる病気でもないので、新人さんがあてられているのかな、と思いました。
あるとき、そのひとが、僕が暇つぶしに読んでいた本に興味を示し、それをきっかけに仲良くなりました。
年齢も近かったし、僕もその人が可愛いと思ったので、ついついお互いにくだけた口調になって、軽口もたたいたりして、いいムードでした。
彼女は、彼氏の話もしてくれました。
胸が大きい人なので、ついついそこに目が行ってしまい、それがばれて「どこ見てるんですか、ウフフ」なんて怒られました。
ナースさんに下半身が反応してしまい
手術が終わったあとの、ある日の定期検診の担当が、そのナースさんでした。
体温を測るとか、体を拭いてくれるとか、その程度なのですが、胸が大きいし、ナースさんの髪はいい香りだな、なんて思っていたら、いつのまにか勃起してしまいました。
そしてそれをナースさんに見つかってしまい、笑われました。
「ずっとしてないの?トイレでこっそりしちゃえば?」なんて言われて、恥ずかしかったです。
その夜、ナースさんが僕の個室に来たので、驚きました。
正直にいうと、エッチな事を期待してしまいました。
ナースさんは、「彼氏とうまくいってないんだけど、相談にのってくれる?」と言ってきました。
相談は彼氏の事とか仕事の大変さとかだったのですが、その間、ナースさんが僕の手を握ったり、会話する時にすごく顔を近づけてきたりするものだから、僕はまた勃起してしまいました。
入院からもう何日もたっていたものだから、欲求不満がたまりはじめていたのかも知れません。
そして、ナースさんにばれてしまいました。
「ねえ、大変そうだから、私が手伝ってあげようか?」
「え?駄目だよ、だって彼氏がいるじゃん」
「大丈夫、もう別れるから。それに、こんなになっちゃったらつらいでしょ?」
ナースさんにゆっくりと顔を近づけられ、どうしようか迷っていると、僕が逃げないので大丈夫と思ったのか、ナースさんにキスをされました。
そして彼女は、キスをしながら僕の下半身を撫でてきました。
ナースさんになぐさめられ
個室とはいっても部屋に鍵をかけることが出来ないので、誰か来たらどうしようと不安でした。
でも、彼女が舌を僕の舌にからませてきて、手の動きを速くされると、たまらなく気持ちよくなってしまい、快感に勝てなくなってしまいました。
僕も彼女のあそこに指を這わせました。
制服をはだけてきたナースさんの胸が大きくて、すごく興奮しました。
「あんまり声出しちゃダメだよ」といわれながら、興奮をおさえきれずに彼女の中に入れました。
ベッドがきしむので、ゆっくりとしか動けなかったのですが、むしろこれが気持ちよかったです。
彼女も声を殺しながら感じていました。
すごい快感でした。
そしてとうとう僕はいきそうになり、彼女にそれを告げると、彼女は口で受け止めてくれました。
彼女とは親密になり、連絡先も交換して、退院後も会うようになりました。
ほぼ同い年とはいえ、僕より年上の人だったので、彼女にリードされる事が多い関係でした。